#Classicを踊る シリーズ R.Schumann作曲「森の情景 op.82」⑨

長らくかかってしまいましたが、この企画も最終章。
様々な連作組曲がある中で、初めてのシューマンでなおかつ、あまり有名ではない、マニアックなところやっちゃう感じですよね。

この曲を楽しむにあたって。。。

まず、踊りを見ずに、曲を聴いてほしいのです。
美しいんです。本当に。
この曲を踊りたいなと思ったんです。
そうしたら、全部踊らなきゃダメか???ってなったんです。

順次進行と、跳躍進行のうまく折り合わせたメロディー。
伴奏は和音でとてもシンプルな構成。

おかげで、すごーくメロディーの美しさに没頭できる仕組みなんです。

そして、「別れ」という曲名に反し、終始美しい、長調のメロディー。
これは、何と別れるのか?がミソで、、、「森との別れ」なんです。
つまり、「日常に戻る」というニュアンスが強めに出ているわけです。

このトリックが、とても表現として面白いなと思ったんですよね。

次の日。また森に行くんでしょうか?

僕の踊りは、終始優しく、なめらかに、
伸びやかに。。。

幸せな時間でした。

シューマンは掘り下げたい曲多いですが、
演奏家の方もそういう方が多いと思うのですが、
「シューマンは難しい」

うん。本当に難しかった。
でもチャレンジ。ですから。
また。挑戦したいです。
今度は歌曲かなぁ?
子供の情景かなぁ?
ではまた見てくれたらうれしいです。

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