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推しが兵役に行くにあたって

「JINは兵役の義務を履行するために、陸軍の現役兵として入隊します。」

推しが入隊する。

日本人として、戦争や兵役というものは正直イメージしにくい。大学生までは歴オタだったのである程度知識はあるつもりだが、全て過去の話だからこそ受け入れられている気がする。

私の推しは韓国人だ。そして韓国には兵役制度が存在する。だから私の推しは入隊する。

私は以前台湾に住んでいた。台湾にも昔徴兵制度があり、私の周りのハーフの友だちが言うには、「台湾国籍がある限り、入隊しなければならない」とのことだった。

そして私は現在メルボルンに住んでいて、ベトナム人や韓国人の友だちがいるが、彼らは兵役制度を終えたと教えてくれた。聞いたところ、決して簡単ではない事だった。

そういうことがあるので、ジンくんが入隊するということにマイナスなイメージを抱いてしまったことは否定できない。「免除」という言葉が一度は浮かんだことも。

しかし、ジンくんが「行きたくない」や「免除」という言葉を口にしたことは無いのだ。ずぅーっと、「国の義務に従い遂行します」と答えていたのだ。

だから流石に以前のWEVERSEライブを見て泣いてしまった。常にメディアに自分の兵役について追われていたジンくん。国や政治にも関わることだったから軽々しく自分の意見を口に出来ないもどかしさ。
防弾少年団はSNS等を通じて自分たちについて何でも発信するアイドルの先駆けであり今でもトップランナーであると思うが、"全て"を発信できるわけじゃない。(ナムギも言っていたよね)

前のnoteでも書いたしいつまでも言うんだけどさ、ジンくんって何もかもが”暖かい”。

ARMYに悲しんで欲しくないから涙は絶対見せたくないジンくん。
でもいざARMYにとって何か悲しいことがあったらWEVERSEやTwitterで思わずクスっとしちゃう写真を載せてくれるジンくん。
現実主義で「結婚?あり得ない話はしないでください」と結構ドライ(?)に見せて、弟たちの誕生日には必ずお祝いし、自分のソロ曲はARMYへのラブソングばっかりなジンくん。

…もうとにかく簡単に「好き」だなんて言葉で表せない。キムソクジン沼にはまったらそこはもうブラックホール。


さて、言い方に気をつけなければなのは百も承知であるが、私、ジンくんは
初・「顔」で入らなかった推し
である。(え)
もちろんジンくんがWWHなのは理解している。しかし元々私はソース顔が好きだ。(歴代の推し:松本潤、平野紫耀、トム・クルーズ)
ジンくんはどちらかというと宝塚にいそうな美人なお兄様、な顔である。

だからお顔で言えばジョングクの顔がタイプであったのだが、
ジンくんの、↑でも書いた”暖かい”面を知ったり、awake(神曲)を聴いて、「あぁ、大好きやなぁ…、あ、これ推しに抱く感情だ。」となった。
あ、もちろん今はお顔も大好きである。なんならこれ以降好きな顔タイプ広がった。照

だから、私にとってジンくんは推し界隈の中でも特別な推しなのだ。

ジンくんに出会わなかったら、「自己愛」について考えずにずっと自己否定ばかりしていただろうし、全員に好かれないことに関して極度の不安を感じたままだったと思う。

入隊前、ジンくんからARMYに向けて新しいラブレターが届いた。「The Astronaut」というらしい。

暗い道を照らすあの天の川のように
君は僕に向かって輝いていた
闇の中に見つけたたった一つの光
君に向かう僕の道

Papago訳

この歌詞見た時さ、とっても嬉しかった。なんでかっていうと、

一ヶ月ほど前に、この歌詞と似たようなことをツイートしていたから。

突然ではあるが、私は防弾少年団の中に”太陽”と”月”がいると思っている。その内の”月”が、ジンくんなのだ。(太陽の話はまた今度…)

もちろんMoonという曲があるというのも関係しているが、Twitterで書いたように、自分がどういう存在なのか分からなくなった時や、今後どうして良いか途方に暮れてしまった時、ジンくんを思い出すのである。

私にとって「生きやすい方法」を提案してくれる、まるで暗闇の中でふんわりと自分の足元を照らしてくれる月の光のような存在なのである。

・・・とまあ、勢いで推しへのラブレターまでも書いているわけだけども。

ジンくんが反対に私たちARMYを「たった1つの光」、「唯一無二の存在」と思ってくれているなら、ジンくんが兵役に行っている間も、そして除隊した後もずっと、ジンくんの光、またはその一部を構成する粒子でも良いからそうあり続けたい。
そのために私は「私を好きな私」である努力をし続けようと思う。
ジンくんの教えてくれたラブマイセルフに倣って____

나에게 달빛.
지금까지 여섯 송이 꽃을 잡고 달려줘서 고마워.
앞으로 힘든일도 있겠지만、 하늘에 떠있는 달을 보며 언제까지나 당신을 응원합니다.

2022/12/13 oden.



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