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こども園と小学校 その3

小谷ちいです!

子供たちが小学校に入学する際には、

多くの変化

が待ち受けています。ここからは個人的な意見です!

こども園の時期は「自分中心」の環境に慣れ親しんできた子供たちです。

こども園では、朝の到着時間がバラバラで、片付けも子供たちのペースで進められます。集団活動はありますが、一人で黙々と取り組む子や、友達と協力して行う子など、様々なスタイルが許容されています。

遊びの時間もたくさん確保され、子供たちは一人で遊んだり、自分で遊びの内容を決めることができます。給食に関しても「食べられるだけ」の自主性が尊重されています。

ところが、

小学校になると生活環境は大きく変わります。

「集団中心」の環境が主となり、朝は集団での登校、片付けも時間内に終わらせる必要があり、提出場所も指定されるようになりますね。

クラス単位での活動が主体となり、ペアやグループでの作業が増えます。

活動時間も45分と決められ、遊びも集団でのものが中心です。

さらに、給食は完食を目指し、配膳などのグループ活動も行われるようになります。

このような変化により、

子供たちそれぞれが異なる反応

を示すことが考えられます。

片付けに時間がかかる子、ペアやグループ活動になじめない子、集団活動が苦手な子といったつまずきを経験する子もいます。

これらの課題が一過性で自然と解消する子もいれば、長期にわたって適応の難しさを感じる児童もいます。

特に、なじむのに時間がかかる児童の場合、彼らの心の不安や困難を理解し、個別のサポートが求められます。具体的な支援策としては、以下のような方法が考えられます。

  1. 個別カウンセリング: 児童の気持ちや不安をじっくりと聞き取る時間を設ける。

  2. 小規模グループ活動: 大きな集団よりも小さなグループでの活動を通じて、徐々に集団への適応を促す。

  3. ペア活動の導入: 一対一でのペア活動を増やし、他者との協力やコミュニケーションの基本を養う。

  4. 親や教育関係者との連携: 家庭や学校での児童の様子を共有し、一貫したサポートを行う。

どの子もそれぞれ異なるペースで成長します。

なじめない児童に対しては、その背景や原因を理解し、適切なサポートを行うことで、彼らの学校生活をより豊かにしていくことが大切ですね。

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