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初代隼に乗れる日を待つ日々を埋める独り言

私のなかに隼ブームが起きる少し前から、並列4気筒に興味を持ち始めた。
4発には因縁があって。
2台目のバイクが、高2のときに買ったGPZ400Rだった。
ところがパワーと車重を持て余して、全然楽しめなかった。
それで、400㏄4発でその体たらくなので、大型4発なんてとてもとても
ってなっていた。
そのうちにカフェに魅了された。
無理して4発に憧れる必要はなく、軽い感じで乗ってもこんなに格好良いんだと気がついた。
ただリターンしてNSR250RとSR400に乗ってみて「よし十分操作できた」という実感が得られた。
そのとき、4発の前に倒れた惨めな気持ちを解消したくなった。
古い400㏄4発を買ってもいいかなと思い始めた。
これが今の隼ブームの底流になった。
底流に流れたのはこれだけではなかった。
スズキが現行隼のプロモーションビデオをつくってユーチューブで流した。
そのなかで開発者が、実は6発もターボも試したと明かした。
でもどうしても4発にかなわなかったと。
まあそれくらい2代目隼は完成していたわけなのだが。
この話を聴いたときに、バイクの究極の姿は4発なんだと思った。
ただこのときもまだ、隼ブームの基礎にはなったが、現在の隼ブームそのものではなかった。
現在の隼ブームが発生したのは、初代隼が3つの隼のなかで最も格好良いことが判明して、なおかつ、今なら初代隼を格安で買えることができ、なおかつ、初代隼は相当頑丈につくられているから滅多なことでは壊れない、と知ったからだ。
これは超ラッキーなんじゃないかと。
そしてそう思えたときに、私の底流にあった4発への長肯定的な気持ちが
マグマになった。
それで居ても立っても居られずレッドバロンに行って、そこに優秀な営業担当者がいて購入の踏ん切りがついた。
世界最高峰の4発に接するのが楽しみで仕方ない。

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長年にわたって中免ライダーをやっていたが、隼に乗りたくなって大型を取りに行くことにした。 教習所でのあれこれをお届けする。

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