【毎週月曜日更新】じぶんにとって大切なものと出会うためには、本質を知ろうとすること。


むつかしい話ですが、できるだけ物事を本質的にみて生きていたいと思う。
先入観とか見た目で決めつけてしまわずに、もっとその「もと」になったことや、それまでの「過程」を知ってみたい。

私たちの暮らしをつくっている、いろいろな物事。
それらすべてには、それまでの「過程」や「もと」になっているものがある。
その物事自体にもあるし、それを作ってるひと、売ってるひとにもある。
暮らしの中ではつい忘れてしまいがちなことですが、じぶんにとって大切なものや、ほんとうに必要なものはその物事の本質を知ろうとすることで見えてくるんじゃないかと思います。


これは「善い」と「悪い」の関係にも似ている気がします。

「悪いこと」というのは今は法律によって判断をすることになっていますが、悪いことをしたひとは悪い、と決めつけてしまうのはちょっとおかしいんじゃないでしょうか。

「悪いこと」をしたのは事実であっても、もしかしたらそれまでの「過程」や「もと」となる出来事があって、
やむをえず、悪いことをしてしまったのかもしれない。


ひとを知ろうとすることは「やさしさ」だとおもう。

これはどんな物事にも当てはめることができますし、本質を知ろうとすることで、ひとに対してだけでなく、私たちのまわりにある「もの」とか「こと」にも、やさしく振るまえるようになれるかもしれません。


「物事の本質」という、大層なことは私にはまだわからないのですが、
たとえば本質にたどりついたところで「正しさ」なんてものはないんだろうなということは、なんとなく感じています。
それか、「正しさなんてない」というのに気づくことこそが大切なのかもしれません。


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