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初のタッグ戦!大喜利におけるチームプレイの話

異体同心のこんばんは。おだンゴです。
本日はサイレンさん主催の「笑う警報(タッグ戦)」に参加させていただきました。
タイトル通りのタッグ戦、私はクマ牧場さんにお誘いいただき出場いたしました。
クマ牧場さんは「はじめの一歩」で初めてお見かけしてした時からずっと真っ直ぐな大喜利でしっかりウケを取っている方という印象があり、そのような方と出るからには自分が足を引っ張る訳にはいかない!と意気込んでいました。
前日は体調を崩しており大喜利が出来なかったので、当日朝からボケルバで生大喜利。そこそこはウケることもでき、終了次第急いで移動。とんでもなくドアの背が低いビルの3階にて、本番に臨みました。
結果はどうだったのか、早速振り返っていきましょう。

以下、注意事項となります。

・お題や回答について、一部ニュアンスが異なる場合がございます。また、お名前を間違えて記載している場合があるかもしれませんので、その際はご指摘ください。
・私が参加したお題については、他の方のツボ上げはなく、私個人の振り返りとなります。ご承知おきください。
・大会の詳しいルールについては下記ご参照ください。



①バトンタッチ大喜利

というわけで、さっそく最初のブロックに振り分けられてしまいました。私がカードを引いたばっかりに。申し訳ない。
前後半のどちらをやるのか、という話でしたが、正直私が前半2分で良い回答を作れる自信がなく、クマ牧場さんに前半をお願いしました。
早速振り返っていきましょう。

【予選Aブロック】

メンバー:四葉の黒婆さん、尊敬ラーメン屋さん、おだンゴ、クマ牧場さん、手すり野郎さん、小粒庵さん、名詞句移動さん、桶狭間さん

お題:誰もが好き勝手に喋れるようになった裁判
・法廷画の口が全員開いている
・全員聞き分けてメモを取るヤバい速記官がいる
→前半で「裁判」としてよくある要素があまり使われていなかったので使ってみたのですが、結果はそこそこといった感じでした。やはり連想ゲームのように拾ってきた要素を先に決め打ちするのはダメですね。
速記官は要素として使えるのかどうかのチャレンジもあったのですが、やはり共有できませんでした。他の方々は割とセリフで、全然関係ないことや裁判の要素を少し入れた形の回答でウケを取っていたような気がします。

お題:一時期は仕事も人気もあったのに最近は誰からも見向きもされない。。。それでも頑張っていたゆるキャラが引退を決意したきっかけ
・子供じゃなく大人の顔色を見るようになった
・広報で着ぐるみの捨て方が紹介された
・高卒認定の資格を得た
→クマ牧場さんが前半「頭が重くなってしまった」でウケを取っていたので、外部要因よりは内部要因の方がウケるのかな?と思って1答目を出したのですが、結果はそこそこでした。
じゃあ外部要因を取り入れようと思って2答目、ウケが取れなかったのでさっきの方がマシかと3答目を出し、と完全に迷走してました。
今思えば、「ゆるキャラ」というふわっとしたイメージの単語がお題にあるのだから、もっとバカバカしい理由に振り切った方が良かったかもしれません。3分で回答の方向性を見失うと酷い目に遭いますね。

こちらのブロックでは、四葉の黒婆さん、尊敬ラーメン屋さんのタッグが決勝戦進出となりました。


【予選Bブロック】

メンバー:エイトさん、初対面さん、セトピアさん、首上オープンさん、Y-Notさん、5周年さん、かとじゅうさん、とおるさん

お題:ここに1枚のコインがあります。このコインを手に隠します。そして指を鳴らすと、○○○
・コイキングに(かとじゅうさん)
・この続きはFanboxで(かとじゅうさん)
・プリマハム(5周年さん)
・隠したって自分の言ったことだと思います(とおるさん)
・これで良かったのか急に不安になる(エイトさん)
・アシスタントの体が分断している…これは想定外です(5周年さん)
→セリフお題の中でも自由度が高い方ではあるので、自分で流れを作り出せる人が強かった印象です。指を鳴らしたその後の景色のイメージを伝える派閥と、マジシャン側のしょうもない心象を告白する派閥に分かれていたような気がします。
マジックの要素を完全に無視していた5周年さんが急にお題に沿った回答をして、しかもちゃんと面白いのズルすぎる。あと「プリマハム」って回答をどっかで聞いたことある気がするんですけど、面白ワードの引き出しの一段目に「プリマハム」入ってるんですか?

お題:恋人を占ってみたら恋人が死んでしまうことが分かった占い師がとった行動
・ファイナルエッチ(かとじゅうさん)
・悪質タックル(Y-Notさん)
・世界で一番美しいキス(かとじゅうさん)
・一緒にお風呂に入った(初対面さん)
・2人で知らない小学校に入る(とおるさん)
・赤飯を炊いた(5周年さん)
・町を歩いてる人に2人でダイエットを勧める(とおるさん)
→こちらも自由度が高く、要素としては占い師よりは恋人を拾っていた方が跳ねていたような気がします。恋愛って結構ばかばかしい行動しても「青春かも」みたいな枠に収まる(収まらなくてもそれはそれで面白い)から強いですね。
このお題、序盤からかとじゅうさんがずっと面白かったです。ファイナルエッチって。絶対にその言い回しではないだろ、と手を叩いて笑ってしまいました。
他にもとおるさんが青春なのか何なのかわからない回答で自分の回答の方向性を確立されていて凄かったです。

こちらのブロックでは、かとじゅうさん、とおるさんのタッグが決勝戦進出となりました。


【予選Cブロック】

メンバー:くま骸さん、あくたさん、ひらはらさん、あかむつさん、フニャダキシンさん、ハルマレさん、かさのばさん、武山さん

お題:懲役1時間の罪人はこんな刑務作業をしている
・石鹸の作り方を教わって帰る(かさのばさん)
・ガチ罪人が作った靴に紙を詰める(フニャダキシンさん)
・1時間ですよ!とおしえる(ひらはらさん)
・ケチャップ詰め(あくたさん)
・慰み者(くま骸さん)
・お祭り言ってチャンカチャンカって言う(くま骸さん)
・網走カレーを堪能する(武山さん)
・ライチ剥き(あくたさん)
・看守とスピード感のあるえっちをする(かさのばさん)
→1時間で出来る範囲で、無駄だったりしょうもなさすぎる作業を考える方向性のお題でした。結構考えやすく、皆さん結構な手数を出していました。
あくたさんが短いワードをポンポン出して場の雰囲気を作っていて凄かったです。元々絵回答強い印象だったのですが、今回は制限時間が短いこともあり手数で攻めていたようで、そんなこともできるのかと戦慄しました。
あと、個人的にはフニャダキシンさんの回答が好きでした。本当にしょうもない作業すぎるし、「ガチ罪人」のワードセンスが大好きです。

お題:不思議ちゃんと2人で星座を見に行ったときに印象的だった発言
・うぃ〜これやべ〜よ〜(あかむつさん)
・星座になっちゃおっか(フニャダキシンさん)
・お母さんが朝困ってたの(あくたさん)
・私今脳に汗かいた感じする(フニャダキシンさん)
・宇宙ってずるいね(かさのばさん)
・あ〜上がってきた〜(フニャダキシンさん)
・私だったらアトピー座って名付けるな(武山さん)
・電車の言い方するね、星が参りまーす(ひらはらさん)
・ぱぷぅ、生理が遅れてるの(武山さん)
・あれがヤギならなんでもヤギだね(ハルマレさん)
・なんか歌いたくなっちゃった、一番好きな歌歌うね…ガッツだせ(かさのばさん)
・ズコーッ、これって遠くのもの見てるだけかい!!(あかむつさん)
→セリフお題の中では、けっこ難易度の高いお題ではないでしょうか。不思議ちゃんのイメージが難しく、どう攻めれば良いか悩んでしまいそうです。
序盤は星座の要素を拾っている方が多かったのですが、むしろ不思議ちゃんのみにフォーカスを当てた回答をされた方が跳ねた印象があります。
武山さんのぱぷぅ、日常生活で聞いたことのない音の羅列で声を出して笑ってしまいました。

