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良いパワハラは経済復興に必要~仕事コストは部下が負うべき

パワハラは悪いもののことを指す言葉だから、本来は良いパワハラは存在しえない。
しかし、仕事のできない者にスキルを身につけるきっかけを与える厳しい指導もパワハラと呼ぶ以上、良いパワハラは事実上存在する。


仕事コストは、仕事を教える上司が負うべきなのか、それとも仕事を教わる部下が負うべきなのか。

当然部下だ。仕事を教わるというメリットを得るのだから、仕事コストくらい部下が負担すべきである。

ところがパワハラという概念が登場し、これを駆逐しなければならない状況が生まれた途端、仕事コストを上司が負うことになった。

優しく丁寧に教えることは仕事コストだ。
良いパワハラを受けることもコストだ。

部下に優しく丁寧に教える仕事コストは上司が負う。
良いパワハラを受ける仕事コストは部下が負う。
かつては、部下が良いパワハラを受けることで、部下が仕事コストを負担していた。
ところが今は、良いパワハラも禁じられているから、上司は部下に優しく丁寧に教えることが求められ、そのため上司が仕事コストを負担している。

上司は今、仕事を教える負担だけでなく、優しく丁寧に教える負担も負わなければならない。

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