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「風と空と時と」~小田和正の世界~本📕を読んでの感想 少しずつ書いていこうと思う

※書き溜めていて公開していなかったものを公開にしました


発売を知ってから
♪ずっと~待っていた~♪本📕が
今朝届いた。

小田さんの76年の音楽人生と書かれていて一区切りとしてまとめられた本なのかと思うと、複雑な気持ちにもなる。
まだまだ音楽人生は続いくとして、この時期に発刊されるという区切りでの書ということで、心して読みたい本だ。

小田さんが熱唱する写真のブックカバーを外してみるとなんとそこには、私の大好きな曲。
水色の台紙に書かれた『生まれ来る子どもたちのために』の小田和正氏手書きの楽譜🎼があった。
発売された日も、あの辛かった日々も、今もいつも聞いているこの曲
宇宙と地球と夜空の星の光る海に小さな船で漕ぎゆくイメージ✨
いつも壮大なシーンとこれまでの人生が浮かぶ曲🎵
これをここに載せた意味を考えながら本を開く。

邪道だが第9章からが気になって読み始めた。
そこには2011年の東日本大震災の時のことが書かれている。

確かにあまりにもひどい日々に「歌なんて歌う気力もない、うたってる場合ではない」そんな風に感じたのは事実だった。
しかしそうは言っても生きていかなければならない、守るべきものを守りどうにかして生きぬいていかなければならない、そうい気持ちを奮いたたせるために聞いたのは小田さんの曲、歌だった。
小田さんがあの時のコンサート一曲目が、私もあの時よく聞いていた『明日』だったとは驚きだ。以前から聞いていた曲だったがあの時は胸に刺さるように歌詞も声も響いて来て毎晩聞いていたものだ。その歌詞をかみしめながらツイートしたこともあった。

小田さんの書かれる歌詞は、だいぶ前に書かれたにも関わらずその時のシーンとマッチする場合が多い。ご本人も「あんな感じで跳ね返ってくるとは思っていなかった」と仰られているが、とても不思議な気持ちになる。
そしてあの時私も聞いて癒された曲『hello hello』もツアー当初に選んで歌われていた。
聞く人々の心に沁み入り涙を流し、そして明日からの勇気とPowerをもらったことだろうか。

この書の中に「小田和正の曲はどの時代にとりわけ必要とされるか、それは2000年を超えてから一層人々から時代から必要とされたのではないか」とある。

小田和正氏の曲は歌は、私にとってはどの時代も心に響くものであるが、その時代時代で響き方が違っていた。
自分の年齢や環境や生活状況によっても、そこに流れている音楽メロディー歌詞は違った景色に見えたりする。意識へ訴えてかけるメッセージも歌詞の意味もその都度ささる部分が違ったりもする。そういう意味でも音楽、楽曲は面白い。
この著者がさす「2000年を超えてから」というのは、それ以前の時期に比べて混沌とした不安や閉塞感が漂う時代だからこそ、救いや癒しや生きるパワーを求めてという意識せずともそんな風に聞く者にささる感じさせる音楽だからという意味なのだろう。
この著者がいうそれ以前は、ドラマの主題歌の影響などもあり「恋愛ソング」のイメージが強かったこともあるのだろう。

昔からのファンであれば、小田さんの曲はいつでも
『感動とドラマがある』
ということは知っているはず。
『感動したいから、感動させたいから、分かち合いたいから』
という考えは根底にあるけれどそれも時代とともに小田氏の考え方とともに変わらないものと変わっていく部分はあるのだろうし、聴く者も時の流れる方向に向かって変化しているのだから同じことなのだろう。


長くなるので、何回にも渡って書いていくことになりそうな気配。
「ファンのバイブル」と言われる厚さの📕本

小田さんの幼少期のはなしも興味深い。

ということで、この本の感想も
『つづく』




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