こちらのブロックでは、武山さん、かさのばさんのタッグが決勝戦進出となりました。


【予選Dブロック】

メンバー:マニラザルさん、ラヂカセさん、がんばりま翔さん、さぐさん、ぜあすさん、予備校さん、田野さん、きりまるさん

お題:極悪非道で有名な魔王が持つ繊細な一面
・魔王の間に向かう通路の石像がちゃんと勇者の方を向いてる(きりまるさん)
・ニンテンドーダイレクト見てて「今回こそワルイージ来るだろ!来ないんかい!俺悲しいよ」(マニラ猿さん)
・俺ホモだから、松潤と純粋な友達になれないのかーい!(マニラ猿さん)
・ピーチ姫、本当に結婚おめでとう(ラヂカセさん)
・今回私が世界を征服するにあたって、君たちの友達は何か言ってなかったか?(田野さん)
・ツメを一瞬見る(予備校さん)
・ちょっと音楽がうるさいかも…(ラヂカセさん)
・(結婚式のご祝儀、部下から3万円も貰うの悪いなぁ、っておい!勇者からも来てるじゃないか!え、1、2、3……100万!?勇者100万円って、おい、割り切れるやないかーい!)っていう夢を見たんですけど、お医者さん、僕がガンって本当ですか?(マニラ猿さん)
・(入ってきた虫を片付けるかどうかで散々揉めて)なんで水が出ない!バカにしやがって(予備校さん)
・YukiのJOYを聴いて泣いた(田野さん)
→出題された当初は「RPG的な要素を拾った方が良いのかな」と思っていたら、全然そんなことありませんでした。繊細な人のあるあるで攻めたり、あるいはもう全然お題と関係ないことを話したり。多様な手段でウケをもぎ取っていく方々の恐ろしさを垣間見たお題です。
前半はもうマニラ猿さんの独壇場で、後半から予備校さんや田野さんが巻き返しつつ、最後の回答でやっぱりマニラ猿さんが制した印象です。松潤の回答とか、何をどうしたらこのお題見て引っ張ってこれるんでしょうか。

お題:ボールと間違えておにぎりを投げてしまったピッチャーによる謝罪会見
・具がからあげですみませんでした(さぐさん)
・大逆転人生のスタート!(ラヂカセさん)
・私の中の鬼が目覚めてしまいました(予備校さん)
・脱獄頑張ります(ラヂカセさん)
・あれがボールだったらよく落ちるスライダーでした(ぜあすさん)
・ということは妻の弁当にはボールが!?こうしちゃいられない(ぜあすさん)
・おにぎりは永久に不滅です(きりまるさん)
・僕とトレンドに乗ったヌートバー、マジですいません(マニラ猿さん)
・(ささやき女将)お米が真っ白で…(田野さん)
→このお題、野球やおにぎりの要素よりは、「謝罪会見」というのが一つキーポイントになっていたような気がします。謝罪会見に臨むうえでのスタンス(反省の弁を述べるのか、何かを謝罪するのか、あるいはまったく関係ないことを言うのか)を定めたうえで、面白いポイントを絞った方が強かったです。
そういった意味で、田野さんのささやき女将の回答がめちゃくちゃ面白かったです。会見ネタをイジるのは私も考えていたのですが、ささやき女将のセリフと絶妙にマッチしていて最高でした。

こちらのブロックでは、マニラ猿さん、ラヂカセさんのタッグが決勝戦進出となりました。


【決勝戦】

メンバー:四葉の黒婆さん、尊敬ラーメン屋さん、かとじゅうさん、とおるさん、かさのばさん、武山さん、マニラ猿さん、ラヂカセさん

お題:「俺たちの戦いはまだ始まったばかり!」らしいですが、なんとか上手く終わらせてください
・果樹園を経営しだす(尊敬ラーメン屋さん)
・殺人バッタの大群だー!(かさのばさん)
・Dr.ライリーに似てるDr.オワリーが土下座した(かとじゅうさん)
・終わリモコン(尊敬ラーメン屋さん)
・絶対面白いEDテーマ 羞恥心「弱虫サンタ」(武山さん)
・絶対聞いてほしいEDテーマ 大塚愛「さくらんぼ」(武山さん)
・I wanna be a pop star... の乗ったお寿司→「何してんだよ!」(四葉の黒婆さん→尊敬ラーメン屋さん)
→凄い難しいお題だったと思います。だってもう終わっているときの台詞だもの。フックが「漫画」くらいしかなく、正直拾ってもそこまでウケを取れるような訳ではないので、完全に各々のセンスが問われるようなお題でした。
かとじゅうさんの回答がめちゃくちゃ面白かったです。「おわり」という単語だけを拾ってきてここまで調理できるとは思ってませんでした。
後、四葉の黒婆さんが「尊敬ラーメン屋さん、見ていてください!」といって最後の回答をした後、尊敬ラーメン屋さんが綺麗にツッコミ入れてたのもめちゃくちゃ笑ってしまいました。タッグ戦ならでは、と上手くまとめれば良いのでしょうか。(ちなみに、この後もう一答していたのですが、そのときには完全に見放されていました)

お題:手遅れになってから登場するヒーロー「ツンダーマン」の、特に詰んでいた回
・マミさん、首は!?(かさのばさん)
・推しの子の2話から出てきた(かとじゅうさん)
・受験生いるじゃん、ついて行こうかな〜(尊敬ラーメン屋さん)
・学校でうんこを漏らした子が全部バレてからやって来ておしっこを漏らした(かとじゅうさん)
・営業周りが詰んでて2周目からSDGsの番組になった(武山さん)
・早く息をしろー!海の中じゃ無理かー!(四葉の黒婆さん)
・(クレヨンしんちゃんの、みさえがひろしの給料袋無くしてしまう回で)ここでツンダーマン参上!マサオ、お前の頭おにぎりみたいだな!(マニラ猿さん)
・「下手こいたー!」ツンダーマン参上!皆、小島よしおが面白いのはここからだぜ!(かさのばさん)
・関根勤さんが悪魔になってた(とおるさん)
→1問目と似ていますが、シチュエーションを自分で作り出すお題ですね。詰んでる場面って意外と考えやすいものの、そのシチュエーションそのものが既に面白いので、ツンダーマンが入ることによってそれがどうより面白い状況になるのかを表すのが難しそうでした。
かさのばさんの初答、ラスト一答がめちゃくちゃ凄かったです。序盤終盤共に隙が無いの、まさに地肩が強いことの何よりの証明ですね。いつかこんな風にお題を掌握できるようになりたいです。

