新入生ぶりぶり物語2

新春

私は小学校を卒業し、新たに中学校へと環境が変わる状況にあった。

部活では運動をしよう やらなんやらと新入生特有のワクワクする気持ちを控えていたものだ。

私の中学は山北部にある少人数の小さい小学校からも生徒が入ってきていた。約5校ほどの生徒が集約されていた。

いざ迎えた入学式、私はワクワクウハウハした気持ちで式に臨んだ。

だが

ワクワクウハウハしすぎたのであろう

腹に大波が押し寄せた。

そう、うんこである

それは最初はまぁいけるっしょとなり、

10分後にはあ、ちょいやべぇとなり

校長の話がやってるころにはぁぉぉぁぁぁぁ と言う感じであった。

普通に考えて抜け出してトイレに行けばいいだけの話

しかし僕は周りに悪目立ちしたくないという情けない理由で必死に耐え忍んでいたのだ

全く昔から頑張りどころを間違えている性格である。。。

新任のハゲ校長の方便を聞き流しながら必死に便意と腹痛とア〇ルと戦っていた(篠原涼子的な)

今となっては正露丸とストッパーはかかせない。

校長の話が終わり式もそろそろお開きとなって教室に戻る頃合いに僕は担任のT先生に奴隷解放を訴えるリンカーンのように

「先生‼トイレ行ってきていいですか‼」

鬼のような形相で迫った

たじろぐ先生に許可をもらい音楽室の前のトイレに入った

M中トイレ初体験である

やっとこれで解放される

便意解放宣言

エイブラハム・リンカーン

ステイチュオブリバティ

しかし‼'

ここで僕の前に関門が立ち塞がる