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『50歳の分岐点~差がつく「思秋期」の過ごし方』

私は、「大人の片づけ_50歳からの幸福な片づけ」をテーマにお仕事をしています。

参考にするために
よく拝読(拝聴_オーディブル)するのが、
和田秀樹先生の著書。

和田先生は、高齢者の医療に長く携わっていらして、
これまでも

『60歳からはやりたい放題』
『80歳の壁』
『70歳が老化の分かれ道』

など、年代に応じたご著書がある。

人間は中性で生まれて、中性で死ぬ。

という。

「思春期」は、子どもという中性から、男・女という性に目覚め、
「思秋期」は、(女性の場合)女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増えてきて、中性に戻るというわけだ。

おじいさんのような、おばあさんがいるのはそのせいだと(笑)


「サバサバした大人の女性がステキ!」
なんてかつて私の友人は言ったが、
なんだ、男性ホルモンが増えてくるからなんだと
妙に納得する。

50歳前後でホルモンバランスが大変化し、
脳の老化が本格化するという。

新しいことを受け入れられなくなる
という脳の老化は、
頑固じいさんが、単に性格が悪いわけでなく、
誰にでも自然に起こる…老化、ろ・う・か。

そのため、新しいことを考え、変化を受け入れられる
50歳のいま、老後どう生きていきたいかをちゃんと考え、
「老化を遅らせることのため」に、
時間もお金も使いなさい、と。

老後2,000万円問題に過剰に反応し、
心配のあまり、節約ばかりでお金を貯め込んでいても、
80歳になって老化が進んでしまっては、
もはや、”よぼよぼ” で使いみちがないよ。

と。
ちょっと笑った。

「短くとも、太く生きよ。」
という和田先生の一貫した考え方に共感する。


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