決勝戦の結果、こちらのルールでの優勝は武山さんかさのばさんのタッグ!!全てのお題にお互いが対応しきっていて、とても強いお二方でした。



②交ルール

続いては交(こもごも)ルールのもとでの対決。私たちはBブロックで戦うことになりました。後でお題は紹介しますが、Bブロックでは事前情報として「桃太郎」「穴埋め」「田舎」というワードが出されました。お互いの希望を出し、
「桃太郎」:クマ牧場さん
「穴埋め」:クマ牧場さん、おだンゴ
「田舎」:おだンゴ
で行くことにしました。確か2問目2人が私たち含め2タッグ、3問目2人が2タッグだったと記憶しています。
※以下ツボ上げ+振り返りですが、Bブロック1問目はクマ牧場さんの回答のみとなります。ご了承ください。


【予選Aブロック】

メンバー:四葉の黒婆さん、尊敬ラーメン屋さん、エイトさん、初対面さん、あくたさん、くま骸さん、マニラ猿さん、ラヂカセさん

お題:のび太にはジャイ子と結婚する以外にもこんな悲惨な未来があった
・スネ夫の家を窓を拭く仕事についた(エイトさん)
・出来杉に邪魔と言われる(ラヂカセさん)
・苗字がジャイになった(エイトさん)
・ジャイ・ジャイアン子と結婚した(くま骸さん)
・ドラえもんがダサいと思われた(ラヂカセさん)
・引き出しの中で紙が詰まってしまった(四葉の黒婆さん)
→ドラえもんお題は特定の誰かを出すだけで一定の質が生まれる、というお題の典型といった形でした。とはいえ、自由度が高く答えられもするので、のび太をピックアップするのか、他のキャラをピックアップするのかで差がつく気がします。
ラヂカセさんの出木杉の回答が特に面白かったです。あの漫画屈指の人格者にそこまで否定されるの辛すぎる。

お題:記念日を祝ってほしい彼女「今日なんの日か分かってる?」全部間違えた彼氏「○○○」
・分かってるYO(あくたさん)
・休日も進化し続けている(尊敬ラーメン屋さん)
・マルコが初登場した日(くま骸さん)
・そんなこと言って、俺のこと食う気だろ(尊敬ラーメン屋さん)
・マァ〜♪(マニラ猿さん)
→自由度が高いセリフお題ですね。「全部」というのが難しく、今日何の日かを回答するより、完全にセリフの表層を拾っただけの回答や、そもそも全く話を聞いてないだろ、と思わせるような回答を作る必要があったように思います。
このお題では尊敬ラーメン屋さんが強かったです。お見かけする度にお題との距離をどうやって取っているのかが分からず、いつか教えていただきたいものです。

お題:こんな夏祭りは嫌だ
・元カノが毛虫と歩いてた(マニラ猿さん)
・連発してる花火の途中で悪口を言って、少しだけ聞かれてしまった(尊敬ラーメン屋さん)
・焼きそば屋が、なーい!(あくたさん)
・型抜き屋でち○この型抜きしたら店主に「ヤバいね」と言われた(マニラ猿さん)
・デヴィ夫人がからあげを60円に値切ってた(マニラ猿さん)
・ゲッターズ飯田みたいなお面が売ってる(エイトさん)
→典型的な「嫌だ」お題ですね。夏祭りのどこをピックアップするのかは性格が出ますが、花火、屋台が鉄板でしょうか。後はその要素を他よりも早く使いつつ、面白い回答を仕上げる腕の見せ所ですね。
こうした自由度の高いお題だと、本当にマニラ猿さんがイキイキと回答されますね。とはいえ、お祭りの要素もきちんと取り入れていたので、自由度高い回答が強い人はお題にも添えて強いなあ、と改めて気づかされました。

こちらのブロックでは、マニラ猿さん、ラヂカセさんのタッグが決勝戦進出となりました。


【予選Bブロック】

メンバー:クマ牧場さん、おだンゴ、セトピアさん、首上オープンさん、ひらはらさん、あかむつさん、がんばりま翔さん、さぐさん

お題:スポンサーに配慮しすぎたドラマ版「桃太郎」でのワンシーン
・鬼のパンツがカルバンクライン
・おじいさんとおばあさんに生命保険に入れられた
・犬がたべっ子どうぶつのビジュアル
→苦手なドラマお題だったので「出なくてよかったな~」と思いました。いまだに取り組み方が分からないんですよね。今回の場合桃太郎のストーリーラインが決まっているのでどのシーンでどの商品を入れ込むか、という話なのですが、「昔話」に現代の商品を出すと途端にノイズになってしまうような気がします。だから無理なく自然に入れるべきなのか、はたまたそのノイズを面白いポイントと捉えるべきなのか。恐らく、物語として破綻するくらいの方が面白いのかな?と横で聞いていて思いました。後はドラマなのでイメージしやすい動きをピックアップするとか、でしょうか?まだまだ考える余地が多いので、お題製作者に意図を聞いてみたいですね。

お題:探偵「素行調査の結果、あなたの奥さんは浮気をしていませんが、○○○をしています」
・浮気よりも倫理観が終わってること
・PTAの会合で余計な提案
→最初の一答は正直流れをつかみきれず、とりあえずお題の表層から拾っただけの回答をしていましたが、案の定ウケは取れず。
どうしようか、と思っていたところ、横でクマ牧場さんが「Youtubeで少しエッチな動画を投稿している」といった旨の回答を出されて爆笑を取っていて、犯罪というよりも、身内がしていたら嫌なことの方が良いんだ、と頭を切り替えることが出来ました。
そうやって考えると、「妻が一人で外でやっていること」ということから「買い物」や「子供の学校周り」という発想に飛び、「PTAの会合」というワードを引っ張り出してきました。結果この回答で拍手笑いをいただけて嬉しかったです。
こうして回答の方向性を一気に決めてもらえたのはタッグ戦ならではですね。ありがとうございました。

お題:魔法学校に転校した田舎者
・とんがり帽子を被ったまま地下鉄で帰った
・ホームシックにかかったことで瞬間移動を会得した
→このお題、完全に方向性を間違えてしまい、めちゃくちゃ後悔しています。お題のヒントでは「田舎」という単語が出てきたこと、魔法よりも共通認識が取れそうなのは田舎だろうということで、上京した田舎者のあるある(良い服をきて都会に行く、電車に興奮する…など)を考えて、それに魔法使いの要素を入れ込むように考えていたのですが、今思えばビジュアルとして面白いのは「魔法」のファンタジー的な要素なので、そっちを先に考えるべきでした。というか、周りは皆そうしていたのに、3分という制限時間で回答の舵を切り返せなかったのがダメでしたね。
今までは共通認識を取りやすそうな方を優先して考えていたのですが、2要素お題の取り組み方を今一度見直す必要があるかもしれません。

こちらのブロックでは、ひらはらさん、あかむつさんのタッグが決勝戦進出となりました。私たちのタッグは2位だったとのことで、2問目の戦略は合っていたように思います。3問目さえ取れていれば……!!


