#Classicを踊る シリーズ R.Schumann作曲「森の情景 op.82」③ 1 MORI 2021年3月26日 17:32 第三弾です。今日はシューマンの「森の情景」から③「寂しい花」をお送りいたします。ロマン派の作品は「想像力」と思っています。どんな情景を「想像」するか。。。それに尽きると思います。たまに音楽が、色に見えたり、模様に見えたり。。。または、絵が音楽に聞こえてきたり。。。いわゆる「共感覚」ってものは、その想像力のたまものだと思うんです。もちろん僕はその感覚を持ち合わせてませんが、、、w本日もシューマンの一節を聞きながら、いろいろ想像、妄想していきましょう。(なんだこの冒頭)~・~・~・~・~・~・~・~・~・~【第三曲】寂しい花 (Einsame Blumen)2/4拍子、変ロ長調。「単純に(Einfach)」と指示された曲。タイトルの「Blumen」は複数形であることから、対話風の書法を織り込んだ優雅な趣をもっている。(Wikipediaからの引用)~・~・~・~・~・~・~・~・~・~【私的曲解説】さみしい、とは?なんで長調で書かれているんだろう。。。そんな疑問から始まる。この曲。森という場所においての草花の集まり(ドイツ語訳ではBlume(単数)ではなく、Blumen(複数)で書かれている)は、こじんまりと「寂しげ」に見えるのかもしれません。そして冒頭から重なるように出てくる「♫♫♩♩」のリズム音型は、今後の作品でも登場するフレーズで、この「森の情景」の作品を構成する大切な要素の一つですもしよかったら探してみてください。0:34~に急に登場する「寂しさ」「暗さ」の後の冒頭部回帰…これがなんとも美しくて素敵なメロディです。僕は「寂しさ」よりも、「愛情」や「やさしさ」をこの曲から感じるんですよね。「寂しい生い立ちではあるけれども容姿端麗な美しい女性」への愛情。そんな恋人と森の中でひっそり戯れるみたいな情景を想像します。あ、これは僕の完全独りよがりな妄想なので気にしないでください。w踊りは、風に揺れる草花をイメージして、スタート地点から一歩も踏み出さず揺らいでみました。遠からず近からず「フラワーロック」に見えたら僕の勝ちです。さて、今回も読んでいただいてありがとうございました。また次回、楽しみにしていただけたら幸いです。 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート