Babymama drama in Yokosuka

　
横須賀のBabymama drama事情を書く前に、まずはbabymamaについて説明します。トップ画像はラッパーのFutureとの間にできた子供を産んだ女性。これで何人目でしょうかね。

Future Named in Another Paternity Case Over Alleged 8th Child

上記のリンク先のニュースによりますと、子供の認知を求められているケースがこれで８件目・・・・。性病感染や望まぬ妊娠というリスクよりも、ほんの１，２秒の快楽への欲求が勝ってしまうFuture。だけどこのような下半身事情がイメージダウンにならないのがラッパーのおいしいところでしょう。Futureくらい稼いでいると、check baby（裕福な男性から毎月養育費をもたらしてくれる子供）欲しさで近づいてくる女性達も掃いて捨てるほどいるはず。そして現在は８人の女性達に養育費を支払っているであろうFuture。このように養育費の支払いをはじめとする子育ての問題によるbabymamaとのしがらみが支障となり、本命の女性との交際がうまくいかないことなどをBabymama dramaと言います。Futureの場合はbabymamaに要求される桁が違いますし、まさに「自分が蒔いた種」なんですけどね（笑）。

single motherとの違い

アメリカ人女性達は、遊び相手の男性がFutureのようなリッチな男でなくとも結構産んでいます。もちろんそれは育った家庭環境にも関係しますし、属する社会の層によってかなり偏りがあります。そして父親となる男性達は「責任をとって結婚」という形をとらない場合、彼らにとって女性達はwifeではなくbabymamaという存在になります。single motherとのニュアンスの違いがわかりますよね？離婚や死別により自分一人で子供を育てている女性や、自ら選択して未婚のまま産む女性はsingle motherだけど、射精という自分の目的だけ達成して逃げた男性という過去を背負う女性＝babymamaという呼び方は、文脈によってはコミカルなのですが、蔑みのトーンが含まれていると筆者は感じます。

MALIA.、土屋アンナがごろごろいるアメリカ

MALIA.さんや土屋アンナさんが遊び相手との間に子供をたくさん作ったと言っているのではありません。彼女達のお子さん達は愛の結晶だったことでしょう。じゃあアメリカにごろごろいる女性の何がMALIA.、土屋アンナ級なのかというと、父親の数です。お二人とも三人の男性との間に合計で四人のお子さんを得ましたが、彼女達は経済的に余裕がある分、男性に依存しなくてよいためbabymama感がない。結果的に離婚に至っているとはいえ、男は射精だけじゃなくて結婚もしてくれました（相手が芸能人となれば男側にもうまみはありますからね）。
だけど一般女性が同じことをすると、かなりタフな人生になってしまいます。

遊び相手との間にできた子供を抱えている若いアメリカ人女性のSNSのプロフィールのところにSingle（特定の相手がいない）というステイタスが全体公開されていると、そんなことをしている場合ではないだろうに・・・と思ってしまいます。またしようもない男が近寄ってきて、足元を見られてしまって二人目の子供ができて、さらに生活は苦しくなっていくだけ。こういう「男に依存せずにはいられないところ」がsingle motherではなく、babymamaと呼ばれてしまう理由なのでしょう。

横須賀のbabymama

これはアメリカでのbabymama dramaとはだいぶ違います。というのも、横須賀のbabymamaの多くは日本人女性だから。横須賀に暮らすアメリカ人女性達は：
１．米軍将兵（とその扶養家族）
２．軍の機密情報を扱う仕事をする公務員（とその扶養家族）
３．ベースの福利厚生施設で働く公務員（とその扶養家族）
のため、彼女達を孕ませて結婚せず養育費も支払わずに逃げ続けることは、横須賀基地という狭い村社会の中では不可能なのです。
だけどベースの外で日本人女性が相手であればなんとか逃げきれます。
横須賀だと少なくともbabymamaサイドは愛していたのに、男側が「やべぇ」「好きだけど結婚までは無理」と逃げたという話が圧倒的に多い。ひどい話だと男性と連絡がとれなくなったなんていうのもあります。
あと父親の数がMALIA.、アンナ級のbabymamaは横須賀にもいますが、私が知る限り皆フィリピン人ですね。父親三人、子供四人。父親五人、子供も五人。父親三人、子供六人とか。彼女達、たくましいですよ。

babymamaがすべきこと

まずは経済的に自立することを目指すべきです。経済的に困窮していると、どうしても男を見る目が曇ってしまいますから。そしてこれが結果的にbabymamaに対する男性の警戒心を和らげることにもつながります。
そして避妊すること。babydaddyが二人以上となると、わけあり感が急激に増します。このわけあり感を消してくれるのが、お金。しっかり稼いで経済的・精神的に自立している女であれば、何人子供がいて全員父親が違っても、男性側にしてみれば「依存されなくて済む」という安心感をもっておつきあいできます。結婚はハードルが高いと思いますが、デートする相手には困らずに済みますよ。