【予選Cブロック】

メンバー:手すり野郎さん、小粒庵さん、5周年さん、Y-Notさん、フニャダキシンさん、ハルマレさん、ぜあすさん、予備校さん

お題:主人公がすぐに離婚してしまうアニメ「五〜六分の花嫁」で印象的だったシーン
・前話で別れた嫁に死ぬほどファンアートを描く強火オタクがいる(フニャダキシンさん)
・悪気はないけどたまに殺してしまうことがある(予備校さん)
・語尾「〜リコン」(Y-Notさん)
・Excelに常に5〜6人上がってる(手すり野郎さん)
・娘さんを僕に貸してください(フニャダキシンさん)
・同じ顔でプロポーズしてる(予備校さん)
→離婚ってシチュエーション、現実ではあまり見ない(見ない方が良いんですが)ので、あくまでラブコメ的な展開を考えつつ、嫌われる理由であったりすぐ離婚するが故の台詞に置き換えたりするのが定番の考え方になるでしょうか。
フニャダキシンさんの「貸してください」は鮮やかでしたね。私もこういうお題の時は恋愛系のセリフを上手く変えられないか考えますが、それの理想形のような気がします。
後はY-Notさんの回答でめちゃくちゃ笑ってしまいました。Y-Notさんってそんなこともできるんですね……。凝った回答の中でこうした良い意味で気の抜けた回答できるの、強味だと思います。

お題:イタリアには「貧乏人のパスタ」や「暗殺者のパスタ」以外にもこんな「○○人の△△」という料理がある
・仲介人の天ざる(手すり野郎さん)
・3人の油(ぜあすさん)
・ナメック星人の奥義(Y-Notさん)
・竹中直人のCM(Y-Notさん)
・大人のふりかけ(ぜあすさん)
・夫人の秘密(ハルマレさん)
・魚人のごった煮(5周年さん)
→2つの穴埋めお題ですね。「人」をガッツリ無視している方が何名かいましたが、どちらかというと人を活かしつつ△△に理解不能な単語を落とし込めた方が跳ねた印象です。
このお題では特にぜあすさんが強かったです。このお題見て「おとなのふりかけ」持ってこれるとは。脳の使ってないところをガツンと殴られたような感覚でした。

お題:もちもちポリスの日常
・動くな!つくぞ!(ハルマレさん)
・開けろ!モチロイト市警だ!(ぜあすさん)
・世界一正しいおっぱいと呼ばれている(予備校さん)
・田舎のお袋さんがカチカチになっているぞ(フニャダキシンさん)
・犯人に告ぐ、お前は完全に潤っている(ハルマレそん)
・もちろんもちろん!と言いすぎて暗殺された(予備校さん)
→どういうこと?と思わず言ってしまうようなお題ですね。ちなみにこのお題のヒント「警察」だったんですけど、そのヒントでこのお題出てきたら泣いちゃいますね。結局は警察官の要素にもちもち(「餅」とか「パン」とか「潤い」とか)を入れ込むしかないんですが、どうやってイメージをつかませるかで皆さん試行錯誤していたような印象です。
予備校さんの回答で思わず笑ってしまいました。世界一正しいおっぱい、冷静に考えて何なんだ。
後はハルマレさんのセリフ回答が好きでした。

こちらのブロックでは、ぜあすさん、予備校さんのタッグが決勝戦進出となりました。


【予選Dブロック】

メンバー:名詞句移動さん、桶狭間さん、かとじゅうさん、とおるさん、かさのばさん、武山さん、田野さん、きりまるさん

お題:事件解決のヒントとかではなくただデリカシーがないたけのコナン君「あれれ〜、おっかしいなぁ〜、○○○」
・誰かくさいな〜(田野さん)
・怪我してないのにお尻から血が出てる(きりまるさん)
・阿笠博士から死体の匂いがする(かとじゅうさん)
・元太くんのお父さん、授業参観に来たことないよねぇ(田野さん)
・今日の灰原、シコリティが低いなぁ(かとじゅうさん)
・歩美ちゃんのスマホにルナルナが入ってるぞ(名詞句移動さん)
・2人で遊園地に来るってことは、ジンとウォッカは付き合ってるのかな(かさのばさん)
・光彦がいないぞ〜、あ、いたわ(きりまるさん)
→割とストレートなコナンお題ですね。個人的な感覚ですが、コナンお題って他のアニメお題と違って結構イジる人間が固定化されている気がします。コナン、蘭(「らーん!」と叫ぶくらいしかないので実質コナン)、小五郎、少年探偵団、阿笠博士、服部くらいでしょうか。キャラ単体の掘り下げというよりは、彼らの有名なセリフをそのまま使ったり、あるいはもう名前だけ使ったりする程度だと思います。それだけコナン君単体が面白いということなんでしょうね。
このお題、田野さんときりまるさんのタッグがとにかく強かったです。2人とも1問目に手を挙げたのが見事にはまっていましたね。他の方も強い回答を出されていたのですが、お二方がそれぞれウケを取って票を集めていた印象です。後、このお題から名詞句移動さんが壊れてしまい、次のお題までしばらくどぎつい下ネタを言うマシーンになってました。噂には聞いていたんですが、あんな姿になってしまうなんて……。大喜利って奥が深いですね。

お題:赤いものは全てトマトとして扱われる世界で起こること
・流れる血を見て、「なんじゃこの瑞々しさは!」(きりまるさん)
・トマちゃん(赤ちゃん)(とおるさん)
・シャア専用トマトのフィギュアを買った(きりまるさん)
・寝てる時トマトを防ぐ横漏れサイドギャザー(武山さん)
→今回の会の中でもトップクラスに特に皆さん悩まれていたお題でしたが、個人的には結構やりたいお題でした。世界お題大好きなんですよね。世界お題って結局はそのお題に沿った回答でないとウケを取れないので、自分のような発想を広げられない人間にとってはかなり戦えるお題な気がします。
今回の場合だと身近な赤いものを考える→トマトの要素(野菜、瑞々しい、丸い)などを入れ込むといったのが考えやすいでしょうか。
1問目から続いて下ネタで暴れている人もおり、武山さんの回答には流石に笑ってしまいましたね。きっとCMだと青いトマトが出てくるんだろうな。

お題:「やったけど持ってくるの忘れました」「宿題ないと思ってました」とかは分かるけど、それは何?って思った小学生の宿題忘れの言い訳
・俺はこのスタンスでいきます(かさのばさん)
・今度からリマインドしてください(田野さん)
・完全に公文に重きを置いてました(武山さん)
・僕、人を見てやってるんだろうなって思います(かさのばさん)
・百烈張り手で乗り切った(かとじゅうさん)
・でも検便はたくさん持ってきました(武山さん)
・バリア!(田野さん)
・宿題の話やめてください!気が散る(名詞句移動さん)
→私がやっている環境もあるとは思うのですが、どことなくスプシ大喜利のお題っぽいですね。小学生っていうので、ませた方向で攻めるのか単純なあほ山くん的な方向で攻めるのか、今回は前者の方が比較的多かったでしょうか。
そんな中で出された田野さんの「バリア!」はあまりにも小学生すぎてめちゃくちゃ面白かったです。大人っぽい回答は振り切ってしまうと逆にウケを取りづらいですが、子供っぽい回答は本当に振り切った方が笑ってしまいますね。勉強になりました。

こちらのブロックでは、田野さん、きりまるさんのタッグが決勝戦進出となりました。


【決勝戦】

メンバー:マニラ猿さん、ラヂカセさん、あかむつさん、ひらはらさん、ぜあすさん、予備校さん、田野さん、きりまるさん

お題:もし君に1つだけ強がりを言えるのなら○○○なんて言わないよ絶対
・トイレの音がデカい(ひらはらさん)
・韓国語を学べ(きりまるさん)
・ロントイトイタンヤオ(ひらはらさん)
・俺は槇原だぞ(きりまるさん)
・レインボージャンボたかお(マニラ猿さん)
・飴舐めながら寝ろだ(きりまるさん)
→突然サイレンさんが曲を流し始め、替え歌お題になるかと思ったら穴埋めでした。と思ったらやっぱり替え歌お題でした。
替え歌お題ってどうやって攻めるのが良いんですかね。前に1回だけやらせていただいたときは、曲の選択から考える必要があったので、曲の選択が進んでいる今回は韻を踏む勝負になるのでしょうか。ただ、ウケた回答は別にそこまで韻を踏んでいるわけではないので、やはりセンスがモノを言うのでしょうか。難しい。
個人的にはひらはらさんのロントイトイタンヤオが語感も相まって好きな回答でした。

