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(20220723)小田原市のスマートシティ推進事業

あまり話題となっていないが、小田原市のスマートシティ推進事業が採択されたそうである。

似て非なるものではあるが、
昨年度から着手していたスーパーシティに向けた取り組みは、
今年の春にあえなく落選(とは言っても31都市中採択されたのはつくば市と大阪市のみ)していたため、
関係者はホッとしたことであろう。

小田原市HPより引用 
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/municipality/digital/shisaku/p34480.html

簡単に説明すると、
官民が持っている小田原に関する情報を集約して有効活用しましょう
ということになる。

副次的な効果としては、
市民の暮らしやすさに直結する部分と、観光等地域経済への寄与を期待されている。

最近の小田原市は、一地方都市としては積極的にチャレンジしていると思う。
デジタル担当大臣のお膝元という政治的な事情も影響しているのだろうか。
いずれにしても、プラスな動きとして捉えたい。

一方で、それなりの予算を投じてチャレンジする取り組みであるから、
きちんと出口戦略も見据えて、効果を刈り取ることも意識することが必要だ。

あとは「誰一人取り残さないデジタル化の実現」というキーワードがあるように、
市民に分かりやすい形で説明し、市民の利便性に寄与することが求められるであろう。

期待値も込めて、今後の成り行きを見守りたい。

以下は市の発信を引用


事業概要
観光・交通系サービスとしてMaaS(マース)アプリを導入し、混雑情報などとともに観光アプリと連携することにより観光客の回遊利便性などを高めます。
また、加速するデジタル社会に必要となるデータ連携基盤(都市OS)を構築し、本市にかかわるさまざまな人が多様な情報を効率的、効果的に活用できるデータプラットフォームを実装します。

総事業費:約1億6,945万円(補助率1/2)


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