冬生まれの暖かい貴方に

こんなにも書き出しに困った文章はあっただろうか。

今日12月4日(大安)は Jin こと、キム・ソクジンさんの誕生日。

キム・ソクジン(김석진)：WWH(world wide handsome)で、ゲームが大好きで(最近は眠ることの方が好きらしいけれど)、弟たち、アーミーに愛されるひと。たまに会社の言うこと聞かない。世の中の”可愛い”を集めてかたまりにしたらこうなりました、みたいなひと。私の大好きなひと。

酸葉：「忍耐」「親愛の情」
サザンカ：「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」

これは12月4日の誕生花と花言葉。きっと誕生花に科学的根拠はないのだろうけど、まさにジンさんのことを表しているなと思うのは私だけではないはず。

とても急だけれど、私が防弾少年団を好きになるまでの変遷をちょっぴり。

知ったきっかけは血汗涙。ただ、この時は防弾少年団として認識するより、曲のインパクトが凄すぎて、そちらの印象しかなかった。

ちょっと経って防弾少年団の曲を好きになったきっかけは fake love 。でもこれも単純に曲が好きで、これだけずっとリピートして聴いてた。

そしてついについに彼らの虜になる瞬間。それはI NEED Uだった。妹がシャッフルで音楽番組で踊る彼らを流していて偶然I NEED Uのパフォーマンスを観たとき、情熱的に、それでも儚さも持ち合わせて歌い、踊る彼らに目が離せなかった。そこからは秒で、YouTubeやVlive、Twitterの写真など破竹の勢いで調べた。今もだけど。初めてK-popを好きになったから、「カムバ」「センイル」「たくさん期待してください(ｷﾃﾞﾏﾆｼﾞｭｾﾖ)」「カプホ」「歌に公式のかけ声がある」などなど、初めてのことだらけだった。

少し脱線してしまったけど、ここからはジンさんのお話。

私がジンさんをお慕い(？)するようになった理由はいくつかあって、まずはみんな大好きDOPEの”あの”シーン。

可愛い。愛しかない。約6秒の間に、いろんな表情が見られるの、好き。

この時は可愛い！！って感じだったんだけれど、Awakeを聴いて完全にキムソクジン応援隊の一員になる。

믿는 게 아냐
信じているわけじゃないんだ　　　　　　　　　　
버텨보는 거야
耐えているんだ　　　
할 수 있는 게
できることは　　
다 이것뿐이라서
これくらいだから　　

Maybe I, I can never fly
おそらく、僕は絶対に飛べないだろう
저기 저 꽃잎들처럼
あの花びらのように
날갤 단 것처럼은 안 돼
翼を付けたように
Maybe I, I can't touch the sky
おそらく、僕は絶対に空に届かない

행복했던 시간들이 내게 물었어
幸せだった時間が僕に聞いた
너 넌 정말 괜찮은 거냐고
おい、本当に大丈夫か
난 대답했어 아니 나는 너무 무서워
僕は答えた、いいやとても怖い
그래도 여섯 송이 꽃을 손에 꼭 쥐고
でも六輪の花をしっかりと握りしめて
나 난 걷고 있을 뿐이라고
僕は歩いていくだけなんだ、と
(Papagoから翻訳。意訳含む)

｢こんなに抱えてるのこの人｣

この曲の印象。

なんとなく、もともと勝手にジンさんの自己肯定感は低めだという印象を抱いていた。

これは全てジンさんが書いた歌詞ではないけれど、オーケストラから奏でられる壮大なイントロから始まるこの曲に乗せられたこれらの歌詞は「あぁ、ジンさんの歌だ」と思った。

本人もいつかのコンサートで言っていた、「僕は昔、自分に自信がありませんでした。」という言葉。

それを聞いたときも、あぁ、なるほどって妙に納得した。

だけど、いざそれが詳細に言語化されるとやっぱりびっくりしちゃって。
（最近ではイントロ聴くだけでうるっと来る）

でもそこから乗り越えて、六輪の花のためにも、ツラい姿は見せずポジティブになろうと努めて、生きやすい方法にたどり着いたジンさん。

すぷでのゆんぎとの会話。
ゆんぎが次々と吐露する不安に、ジンさんは肯定とアドバイスを織りまぜて励ましていた。

｢頑張っているふりは良くするけど｣

ーーー｢それも大事。ともかく周りの人に刺激を与えるし、SUGAさんから刺激を受けて僕が頑張れば、SUGAさんもそれを見て頑張るだろう。｣

ーーー｢既に成し遂げたことがたくさんあるからあえてそれについて後悔しないでほしい。頑張って後悔しないように一生懸命生きてきたからこれほどの結果が出せたわけだから、過去のことを後悔しても仕方がない。これからもっと頑張ればいいんだよ。｣

「ポジティブになりたい」

ーーー「ポジティブも努力しちゃダメ。ポジティブになろうと努力するより、あまり考えすぎないことかな。無理矢理ポジティブになろうと頑張りすぎないでね」

その言葉がどれほどゆんぎを救ったのだろう。ジンさんみたいな長男って中々いなくて、「長男らしくない長男｣なんて言われるけど、必要なときにそばにいて、不安を一緒に昇華してくれるって、なんて素敵な長男(ひと)。

そしてジンさんは、自己肯定感皆無の私にLove Myselfを教えてくれた人。

I'm the one I should love in this world
빛나는 나를 소중한 내 영혼을
輝く僕を 大切な僕の魂を
이제야 깨달아
今になって気がつくんだ
So I love me
좀 부족해도 너무 아름다운 걸
ちょっと足りなくても とても美しいんだ
I'm the one I should love