お題:怒りのあまり手のひらに指を貫通し死んだ中国皇帝がかつていたそうですが、他にも怒りのあまり特別な行動をして死んだ人のエピソードを教えてください
・平野レミは自分の頭をレミパンして死んだ(田野さん)
・松本人志は浜田に食べられた(ラヂカセさん)
・ニュートンは自分で万有引力を証明した(田野さん)
・陰キャが怒り方分からなくて刃物を持ち出した(あかむつさん)
・芸人のまいけるはリストカットで死んだ(田野さん)
→前フリいる???お題のヒント「中国皇帝」でまさかのこのお題が出るとは思いませんでした。「怒り」で良いじゃん。考えやすいのはキレるイメージのある、あるいは全くない芸能人を考えて、そのエピソードと絡めて回答を作る形でしょうか。
なんとこのお題、田野さんが満票を獲得されていました。それくらい強かったです。芸能人に限らず、幅広い方向から攻めていて凄かったです。

お題:おばさんに愛されて育ったインコはこんな言葉を言えるようになった
・ん、もぅ〜(あかむつさん)
・キチガイキチガイ(予備校さん)
・魂喰い者(ソウルイーター)(田野さん)
・インドに行って一発逆転(ラヂカセさん)
・トリコ山を食え(ぜあすさん)
・我慢の毎日(ひらはらさん)
・最近のりゅうちぇる(きりまるさん)
・いつまでこんな日々続くんや(ひらはらさん)
・コロナは風邪よ〜(ラヂカセさん)
・テレビな〜んもおもんない(ひらはらさん)
→おばさんお題から一つずらされた形のお題ですね。全員裏声で喋っていてそれだけで面白かったです。おばさんらしいセリフもあれば、全く関係ない面白ワード選手権のような時間もあり、聞いていて楽しすぎるお題でした。
特に田野さんのソウルイーターが序盤で出てきたのにめちゃくちゃ笑ってしまいました。さっきも似たようなことを書きましたが、どこの引き出しに入って、なぜそれを取り出せるのか教えていただきたいです。

決勝戦の結果、こちらのルールでの優勝は田野さんきりまるさんのタッグ!!お二人とも爆発的に跳ねてお題を掌握する時間があり、圧巻の立ち居振る舞いでした。(ただし、田野さんときりまるさんは途中退出のため、最終決戦へは次点のひらはらさん、あかむつさんが進むこととなりました)



③ノックアウトトーナメント

というわけで最後のルールです。最初に文章お題と画像お題のどちらを相談したのですが、クマ牧場さんが画像お題が苦手ということで、クマ牧場さんが文章、私が画像になりました。とはいえ私も「誰に喋らせたらよいか分からない画像」が苦手なので、上手いこといってくれと祈っていました。


【予選Aブロック】

メンバー:四葉の黒婆さん、尊敬ラーメン屋さん、セトピアさん、首上オープンさん、フニャダキシンさん、ハルマレさん、田野さん、きりまるさん

お題:楽器を使った新競技「mスポーツ」について教えてください
・チューバをより高く持ち上げた方の勝ち(きりまるさん)
・私立のmスポーツがある高校に取材に行き、宮根誠司がつまらなさそうに見てる(セトピアさん)
・ブチギレたオタクがギロを持ち出した(フニャダキシンさん)
・優勝したのに河村たかしにマウスピースを齧られてしまった(きりまるさん)
・高い音が鳴る楽器が出てきて、神様が来たかと思った(フニャダキシンさん)
・だんだん優勝しろの指示が出てきた(きりまるさん)
・浩介さんに手ぶらで帰らすわけにはいきません!マラカス持っててください!(四葉の黒婆さん)
→eスポーツの派生かと思ったのでeスポーツ的な要素を入れるのかな、と思っていたのですが、実際はスポーツ、ないし部活動などで攻めていく方が多かったです。後はルールを自分で設定する形ですね。個人的にはこうした特殊なゲームや競技のお題が出たときは、まずどうしたら勝ちなのかのルールを考えて、そのルールが面白かったらそれを回答として出し、その後はそのルールの穴を突くようなプレイを考えるようにしています。
そういう意味ではきりまるさんのルールを指定するような回答はかなり好みでした。後はスポーツの名セリフを引っ張って来る四葉の黒婆さんの回答も、このお題に対する一つの正解のアプローチを見せていただけた気がします。

お題:画像で一言(鳥籠の中に、くたびれたミッキーと白雪姫の小人のぬいぐるみがはいつている)
・2人いるところを見られてしまった(ハルマレさん)
・こんなのこっちが有利じゃないですか(尊敬ラーメン屋さん)
・おじさん何してここに入れられたの?僕?僕は全部壊しちゃった…(田野さん)
・もうスポーツドリンクはいりません(尊敬ラーメン屋さん)
・鳥と間違えられた(ハルマレさん)
・(檻ではなくレーザーの形になっているので、)あの2人はくし切りの形で死ぬ(田野さん)
→画像お題の中では、私の中では割と解きやすい方なのかな?と思っていたのですが、意外と攻めあぐねていた印象です。ディズニーという分かりやすい要素がぶら下がっている分、どう使うのか、あるいは使わない場合はどう攻めるのかで悩まれていた感じでしょうか。
ハルマレさんの回答が大好きでした。というか私はハルマレさんの回答が大好きすぎるのですが、今回はお題の深みに入るだけでなく、表層をさらっとなぞるような回答もされていて、引き出しの多さを感じました。

前半2問の結果、田野さん&きりまるさん、フニャダキシンさん&ハルマレさんが3問目進出となりました。

お題:マナー講師「あなたってマナー以前の問題としてまず○○○ですよね」
・ベトナム帰りの鬼畜生(田野さん)
・両生類(ハルマレさん)
・第一形態で、まだパワーアップする予定がある(きりまるさん)
・持病を治してからの話(ハルマレさん)
・ベロから迎えに行く食べ方(きりまるさん)
・それビーダマンのTシャツ(フニャダキシンさん)
・私のことエロい目で見てる奴(ハルマレさん)
・今日この番組呼ばれてない(フニャダキシンさん)
・パン屋でジュース買うタイプ(きりまるさん)
→今日結構あった、比較的自由度の高いセリフお題ですね。マナー以前、という言葉から、発言されている側に問題がある(あるいは、問題ないはずなのに問題であるかのように言う)方針で取り組むのが良いでしょうか。
田野さんの第1答がとにかく凄かったです。言ってやるなよ。フニャダキシンさんもハルマレさんもいろんな方向から回答を投げていて面白かったのですが、第1答のインパクトに加え、きりまるさんが要所要所で着実にウケを取っていて押されているような形でした。

こちらのブロックでは、田野さん、きりまるさんのタッグが決勝戦進出となりました……と、言いたいところですが、先述の通りお二方とも途中退出のため、決勝戦はフニャダキシンさん、ハルマレさんタッグが進出となりました。(お二人ともげっそりして帰ってきて面白かったです)


