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プレ開催日程:2021年7月2日 – 7月3日
場   所 :札幌大通公園(11丁目)
共   催 :札幌都心プレイスメイキング実行委員会、札幌市
協   力 :株式会社フロントヤード,commons fun, NoMaps実行委員会
       日本セイフティー株式会社,株式会社 ジェイ・アール商事
       東洋物産株式会社
後   援 :株式会社北海道新聞社
社会実験参加:札幌新陽高等学校,札幌日本大学高等学校,株式会社HARP
       WOTA株式会社,フロンティアコンサルティング株式会社

※プレ開催は収録した動画を配信する形で実施いたします。


SAPPORO 防災CAMP 構想(大通公園 防災サバイバル 夏編)

大通やうぇい!〜力を抜いてしなやかに生き抜く術をまなぶ〜
災害の「非日常」をキャンプしながら経験し「自分の/誰かの身を守る」知識とスキルを身につけよう 

 2018年9月6日、北海道胆振東部地震、突然の「非日常」が訪れました。「非日常」では社会全体が混乱に陥り、今過ごしている「日常」では考えられないことがたくさん起こります。避難所の準備が整うまでには、考えている以上に時間がかかってしまうかもしれません。その日のうちに安全な寝床が確保できないかもしれません。停電で灯りが消え、余震による家屋倒壊の危険を感じながら、身の回りにあるものをなんとか工夫して、寒い札幌の夜を過ごすことになるかもしれません。遠くから運ばれてくるものもすぐには届かなくなり、食べものや飲み水も自分たちの身の回りで見つけなければいけなくなるかもしれません。停電で解けてしまった冷凍庫の食材でバーベキューをし、暗闇の中で星空を眺めたのは、あのとき訪れた「非日常」の記憶のひとつです。

 災害時に「自分の身を守ることができる」ということは、他の誰かを救うことにつながります。誰かに守ってもらう必要がない分、自分を救ってくれるはずだった人に、他の誰かを救いに行ってもらうことができるからです。「誰かの身を守ることができる」ようになれればもっと多くの誰かをみんなで救うことができるようになります。
 突然訪れる「非日常」を前もって体験しておけば、どんな準備が必要なのかを考えることができるようになります。そして「自分の身を守ることができる」ようになるために必要な「防災」の知識とノウハウを、この自然豊かな札幌都心部の象徴である大通公園での「防災✖キャンプ」を通じて、一緒に学びましょう。

 災害はコロナウイルスの収束を待ってくれないかもしれません。コロナウイルスが猛威を奮う中で災害が起こったと考えてみましょう。これまで考えてきた災害対策では足りない部分がきっとあるでしょう。キャンプのようなテントでの避難は、家族ごとに生活空間を独立でき、感染対策にもなります。感染対策を徹底しながらでも「自分の/誰かの身を守ることができる」ようにならなくてはいけないのです。加えてこの北海道においては、寒い冬の災害にも備える必要があります。この冬、災害が起きないとは言い切れないはずです。感染症対策をしながら、冬の寒さをしのいで次の朝を迎え、朝ご飯で体温を上げることではじめて、「自分の/誰かの身を守ることができる」ことになるのです。今回の夏キャンプが成功したら、次は極限の真冬のキャンプにも挑戦してみましょう。

 本企画を継続的に開催することで、段階を踏んで様々な災害の状況を想定することが出来ます。子どもやお年寄り、身体が不自由な方がいる想定など、様々な状況における災害対策の実践、検証の場としていきたいと考えています。また、開催当日の映像等の記録を用いてSNSで情報発信することによって、より多くの人々に、札幌の豊かな自然の中でキャンプをすることが、災害への備えにつながっているということを認識してもらう機会を作りましょう。

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■昼キャンプ

〈講師〉

水口綾香(防災ライフプランナー)

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 ㈱ウェザーニューズに入社し企業や自治体の災害リスクコンサルティングを経験。育児中の東日本大震災で暮らし目線の防災の必要性を痛感する。災害が起こる前の備えを中心に「誰もが笑って寿命を全うすること」を理念に暮らしと心に寄り添った防災備蓄の備え方を伝えている。

所有資格
防災備蓄収納マスタープランナー
防災士
北海道地域防災マスター
整理収納アドバイザー1級
認知症ケア指導管理士(初級)
ペットセーバ―・ペットセーバ―ERT
DRI.International認定ABCP(BCP・BCMの認定資格)

まつもとなおこ

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ママとbabyの 「salon demikata(サロン・デ・ミカタ)」を運営
セルフエスティームtouch協会
HOCORU認定
ベビーマッサージセラピスト

はっぴーはぐ認定

ベビーマッサージ インストラクター

■夜キャンプ

〈講師〉

庄司開作(えこりん村村長)

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1977年岩手県盛岡市生まれ、1995年株式会社アレフ入社。 2009年より、えこりん村株式会社代表取締役、株式会社アレフ取締役。


荻田泰永(北極冒険家)

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カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。2000年より2019年までの20年間に16回の北極行を経験し、北極圏各地をおよそ10,000km以上移動。世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される日本唯一の「北極冒険家」2016年、カナダ最北の村グリスフィヨルド〜グリーンランド最北のシオラパルクをつなぐ1000kmの単独徒歩行(世界初踏破)2018年1月5日(現地時間)、南極点無補給単独徒歩到達に成功(日本人初)2018年2月 2017「植村直己冒険賞」受賞シオラパルクをつな1000kmの単独徒歩行(世界初踏破)2018年1月5日(現地時間)、南極点無補給単独徒歩到達に成功(日本人初)2018年2月 2017「植村直己冒険賞」受賞

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