マイナスの話を言いたい

言いたい、言いたい、マイナス話を言いたい。人の食欲を落とすような、ちょっと思い出して嫌な気持ちにさせるような、そういう話を言いたい。言います。




拾ったばかりの猫がゲロを吐いたと思ったら、お腹の中に寄生虫がいたようで、口から出てきた細長い虫がうねうねうねっていた。あれを見て以来大きめのしらすが食べられない

玄米茶を入れたあとの、急須に残ったものは生ゴミコーナーを思い出す

開かれてないエビは、芋虫を連想する。エビサラダは自分からは選ばない

茹でられた鶏皮は毛穴のぼつぼつが目立つしむにむに皮膚の食感がするから、羽根がむしられた生々しさがある

日焼け防止のアームカバーは、大学生のとき前の席に座っていた人が、リストカットでズタズタになった腕を隠すために使っていたので、アラサーになるまで自分では使えなかったやつ

回転寿司の皿は、何年経っても「ベタベタしてる」が改善されない。他人が食べたうどんの汁がべったりくっついてるイメージがする

チョコボールを食べると、食べすぎて吐いたことを思い出す。吐瀉物からのいちごの香り

ノロウイルスのときにガリガリ君リッチを食べて吐いたので、店で見るたびに吐き気がした

余っていたかき氷シロップのいちご味を牛乳に混ぜてみたら、市販されているいちご牛乳味になった。これかよ…

引きこもりで気持ちが弱っているときに、洗濯物に混ざっていた眉切りバサミが指に刺さり、ショックでぐったりしてしまい、今も使うたびドキドキする

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