2020.12.22の@onefive

GUMI、MOMO、KANO、SOYO全員が16歳となり初めて行われた「@onefiveオンラインライブ -Blue Winter 2020-」が2020年12月22日に無事終演を迎えた。

@onefiveは、メンバーが15歳になる2019年に結成されたガールズユニットで、歌やダンスに加え、ファッションとのコラボレーションも視野に入れた発展途上の現在進行形表現者達である。

今回のライブは、なんと世界18か国から視聴者が参加し、メンバーは、記念すべき第一弾曲の「Pinky Promise」(2019年10月発表)、最新曲である「雫」(本年10月発表)、本年6月発表の「まだ見ぬ世界」に加え、SOYOのピアノとアンサンブルで披露したBoAのカバー曲「メリクリ」、@onefiveのコンポーザーである辻村有記氏の「Snow White Castle」を、この日のために振り付けを施したダンスで表現し、画面越しの多くのファンに届けてくれた。

画像1

(新曲「雫」のテーマカラーである青を基調とした衣装)

画像2

(ピアノとアンサンブルで「メリクリ」を披露)


新型コロナウイルス感染症の流行により、思い描いていたとおりの活動をすることができなかったであろうが、その分、画面の向こうで応援するファンのために@onefiveを創り魅せていこうとするチームの思いが随所に見られた。特に、臨場感あふれるカメラワークは、オンラインライブの特性を最大限に発揮した一つの形と言えるだろう。
事前にファンからグッズの使用方法やメッセージを募集してライブで紹介する参加型の企画も、画面の向こうとこちらを一体化する役割を果たしていた。

画像5

GUMI

画像6

MOMO

画像3

KANO

画像4

SOYO


本ライブにおけるハイライトは数多あるが、その中で筆者が採り上げたいのは、ライブの最終曲となった「まだ見ぬ世界」である。
この曲は、7月の『「まだ見ぬ世界」リリース記念 トーク&ライブ』に続いて二度目の披露となったものであるが、そこからのステップアップ、彼女たちが放ったエネルギーがクライマックスとなった瞬間であった。CD版とは異なる歌詞の表現もみられ、ライブバージョンもカッコイイ!と思えるもので、それはライブならではの醍醐味であり、これからアーカイブを観る方々には、是非、ヘッドホン着用のうえ、歌声、息遣いを取り込み、彼女たちが放つ光を体感していただきたいと思う。
@onefiveの旅路はまだ始まったばかり。既存の曲をどう磨いていくか、新しい曲をどのような形で表していくか、月並みであるが、今後も見逃すことはできないと感じた夜であった。


ペンネーム:ぶらにん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?