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(20220725)かながわPayの第二弾キャンペーンが始まった

かながわPayの第二弾キャンペーンが始まった。

第一弾もそうであったが、非常に還元率が高い。
単純計算で還元率20%のお店で15万円分の飲食や買い物をすると、
上限3万円分のポイントが付与される。
「こんなに大盤振る舞いでいいのか」と感じるほどである。
例えばかながわPayが使える飲み屋で、複数人の会計をまとめて会計すると、
15万円分への到達も早いことであろう。
「幹事が得する」という幹事特権が感じられる施策の一つかもしれない。
(最も、複数人の飲み会が開催しづらいという事情はあるが)

ただ、このかながわPayは非常に使い勝手が良くない。
これは仕方ないことなのだが、かながわPayのアプリで支払うわけではなく、
PayPayやLINE Pay等で支払う形のため、
あくまでかながわPayはユーザのインターフェースに過ぎない。
まずはかながわPayにアクセスし、かながわPay内からPayPay等の各アプリにアクセスし、
各アプリ上で決済するという手順を踏む必要がある。

スマホでPayPayを利用する方なら指紋認証が主流かと思うが、
パスコード認証となっている方の場合、
決済までに時間を要することであろう。
これを居酒屋等の飲食店ならともかく、
ドラッグストアやスーパー等で後ろの視線を感じながら決済するのは、
なかなかの苦行である。強いメンタルが必要だ。

店舗側も、可能であればユーザへの配慮も必要だ。
かながわPayの専用レジが準備できるのであれば、
ユーザとしてはありがたいことであろう。
最も、かながわPayの趣旨から言うと、
普段から利用者の多い店舗がかながわPayを導入するメリットはそこまでないのかもしれないが、
一ユーザとしては「ポイントが貯まる場所ならどこでも貯めたい」と思うものである。

第二弾のキャンペーン中には、恐らくこのユーザビリティは改善されないであろうから、
改善を望むよりも強いメンタルを備える方が早そうだ。

ただこうした面が、ユーザの「デジタル嫌い」を増幅させそうで、
やはり改善いただきたいところである。
例えば、Paypayで支払い後に、事後的にかながわPayに支払い情報を連携させることで、
会計後にユーザがゆっくり作業できるようにするとか、
対案はありそうなものだが、実現できないのは技術的なハードルは高いのだと推測する。

少し苦言も書いてしまったが、
改めて還元率最大20%はメリットが大きい。
ぜひ使いこなして、お得に過ごしたいものである。

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