【予選Bブロック】

メンバー:クマ牧場さん、おだンゴ、5周年さん、Y-Notさん、かさのばさん、武山さん、マニラ猿さん、ラヂカセさん

お題:思わず「Why? Japanese people!?」と叫んだ中学校のALTの先生
・なぜみんなから消しカスを集めて大きくするんだ
・なぜ給食は白飯なのに牛乳なんだ
・なぜ胸が小さいことの価値が分からないんだ
→異文化的な話というか、学校にまつわる不思議なことをピックアップされている方が多かったですね。
個人的には、後半は全く無視して日本人の謎の行動をしても良かった気はするのですが、そうすると完全に厚切りジェイソンになってしまうので難しいかもしれませんね。ただ、「学生あるある」って意外と自分では共通認識だと思っていたのが違ったりして、意外と難しい印象があります。
とはいえこれは自由度が高いお題。ということは、マニラ猿さんが無双する時間ですね。横で聞いていたのですが、少子高齢化で生徒が少なくなると思っていたら2,500人入ってきたというような旨の回答で爆笑を攫っていたとき「これはやられた」と思ってしまいました。それくらい面白かったです。

お題:画像で一言(大きな手のひらの像の上に、小さいアヒルのおもちゃが6つ並んでいる)
・小指を親だと思っている
・生命線をなぞって、ゴールで鶏になった
→まんま開始前に話していた苦手な画像お題が出てきて頭を抱えてしまいました。こうしたお題の時、まずは文章に落とし込んで考えるようにしている(ふすまさんに教えていただいた)のですが、今回は
・掌の上にカルガモを乗せている理由
・掌の上にひよこを乗せたとき、ひよこはどうする?
といった感じでお題を書き換えて答えていました。これのおかげでまだ考えやすくはなったのですが、今度はどう書き換えれば面白い回答を生み出せるのかで悩むフェーズに入ってしまいました。。。これも聞いておけばよかったですね。
攻め方としてはやはり鳥の方からでしょうか。セリフ回答をしようにも小さいのでそこまで目立たないんですよね。そうなると画像を拡張したり、あるいは前後を考えるべきだったのでしょうか。3分の中で方向性を探ることが出来ず、無念の結果となりました。

前半2問の結果、武山さん&かさのばさん、マニラ猿さん&ラヂカセさんが3問目進出となりました。

お題:もしかしてこれが恋!?と勘違いしているアホ山ちゃん
・高嶋千智にDS壊される夢を見てバイオリンを始めた(武山さん)
・タモリに「髪切った?」と言われ(マニラ猿さん)
・目の前で埃が舞ってる(武山さん)
・シェフを呼んでくれと言われて間違えて出てしまった(ラヂカセさん)
・「僕は好きでしたけどねぇ」松ちゃん…!(マニラ猿さん)
・乳搾りしてたら牛が暴走し出した(ラヂカセさん)
→割とオーソドックスなアホ山お題です。「ちゃん」とはありますがあまり性差は考えなくてよい気がします。アホ山お題ではロジカルさを感じるとウケを取りづらいと以前教えていただきましたが、このお題はそもそもあまりロジカルさを気にしないで良く、非日常を感じる、あるいは日常の中で少し異色なシーンを切り取る想像力が求められるようなお題だった印象です。
マニラ猿さんが芸能人をピックアップする方針で自分で流れを作っていたり、武山さんが「そんなところでキレイを感じるなよ」みたいなシーンを切り取っていたり、各々の攻め方で回答されていて面白かったです。

こちらのブロックでは、マニラ猿さん、ラヂカセさんのタッグが決勝戦進出となりました。


【予選Cブロック】

メンバー:小粒庵さん、手すり野郎さん、かとじゅうさん、とおるさん、くま骸さん、あくたさん、がんばりま翔さん、さぐさん

お題:忍者学校の避難訓練はこんな場面を想定している
・怒ってる殿が廊下で暴れる(あくたさん)
・デカいガマガエルが校長を飲み込んだ(かとじゅうさん)
・火事の時に水遁の術やって煙全部吸い込んだ(手すり野郎さん)
・地震の時に変装して机2つ重なってるみたいになった(手すり野郎さん)
・避難の術(かとじゅうさん)
→お題として広げやすい形式になっているだけで、忍者の避難訓練という2要素お題と読み替えて良いと思います。こうしたときは避難訓練あるあるに忍者の要素を入れるのですが、お題の形式もあり今回は忍者にピックアップした回答が多かったですね。
忍者の要素って意外と難しい気がします。手裏剣とか変わり身の術とか巻物とかキーアイテムはいろいろあれど、もうそれを使った回答が出尽くしているからでしょうか。どうやって差別化するのか、私みたいな新参者にとっては悩みの1つです。
手すり野郎さんの回答が、まさに2要素を丁寧に使った回答といった感じで面白かったです。

お題:画像で一言(猫2匹の取っ組み合いの喧嘩)
・カンガルーがこれでサッカーしてた(がんばりま翔さん)
・女子高生が来るまでやめない(とおるさん)
・「巴」という漢字が出来た(がんばりま翔さん)
・嘘つきたくないって言ったのお前だろ!(とおるさん)
・お前爪切ってないから痛いねん(小粒庵さん)
・俺らが自動車だったら、ヤバい!(とおるさん)
・(ゴロゴロ転がって空に飛んでくイラスト)(くま骸さん)
→セリフ回答をしやすいお題ではあり、ケンカの理由であったり、ケンカ中のしょうもないセリフであったり、そうした方向から攻める方が多いのかな、と思っていたのですが、皆さん多様な方向から回答を出していて、私もセリフ回答以外のやり方を身に付けないとなあ、と痛感しました。
特にがんばりま翔さんが多様なアプローチをされているのが凄いなと感じました。元々他の方にはない視点からの回答をされる方だという印象があったのですが、この回でその印象がさらに深まりました。
後はとおるさんの回答ですね。私にはまったくない視点というか、こうした表層をなぞりながら独特のフレーズを出せる回答に憧れます。

前半2問の結果、かとじゅうさん&とおるさん、手すり野郎さん&小粒庵さんが3問目進出となりました。

お題:勇者が命懸けで救った姫から受けた酷すぎる仕打ち
・褒美としてトロフィーを授与された(かとじゅうさん)
・電話番号忘れられてた(小粒庵さん)
・城着くまで姫の元カレの話聞かされた(手すり野郎さん)
・しずかちゃんくらい下手なバイオリンだった(手すり野郎さん)
・兵糧攻めをされた(かとじゅうさん)
・魔王の顔みたいでキショいと言われた(小粒庵さん)
・みんなが見てる前でちょっとずつ脱がされる(手すり野郎さん)
・ピエロのメイクさせられた後処刑された(かとじゅうさん)
→先ほどと同じくRPG的なお題ですね。取り組み方もあまり変わらないような気はしますが、「酷すぎる仕打ち」にどこまで嫌らしさを込められるのか、というので回答の深度が変わって来るような気がします。
その中でかとじゅうさんの出した「兵糧攻め」は衝撃でしたね。この前のお題でも何回か出てきてはいましたが、やはり皆が捻った回答を作っていく中でド直球のワードパワーで攻めて行けるような回答を出せる方って確実にウケをもぎ取れる強さがあると思います。とはいえ、出し方やタイミングもあるので、そこを出せるようになるにはまずは地肩を養う必要があるとは思います。
ただ、手すり野郎さんも小粒庵さんも本当に多様な回答を出して確実にウケをもぎ取っていて、タッグ戦ならではの強さを出されていました。小粒庵さんの「魔王の顔みたいできしょいと言われた」、実際の画面想像すると本当に酷すぎて笑ってしまいました。

