#Classicを踊る シリーズ R.Schumann作曲「森の情景 op.82」⑦

さぁ。第7弾。
作品も最後の3曲を残すのみとなりました。

「予言の鳥」
題名からももはや不穏な響きですが、まずまず心に留めとかなければならないのは、この曲がこの作品集のうち、もっとも有名でメインであること。
正直、僕も知りませんでした。w
それを知るだけで、少し知ったかぶれるのがClassicの身近なところだと思います。←勉強せいっw

【私的曲解説】
とにかく不穏な音階の音階の音型のメロディーが不快にすら思えるんですが。
鳥の鳴き声って、ずっと一緒じゃないですか?この音型からイメージするものは「鳥の鳴き声」なんですよね。それを聞く本人の精神状態が不安定だとしたら、どんなに美しい鳥の鳴き声も不穏に聞こえるということなのではないかな?とぼくは思うんです。

そして。1:12~
何これ?ってなるほど唐突に現れる救いのメロディー。
しかも譜面上なんと6小節間のわずかな間。

ここが、聞いてる側としては、長く不穏な部分を聞かされ、焦らされている分。
すごく印象に残るし、悦に入れる瞬間です。
でも、そのあとテーマは戻ってきます。
僕の想像上は、ず~っと鳥が鳴いています。

そして、何も解決しません。w
でも、だからこそ8曲目のパワーが生きてくるんですよね。
溜まりに溜まった「負のパワー」それを持ったまま
是非次の曲を聴いてほしいですね。

と、次回の予告を踏まえながら、次回も楽しみにしていただけたら嬉しいです。
今回も読んでいただいてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?