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アクセサリーブランド「アイマイナナメ」山田七生さん インタビュー 1/4

 まるで、ビーズで出来た果物のような、宝石のような、原石のような、生き物のような、星座のような、炭酸水のような、電子変換された歌声のような。
 アイマイナナメというブランドのアクセサリーの良さを表現しようとすると、なんでだろう、どうしても説明過多になってしまいます。それでいて、そのどれもがそぐわないような、もっと良い例えがどこかにあるような、もどかしい気持ちになります。

 フランスのヴィンテージビーズと、ヨーロッパのヴィンテージパーツを使って、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーを製作されている、アイマイナナメの山田七生さん。

 今回から4回に分けて、彼女の製作と人柄に迫るインタビューをお送りします。

 4回の中で、わたしもこのハッと息を飲むような、煌めくような、このアクセサリーたちを、的確な言葉で形容できるようになりたいです。

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山田七生(やまだ-ななみ)
https://www.aimainaname.com/
https://twitter.com/aimainaname

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「アイマイナナメ」というブランド名の由来

ー 早速ですが、「アイマイナナメ」というブランド名の由来について、お聞かせいただけますか。

これといった由来は特にないんですけど、なににしようって考えた時に、まず、「この世にない単語」にしたいなと思ったんですね。それで浮かんできた言葉が「曖昧」だったと思うんです。
「ナナメ」という言葉のほうは、他とは違うデザインにしたかったので、「斜めなデザイン」という意味と、あと、自分の名前にもかけたかったので「ナナメ」。

ーご本名は「七生(ななみ)」さんですもんね。

はい。そのふたつを合わせて、「アイマイナナメ」。

ー名前をつけるのにどれぐらいかかりましたか?

多分1日で決めたと思います。

ー本当ですか。すごい!

その時のメモが携帯電話に残ってたんです。色々な単語が残っていたんですけど、その中で一番語呂のいい組み合わせの「アイマイナナメ」に。

ーそれを1日で。

そうですね。うん。決めちゃいましたね(笑)。

ー「ナナメ」という言葉についてなんですけど、「斜め」って聞くとわたしは「斜に構えて」とかそうゆうイメージがあるのですが。

まさにそういう感じです。まっすぐじゃない、みたいな。

ーちょっとひねったデザインをしたかった?

そう。そう。そうですね。「斜め」で、「人とは絶対に違うもの」という気持ちは一番最初からありました。

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リニューアルのきっかけは「世界観が窮屈になってしまった」から

ー山田さんは約6年前から「アイマイナナメ」として活動されているということですが、2017年から、ブランドのロゴや、アクセサリーを入れる箱などをリニューアルされていましたよね。これも、淡いブルーグレーの箱に、銀箔でロゴが押してあって、本当に綺麗ですよね。このリニューアルのきっかけは何かあったんでしょうか。

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画像がリニューアルした箱(アクセサリーを購入するとこの箱に入って届くのです。可愛い)

本当に新たな気持ちで始めたかったので、私としては「違うブランドを始めます」くらいの心持ちでのリニューアルだったんですけど、そのリニューアルのきっかけは、「単純に飽きた」っていう(笑)。

ー「アイマイナナメ」に飽きてきた?

はい。飽きてきてしまった。4年、5年やってきた中で、世界観が出来てきているな、というのは自分で感じていたんですけど、その「世界観ができてしまった」ことが、ちょっと窮屈になってきちゃって。あとは、なんとなく今までの作品ってチープな作品が多くて、金額もお求めやすい価格で、数をたくさん作るということをやってきたんですが、もうひとつ上の段階に進んでみたいと思いまして。ちょっと違う方向にむかって、かつ、ある条件を定めたジャンルでやってみようかなと。

ージャンルというと?

新しい「アイマイナナメ」は一応「ビーズ刺繍」をメインにしています。本当はブランド名も変えようか迷ったんですけど、「アイマイナナメ」という名前は、結構気に入っているんです(笑)。なので、2代目の「アイマイナナメ」としてやっていこうかなと。

ーなるほど。「世界観ができてきた」ことを、窮屈だと感じるところが素敵です。それにしても、山田さんって飽き性なんですね! ぜんぜんそんなイメージじゃなかったです。

そう。すっごく飽き性なんです(笑)。

                          
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 「アイマイナナメ」のアクセサリー作品の美しさ、可愛さは一目見た瞬間から心奪われていましたが、お話を伺ううちに、だんだんと山田さんという人そのものの魅力もたくさん発見しました。
 このあと、4回に分けて「アイマイナナメ」や山田さんについての記事をアップしたいと思います。お楽しみに。

つづく。


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