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S○TRの前身とも言われるK○FRに参加した

K○FRとは

大きな声では言えませんが、タイトルにもあるように、S○TRの前身とも言われたイベントです。

S○TRは2023年で11年目ですがK○FRは33年目となります。
もちろんS○TRとは最初から最後まで完全に無関係のイベントです(ここ大事)

ルールとか

ルールはとても簡単。単純明快

  1. 都内某所を深夜0時に出発する

  2. 諏訪湖を経由する

  3. 富山県まで走る

  4. 当日中に都内に戻ってくる。

  5. 高速道路/有料道路使用禁止

  6. すべて自己責任

  7. あなたは1人でツーリングしてるだけですよ?良いですね?

いやー、わかりやすくていいですね。

下道オンリーなので、安房トンネルも使用不可です。
GoogleMapで調べると、だいたい富山までノンストップで片道11時間ぐらいでしょうか。

バイクに付けた温度計は諏訪湖の時点でマイナス5度を指す

なお、開催時期は真冬です。

察しの良い方はもうお気づきでしょうが、真冬の北アルプス越えなので、当然のように雪道を走ります
前後スパイクタイヤはマストアイテムですね。

走行後のスパイクタイヤ、長野~東京間は乾燥路面なので、だいぶピンも抜けてしまった。

参加方法

ヒ・ミ・ツ・・・

まあ、参加者が勝手に富山にツーリングしに行っているだけなので、主催なんて居ないし、募集サイトもありません。
開催前日の23時頃に開催地に行きその場で「私も富山まで往復します!と参加表明して参加」となります。
それ以上詳しく書きませんが、基本的に過去に参加したことのある人の口伝で伝わっているものです。

年越し宗谷岬とか参加してる人は、これの存在知ってる人も多いので、そういう方から聞くのもありかもしれませんね。

当然のように路面は大雪。50km/h制限なので50km/h以下で走るよ~。

難しいことはある?

まあなんといっても雪道走行でしょうね。
長野あたりに着いた頃には4時前後です。
その時間ともなると、シーズン真っ盛りなスキー場に向かう車がノロノロ渋滞作ってます。

早朝の道の駅白馬。がっつり凍結。この時点でノーマルタイヤは全員脱落でしょう。

諏訪湖から先は自由なルートで走れます。
安房峠は冬季閉鎖で通れないとして、
白馬ルートか、開田高原ルートですかね。
どっちのルートで走るかで結構運命が変わってきます。

白馬のほうが道路は広いけど雪道運転初心者スキー客で道路が混み合う、
開田高原のほうは道路狭いし除雪車入らないけど、道路貸切みたいな状態だから渋滞してなければ最速。

復路は開田高原ルートで。

私は年越し宗谷岬とかエンデューロレースとか出てるので、雪道でも地元の車を追い抜いたりできるぐらい余裕で走れますが、そういうの慣れてない人からするとかなりきついかもしれませんね。

わりとリタイヤする人も多いみたいです。
(せっかく富山まで着いたのに睡魔に負けて健康ランドで一泊してくる人とか笑)

チェックポイント

途中の諏訪湖や折り返し地点では、過去に参加した人が有志で軽食を振る舞ってくれました。これが毎年あるのかは不明です。

なにはともあれ、おなかぺこぺこなので、ありがたく頂きます!
これを食べるのも完走条件に含まれていました(笑)

お雑煮とかおしることか。うまー。

せっかくなので帰路の開田高原ではソフトクリームを頂きました。

開田高原アイスクリーム工房

帰還

で、やることやって、東京に帰ってきたら、なんと初参加の私が1番最初に帰ってきたそうで。

前の年に1着だった人からトロフィー受け継いで帰宅しました。

17時2分に都内に戻ってきました。
いやー途中で朝食休憩、昼食休憩、さらにアイスも食べたけど、
意外と早く戻ってこれましたね。

御嶽山展望台

今年は雪が多かったのでスパイクタイヤ+セローで正解でした。
過去には雪が全然なくて、大型二輪が午前中にゴールしたこともあったそうな・・・どうなってんだ・・・

主催とか居ないので、トロフィーも参加者が1年間保管。
翌年の完走者に受け継いでいくことになります。

自分にとってはこれぐらいハードなツーリングも楽しくて好きです。
来年は・・・たぶん参加しません。

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