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「403エラー(Forbidden)」がSEOに与える影響


もし企業の公式サイトが、不適切な形で「403エラー」を何度も出してしまったら、顧客や消費者たちにそのサイトを閲覧してもらえなくなります。

これは企業などのサイト運営者にとって大きな損失となり、しかも「403エラー」の頻出はSEO対策にも影響します。

「403エラー」が与える悪影響を紹介します。

 403エラーが頻出すると、ページがGoogleのインデックスに登録されない

 「403エラー」はSEO対策上、不利に働きます。すなわちGoogle検索の上位に表示されにくくなってしまいます。

Googleは「403エラー」について次のような見解を公表しています(*)。

 ■Googleの「403エラー」に関する見解

HTTP 403 は、ユーザー エージェントが認証情報を提供したものの、アクセス権が付与されなかったことを意味します。

しかし、Googlebot は認証情報を提供しないため、サーバーは間違ってこのエラーを返しています。このページはインデックスに登録されません。

Googlebot がこのページをインデックスに登録するようにするには、ログインしていないユーザーを承認するか、Googlebot のリクエストを認証なしで明示的に許可する必要があります(ただし、Googlebot からのアクセスであることを確認する必要があります)。

 

上記に「このページはインデックスに登録されません」と書いてありますがこれは、Google検索の対象とならない可能性があることを示唆しています。

 良質なコンテンツをつくっても上位検索されない事態も

 せっかく良質のコンテンツや情報量が多いページをつくっても、上位検索されなくなっては元も子もありません。

もしECサイトで「403エラー」が頻出してしまったら、売上高に影響するはずです。製品説明を充実させているサイトで「403エラー」が出っ放しになってしまったら、顧客はその製品について知ることができません。

サイトをビジネスで使っている企業などは、早急に「403エラー」対策を講じたほうがよいでしょう。

 *:https://support.google.com/webmasters/answer/7440203?hl=ja

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