本当に自分を認めることが出来なくて、そもそも「自分を愛する」という考えすら無くて。でもジンさんに会って、Awakeの歌詞にあるような不安を抱えながら、乗り越えながら弟たちを自分らしく支えて守る包容力を持った貴方を知って。私はジンさんを推していきたいと思うようになった。

ジンさんを例えるなら"暖かい人"。
授賞式でいつも大きな声で叫んでくれる”アーミー！”の言葉。
Wingsのコンサートでは毎回ハートを自分で作ってくれた。
そして何よりも、悲しいお知らせが来たときにうぃばすやTwitterに来て、クスッとさせてくれる。
これが私がジンさんを暖かいと思う理由。

2020年、突如世界が真っ黒になった。
誰もが未来に夢を見て動いていたのに、今に絶望を見て止まらざるを得なくなった。
しかし彼らはすぐに曲を出したり、新たな趣味を見せたりしてくれて、armyに”大丈夫だよ。”と励ましてくれた。
彼ら自身だってほんとうに、ほんとうに行き場のない怒り、悔しさと葛藤していたはずなのに。
コンサートがオンラインになってしまって。そこでメントの時もみんな悔しさを吐露しながらも、オンラインでもライブできることの喜びやを伝えてくれて本当に強いなと感じた。

でもジンさんは少しちがったと思う。

推し推しじゃない関係なしに(多少の推しフィルターはかかっているかもしれないけど)、いつものジンさんが言うメントの感じとは少しちがう感じがして。最後までこの状況に対する悔しさを言っていた。
ポジティブだと言われる人が、ずっと負の感情を表していた。これが忘れられなくて、もともとコロナまじ許さん、withコロナなんてありえん派だったけど、確実にコロナは一生の敵になった（笑）
でも同時に、最後まで正直にそれを語ってくれたことが嬉しくて。私の中で防弾少年団は「頑張れ！！」と応援するのとは少しちがって、負の感情にも寄り添ってくれる存在だから。

ちょっと猫背で
伏し目がちに皺を作って笑う。
緊張すると手持ち無沙汰な手をヒラヒラさせて、
上下運動を繰り返して。笑
おじさんを惚れさせがちで
弟たちにいじられても「ヤー」っていって笑ってる。

すごい努力家で、そしてそれを見せない人。
以前もダンスを覚えるためにホテルで寝ないで踊り続けたり、
ONのときも一人だけ前乗りして習得して。

「1つ我慢すれば2つ得ることが出来る。2つ我慢すれば4つも得ることが出来る。だから僕は、その時まで黙々と頑張り続けるだけ。」
「これからも本当に頑張るだろうけど、貴方のその頑張りは僕だけが知っているから。あなた自身の頑張りはあなただけ知ってれば良いよ。」

そしてそして、これはずっと言われているけれど、デビュー前から自分軸が一貫している人。
ブレない軸を持つのって本当にすごくて、目まぐるしく変わるこの芸能界という世界にいてもそのままでいられるって本当にすごいことだと思う。

過去は後悔しても、すがっていても仕方が無い
「僕は、現在にのみ生きる人で、過去は全部忘れました。」
「どんなに良かったことでも、それだけで何度も幸せになれませんよね？過去に自分が百万ウォン稼いだことより、今一万ウォンを得ることが、もっと幸せだったりすることもありますから。」←これ今回のmagazineでめっちゃ好きな言葉😭

キムソクジンとJinの分離

アーミーには悲しい姿を見せない
「アミという存在は、良いことがあれば一番先に知らせたくて、悲しいことは隠したくて良い姿だけ見せたくて共有したい方々です。これからもARMYの皆さんが幸せになるために一生懸命頑張ります。ARMYの皆さん、愛してる。」

最近、本当にジンくんの言葉が自分を生きやすい方向に導いてくれるなと感じている。

｢誰だって全員を愛することは出来ない。自分を愛してくれる人にだけ尊敬されれば充分だ。｣

そうやって上手く”割り切り方”を教えてくれるというか･･･
これは贅沢だけれど、もっと貴方の言葉を聞きたいな、

理性的で、現実主義だけど、弟たちとアーミーが大好きでいつも愛を伝えてくれる。

난 이름조차 없었어
僕には名前さえ無かった
내가 널 만나기 전까진
僕が君に会う前までは
넌 내게 사랑을 줬고
君は僕に愛をくれて
이제는 내 이유가 됐어
今では僕の理由になった

문득 생각해 너도 날 지금 보고 있을까
ふと考えるんだ 君も僕を今見てるのかな
내 아픈 상처까지 네게 다 들키진 않을까
僕の痛みや傷まで君にばれちゃうんじゃないか
네 주위를 맴돌게
君の周りを回るよ
네 곁에 있어 줄게
君のそばにいてあげるよ
네 빛이 되어 줄게
君の光になってあげるよ

All for you
全ては君のために

改めてMoonを和訳すると泣けてきた。ジンさんって歌声優しすぎて全部のソロ曲、パートどれもどれも感傷的になる。

本当は貴方の言う「痛みや傷」を分けてほしい、
だけれど貴方はそれをしないと決めたから。

ただどうか、1人では溜め込まないで。
それを音楽にしたり、貴方の信じられる人たちに頼ったりして欲しい。

優しいひと、大好きなひと。

最後に、いつも私が言っていることを。

どうかずっとずっと幸せでいてください。
부디 쭉 쭉 행복하세요.

2020.12.04  oden.