見出し画像

巡査部長以上でなければ,告訴を受けられない・・パラレルワールド,告訴不受理係,その1

警察官にも,様々な種類があります。例えば,通常告訴をする場合,司法警察員と呼ばれる刑事に告訴状を提出する必要があります。司法警察員の根拠条文として,

昭和29年国家公安委員会規則第5号
刑事訴訟法第189条第1項および第199条第2項の規定に基づく司法警察員等の指定に関する規則
第一条 警察庁および管区警察局に勤務する警察官のうち、巡査部長以上の階級にある警察官は司法警察員とし、巡査の階級にある警察官は司法巡査とする。

したがって,巡査部長以上に「告訴状」を提出しなければ,なりません。このことを知らせずに,上からの指示なのか不明だが,散々話を聞いたあげくの果て,刑事「巡査部長じゃないので,実は告訴を受ける権限がない」などと言われることがあります・・そうであれば,初めから巡査部長以上が対応すればよいものを,このような品のない行為をさせる上司が存在するのである。上からの指示に従っただけの刑事にとって,ある意味パワハラだと思うのだが・・つづく♥

パワハラ 職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に,業務の適正な範囲を超えて,精神的・身体的苦痛を与えたり,または,職場環境を悪化させる行為をいいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?