こちらのブロックでは、手すり野郎さん、小粒庵さんのタッグが決勝戦進出となりました。


【予選Dブロック】

メンバー:名詞句移動さん、桶狭間さん、エイトさん、初対面さん、ぜあすさん、予備校さん、ひらはらさん、あかむつさん

お題:激怒していたメロスがすぐに落ち着くきっかけとなった出来事
・すごく頑張っている工事を見た(ぜあすさん)
・走っている隣で野犬が馬車に轢かれた(あかむつさん)
・王様が両手で手を振ってくれた(エイトさん)
・最近知った野草を見つけた(あかむつさん)
・どデカい地震が起きた(ぜあすさん)
・アンガーマネジメント(エイトさん)
・子供たちが自分の代わりに怒ってくれた(名詞句移動さん)
・嫌いなラッパーが泣いてるところを見た(エイトさん)
→走れメロスってずっと教科書にあるとはいえ、皆覚えてるんですかね?大喜利のお題として結構出る(?)から覚えてるのかな…。メロスの序盤の部分なので、個人的にはセリヌンティウスとか出るのかな、と思っていたら意外とそんなことはありませんでした。
個人的にエイトさんの「アンガーマネジメント」大好きですね。こうしたお題のとき、基本的にはイメージを想起させるような回答が多い中で、メロスに最も似合わない単語を持ってきていて流石でした。

お題:画像で一言(ベンチの上に犬と初老の男性が座っており、犬はまっすぐ前を、男性は犬の方を見ている)
・法律の話して良い?(初対面さん)
・(犬に吠えられて)おじさん「くぅ〜ん」(ひらはらさん)
・君は35位だ(ひらはらさん)
・なんで連絡くれなかったの(桶狭間さん)
・お前良い奴だな、地獄でも絶対飼ってやるからな(予備校さん)
・人間に換算してから言え!(ひらはらさん)
→これまで人間が出てきてなかったので、今回は出てくるんだと面喰いました。こうなると男性が犬相手に何を喋っているのかを考える必要がありますが、イメージを共有できるというよりは、そんなこと犬相手に喋るなよ、というツッコミどころを明確にした方が取り組みやすいような気がします。
このお題ではひらはらさんが強かったです。ボケルバでご一緒する度にその手数に圧倒されるのですが、今回も重い一撃を数多く打って、確実にウケをもぎ取っていてかっこよかったです。

前半2問の結果、エイトさん&初対面さん、ひらはらさん&あかむつさんが3問目進出となりました。

お題:ルイ16世「暴動か?」家臣「陛下、暴動ではございません。○○でございます」
・合コン(初対面さん)
・1つ1つ思い出してください、当然(あかむつさん)
・ドカドカ暴動祭り(ひらはらさん)
・これが秋(あかむつさん)
・若手芸人も必死(エイトさん)
・デカいプール(ひらはらさん)
→おそらく騒いでいる音や、あるいは騒いでいる何かしらの集団を見ている陛下に対し、家臣が一言、というシチュエーションだと思います。そこまでのイメージを共有できる分、何を言うのかハードルが高まってしまうようなお題ですね。
初手から初対面さんがとんでもないスピードで爆笑を取っていて凄かったです。元々手数が多い方だと思っていたのですが、さらに磨きがかかっているような気がします。エイトさんもお題と程よい距離感で回答をされていてずっと強かったのですが、しかし今回はあかむつさん、ひらはらさんが強い回答で場の雰囲気を塗り替えたような印象でした。特にあかむつさんの「これが秋」が爆笑を搔っ攫ってましたね。

こちらのブロックでは、ひらはらさん、あかむつさんのタッグが決勝戦進出となりました。僅か2票差で決着ということで、非常に接戦でした。


【決勝戦】

メンバー:フニャダキシンさん、ハルマレさん、マニラ猿さん、ラヂカセさん、手すり野郎さん、小粒庵さん、ひらはらさん、あかむつさん

お題:「卵が先か、鶏が先か」のようにどちらが原因•.ルーツかわからない例え「○○が先か、△△が先か」
・HIKAKINが天皇に褒められるのが先か、セイキンが死ぬのが先か(マニラ猿さん)
・腐女子の暴走が先か、公式の暴走が先か(あかむつさん)
・キスが先か、S○Xが先か(手すり野郎さん)
・うんこが先かおしっこが先か(マニラ猿さん)
・阿佐ヶ谷が先か高円寺が先か(フニャダキシンさん)
→決勝戦なだけあって、2つの穴埋めお題の中でもかなり難しいお題ですね。「どちらが原因・ルーツかわからない」ことってあまり日常生活で見当たらないというか、大喜利って基本的には時系列や因果関係を考える回答が多いので、こうした回答の形式が珍しいような気がします。私が攻めるとしたら「オタク」と「色白」とか、変なあるあるをイメージしてそれぞれに当てはめていく形かなあ、とそんなことを考えていました。
そんな中、あかむつさんのオタクの回答めちゃくちゃ面白かったです。オタクとしてはめっちゃ分かってしまうところを突かれましたね。

お題:画像で一言(ヒップホップのような格好をした5人組が同じポーズを取っている)
・正体不明の強盗手段(ラヂカセさん)
・「「「拾えないねぇ」」」(ハルマレさん)
・違う、誰もEXILEじゃない!「「「大当たり〜」」」(ひらはらさん)
・ヤバい、新幹線に間に合わない(小粒庵さん)
・だるまさんが転んだ(同じポーズのまま移動)(ひらはらさん)
・紅組も白組も行けー!(ラヂカセさん)
→集団の人間お題も結構セリフが出しづらくて個人的に苦手なんですが、今回はそろってるのでまとめて何か言わせるか、あるいはセリフではないんだとしたら5人の関係性に触れるのが分かりやすいですかね。
ひらはらさんがフィジカルも用いていてかなり強かったです。決して手数を出せるような時間でもお題でもないような気がするのですが、これが歴の差というものなのでしょうか。

前半2問の結果、マニラ猿さん&ラヂカセさん、ひらはらさん&あかむつさんが3問目進出となりました。

お題:劇場版のサザエさんは通常回と比べてこんなところが変わっている
・ゾンビ波平、放尿(マニラ猿さん)
・花沢不動産のビルが出てくる(ひらはらさん)
・伊佐坂先生の語りから始まる(ひらはらさん)
・三河屋のポケットからハワイ旅行のチラシが出てくる(あかむつさん)
・グーの札を振ってサザエさんを応援するです(ひらはらさん)
→サザエさんお題も、アニメお題の中ではかなり鉄板ですね。先に触れたもので言うとドラえもんお題に近いでしょうか。それぞれのパーソナリティに触れても良いし、サザエさんの場合はOPやEDにも触れても良いしと、結構アニメお題の中でもトップクラスの自由度を誇るお題な気がします。
このお題ではひらはらさんが引き続き圧倒的な手数と質で場の空気を作っていたような感覚があります。伊佐坂先生の語りから始まる劇場版の雰囲気、めっちゃ良いな~。
あと、マニラ猿さんがラスト一答(変な形のじゃんけんを出すイラスト)を残り15秒くらいずっと掲げてて面白かったです。

決勝戦の結果、こちらのルールでの優勝はひらはらさんあかむつさんのタッグ!!まさに質と量を兼ね備えたお二人の回答がずっと強力でした。あかむつさんは行きの電車でとても不安がっていましたが、あれはいったい何のパフォーマンスだったのでしょうか。とにかく凄かったです。(ただし、ひらはらさんとあかむつさんは既に最終決戦に進出を決めているため、次点のマニラ猿さん、ラヂカセさんが進むこととなりました)


