見出し画像

ご承知のように今は新型コロナウイルスの流行によって未曾有の危機である。

昨年の5月に会社を立ち上げて、この3月はこれまで一番多くの制作の現場を担当していたがほぼ全てのイベントが開催中止となった。

イベントを主催している側の無念、来場を楽しみにしていたお客様の思いなど計り知れない。事務所の角に積まれたフライヤーが悲しみを誘う。

.

.

この2週間でどれだけのミュージシャンたちに「イベントが中止になりました。」と伝えただろうか。

私自身もミュージシャンだ。出演する現場がなくなってしまった痛みや喪失感は本当に手に取るように伝わってくる。

もっとミュージシャンの立場を守れたら良いのだけど、現在の会社の体力ではそれも難しい。それはとても悔しいことだ。

この状況がつづけば音楽活動をやめざるを得ない人も出てくるかもしれない。普段から不安定な職業だもの。

そんなことが起きないようにコロナ収束後を見据えて今動けることを考える。


また晴れた日の公園で

マスクはせずに

音楽を聴いたり、ダンスを踊ったり

そんな暮らしが戻ってくることを切に願う。