ということで、長い3つのルールでの対戦が終わり、いよいよ最終決戦へと移ることとなりました。細かいルールは記載できませんでしたが、当日発表だったため簡単にルールを記載しております。審査はどれも1人1票の印象です。

④最終決戦

メンバー:武山さん、かさのばさん、マニラ猿さん、ラヂカセさん、ひらはらさん、あかむつさん


【1題目 ランダムタッグ自薦】

ルール:W穴埋めお題に相談なしで回答。(2人が揃ってから回答となる)
3分間終了後、1番良かったと思う回答をそれぞれ相談なしで自薦。

お題:いやらしいコウメ太夫「(A)かと思ったら(B)でした」
・井上織姫、金魚(武山さん、かさのばさん)
・濃厚なキス、マタニティハラスメント(ひらはらさん、あかむつさん)
・耳鼻科で治せる病気、ホタテバター炒め(武山さん、かさのばさん)
・いつもの変わらない日常、コウメ太夫(ラヂカセさん、マニラ猿さん)
・早朝のパチンコ並び、ブロッコリーの食べない部分(武山さん、かさのばさん)
・バスケの新しい反則、指でなぞりあげるただそれだけ(ひらはらさん、あかむつさん)
・世界新記録、保母さん(ラヂカセさん、マニラ猿さん)
・幸せな日常、遺体(ラヂカセさん、マニラ猿さん)

[ベストアンサー]
・井上織姫、金魚(武山さん、かさのばさん)
・いつもと変わらない日々、コウメ太夫(ラヂカセさん、マニラ猿さん)
・バスケの新しい反則、指でなぞりあげるただそれだけ(ひらはらさん、あかむつさん)

→序盤から絶好調というか、このお題ってもう何しても面白くなる最高のルールな気がします。よくこのルールとこのお題を思いついたな、と感動してしまいました。
初手から武山さんとかさのばさんの無茶苦茶な回答で場が完全にあったまってしまい、その後は乱打戦の様相でした。ベストアンサー、驚くべきことに全ペアきちんとウケを取った回答で揃えられており、ギャラリーも「おぉ」と笑いに交じって感心するシーンがあって面白かったです。

このお題では、ひらはらさん、あかむつさんが勝利となりました。バスケの反則という狭い条件から、きちんとその条件に沿った回答が飛び出てきて凄かったです。奇跡ですね。


【2題目 タッグセリフ大喜利】

ルール:2人のセリフお題を片方ずつ埋める。相談あり。

お題:訛りなのか固有名詞以外ほとんど聞き取れない探偵「○○○」
通訳みたいな助手「△△△」
・クッパのチ○コは棘あると思う→僕に死ねと言ってます(マニラ猿さん、ラヂカセさん)
・柏一時過ぎ、銀行の階段近く→栄光の架橋(ひらはらさん、あかむつさん)
・どうして証明さんになろうと思ったんだろう→失敗した人生はゴミ(マニラ猿さん、ラヂカセさん)
・イクー!→いかないー!(マニラ猿さん、ラヂカセさん)
・物質→密室(ひらはらさん、あかむつさん)
・インギュースキー→弟の学費で来たスキーで死体見れてラッキー(武山さん、かさのばさん)
→「固有名詞」という指定があるのに初手からマニラ猿さんとラヂカセさんが無視してめちゃくちゃ面白かったです。固有名詞って当たり前ですがもう意味が決まっているので、そこをどう工夫して全員が納得できる(あるいはばかばかしいと笑ってしまう)回答を出すのか楽しみにしていたのですが、蓋を開けてみればまあやりたい放題のまま3分が終了した印象です。

というわけで、このお題ではマニラ猿さん、ラヂカセさんが勝利となりました。いくー!いかないー!はもうこの場でしかウケなかったような気もしますが、それでも笑ってしまう力がありました。


【3題目 タッグリレー大喜利】

ルール:タッグで交互に、お互いの回答に続ける形で回答。(A→B→A→B→…)

お題:何をしたらこんなにまずいカレーができるんだ!!と怒られてしまいました
作った工程を最初から順に教えてください

※こちら特殊な形式のため、しがみのみ単体で書くと時系列がメチャクチャになってしまい、面白さが伝わらないと判断しました。そのため、このお題のみ回答のしがみを断念いたしました。申し訳ありません。

こちらのお題では、武山さん、かさのばさんが勝利となりました。お二方が謎に松井秀喜を殺害して、それを気にも留めずにカレーを仕上げていてめちゃくちゃ面白かったです。


【4題目 タッグ縛り大喜利】

ルール:タッグの相方が出した回答を必ず入れて回答する。(前提お題はルール説明前に出題)1人1票の印象審査。

前提お題:10秒以内にお答えください「夏といえば?」
ひらはらさん ビール
あかむつさん 水着
ラヂカセさん ビーチ
マニラ猿さん 汗だくS○X
武山さん 徳光
かさのばさん かき氷

お題:「先ほどの単語」と「恋」の2単語を使って文章を作ってください
・恋をするなら徳光っしょ(かさのばさん)
・ビーチたけし「恋だよ馬鹿野郎」(マニラ猿さん)
・かき氷の出店の隣にある恋の出店(武山さん)
・ビールに恋してるとか言ってるOLが路端に寝転がっている(あかむつさん)
・恋と関係ない汗だくS○Xでした、ご視聴ありがとうございました(ラヂカセさん)

→こちら、最初のルール説明の段階でラヂカセさんが頭を抱えていたのですが、その後お題が出てきた瞬間ガッツポーズをしていて、その時点ですでに面白かったです。確かにもうどうやっても面白くなりそうですからね。
しかし、ここでラヂカセさんが凄いなと思ったのが、その後手数に物を言わせるのではなく、しっかり3分間回答を練り上げ、ラスト1答のみで勝負を仕掛けたところです。結果、これが見事にはまり、このお題を完全に制した印象がありました。

ということで、こちらのお題はマニラ猿さんラヂカセさんが勝利となり、そのまま優勝となりました!!
全問通してお二方とも自身の強さを遺憾なく発揮していたのはもちろんですが、お互いの回答に対して笑い合って非常に雰囲気の良いまま大喜利に取り組んでいたのが印象的でした。
本当におめでとうございます!!


おわりに

以上が、ツボ上げ&振り返りでした。今回はいろいろな形式があったとはいえ特に長いですね。サクッと全体のまとめに入ろうと思います。

まず、個人の振り返りですが、もうひとウケ欲しかったというのが正直な感想です。短い制限時間や、会全体が苦手な形式の自由度が高いお題多めだったのもあり、回答の方向性を定める前に終わってしまったお題がいくつもありました。
とはいえ、そうしたお題であっても立ち向かい方を決めたり、あるいは時間に合わせた練り方をしたりと、工夫できるところはいくつかあった気がします。それが出来たのが交ルールの2問目ですね。ああしたサポートを受けられる、1人では思いつかない回答が出てくることがあるというのが、タッグ戦ないしチーム戦の魅力だな、と感じました。

最後にそれぞれにご挨拶を。
主催のサイレンさん、本当にお疲れさまでした。初めて参加させていただきましたが、特に最終決戦のルールは非常に斬新で、どれも見ごたえがありました。
今回タッグにお誘いいただいたクマ牧場さん、改めてありがとうございました。回答の方向性を定めていただいたり、助けていただく場面が非常に多かったです。お題の要素をストレートに返すことでウケを取るスタイル、私も参考にしたいなと思います。
そしてご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました。これからも大喜利には顔を出しますので、時には味方として、あるいは敵として、まだまだ若輩者の私を磨いていただきたいです。

というわけで、本日の振り返りは以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。