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同窓会でもう一歩踏み出した話

いつも通りのこんばんは。おだンゴです。
昨日5/14(日)、「始め×きっかけ 一歩同窓会」に参加させていただきました。
虎猫さん主催の初心者向け大喜利会「始めの一歩」「きっかけの一歩」参加者の同窓会企画ということで、40名近くの参加者、ゲストの皆さんと大喜利を楽しむイベントでした。
ずっと皆さん面白すぎて、本来であればおひとりずつこれが面白かった!と言いたいのですが、しがみメモをしておらず……。
ということで、主に私の回答や、当日あったことなんかを振り返りたいと思います。要はいつもの自分語りログですが、書くことが多いので文字数も多いです。ご注意ください。

そもそものきっかけ

私が大喜利を始めたのは今年(厳密に言うと去年の大晦日)からで、生大喜利は3月末頃でした。
最初はせんだいさんが店長を務める「ボケルバ」カフェに行き、「生大喜利、おもしろっ!」とリンゴを齧りながら笑っていました。そんなとき、「初心者でも参加できる生大喜利って、他にもないかな〜」と呟いた時、どこからともなく現れた白滝BOX(大喜利フリーク)に「始めの一歩っていう、生大喜利初心者限定の会がある」と教えてもらいました。
そしていざ参加してみたら、まあ皆さん面白い。全員拍手笑いもぎ取ってたんじゃないかと思います。私は残念ながら観覧で回答が出来ず、皆さんの回答を聞いて笑いながらも「自分も大喜利をしたい!」という欲求が止まらない、そんな会でした。
その会で、龍司さんの方から同窓会のアナウンスがありました。私は正直「私って回答者でもないのに参加者の枠に入って良いのだろうか」と思いましたが、凄い人たちの大喜利を見たい、凄い人たちと一緒に大喜利をしたいという欲求が抑えられず、参加を決意しました。

同窓会当日

会場へは集合時間ギリギリに到着。メンバーを見ると、改めてとんでもない人たちが集まっててドキドキしました。特にゲストメンバー。始めの一歩の時期はそこまで大喜利の動画等をチェックしていなかったので、追いかけるようになって改めて、有名人の前で大喜利をするんだ、と今更ながら緊張していました。
後、全然関係ないんですが、今日のためにホワイトボードを買おう!何が良いのかな!と調べてみたら、結構な方が「ダイソーの大きい奴がおすすめ」と書かれていたので購入したのですが、デカすぎて普段使いのバッグにもリュックにも入りませんでした。仕方ないので新しく買った大きめのトートバッグにはみ出しながら詰め込んだのですが、皆さん普通に手持ちサイズのボードを持っていて「やられた…」と思いました。

同窓会スタート

まずは簡単な開会の挨拶の後、当日来れなかった方々によるビデオメッセージが始まりました。
全員多種多様に面白く、そして頭がおかしかったです。(めちゃくちゃ褒めてます)
特にゆうDさんが虎猫さんに「大喜利やめるって本当ですか」って言って怒った後、リアクションを勝手に予想して「そうだよなぁ、大喜利を嫌いなんて、言えるわけねえよなぁ!」って言ってたのが面白かったです。勝手な前提で勝手に良い雰囲気出そうとしないで。

タイムカプセル大喜利

こちらは過去(1期生、2期生)が最初に答えた回答を超えられるか?という趣旨で、過去に出したお題にもう一度答える企画でした。各お題に3期生、ゲスト含めて何名かが前に出て答える形式で、過去の自分の回答をイジる人、他人の回答をイジる人、きちんと超えてくるオモシロを出す人……と、多様な大喜利を見せていただきました。
もちろん全員面白かったのですが、特に「政治家を操作して闘う格闘ゲーム『ザ・ガバメントファイターズ』の特徴」というお題に対する、冬の鬼さんの「キャラ選択画面で、右のほうがちょっと多い」という回答には痺れました。目の付け所が違うってのはこういうことなんだと見せ付けられた気分でした。
私が答えたお題も、覚えている範囲で振り返ろうと思います。

○「男子ちゃんと歌ってよ!」みたいに女子に言われた、よく分からないセリフ
・同じタイミングで声変わりしなさいよ!
・空気の抜けたボールでいつまではしゃいでるの!
・揚げパンはカロリーだけの食べ物って気づきなさいよ!
→前述の通り、私は始めの一歩では回答していないので、殆どの人にとっては私は「マジで知らない人」だろうと思ってました。そのため、とにかく第1答目が勝負だ!と思い出したのが1つ目です。「男子にあって女子にないもの」「女子にあって男子にないもの」を強く考えたことで閃いた回答でした。男子の声変わり、女子の協調性(皆で何かしたがる)という思春期それぞれのあるあるを短く落とし込めた気がします。
結果、この回答で拍手笑いをいただけたので大成功といって良かったと思います。その後は小学生男子あるあるみたいなのに執着してしまったので、そこは反省点です。天丼するような回答ではないので、早めに切り替えるべきでした。

○日本中の坊さんが己の悟りを競い合う「S-1(さとりわん)GP」でありそうなこと
・優勝発表でガッツポーズをして失格になった
・「賞金を何に使いますか?」という引っ掛けの質問がある
・異常に長いドラムロールで、目を開けた人から失格になる
→このお題を見た時、まず「悟りを競う」という言葉そのままで攻めるのはやめよう、と思いました。あまりにも抽象的で、何で勝負する、という共通観念がまるで無さそうだったので。後、できるだけ「坊さん」から拾える要素も省きたかったです。恐らく前の会でも出し尽くしていると思いますし、他の大喜利会でも頻出の要素なのでこのメンバーと差別化できるものは生み出せないなと。(情けない話ではありますが……)
そこで、「欲を出したり俗っぽいことしたら失格にしよう」と思いました。それで出したのが1答目でしたが、これはあまりウケませんでした。
じゃあもっとイヤらしいハメ方をしよう、ということで2答目を出し、これが拍手笑いをいただけました。
お題に沿いつつ要素に固執しない、という目標が達成できて、本当に満足です。後、同じことを言いたくても切り取り方でウケ方は全く変わることを改めて学べました。

○「最高の彼女」「絶品の料理」「100万ドルの夜景」にもう1つ足して台無しにしてください
・緊張感のないBGM
・最低賃金のバイト
・大音量で流れるウマ娘プリティダービー
→このお題、個人的にはかなり難しかったです。自由度が高いお題は元々得意じゃないのですが、さらに前の誘導が多過ぎて完全に思考が「プロポーズ」でロックされてしまったのが良くなかったです。視覚的には完璧だから後は聴覚、嗅覚に訴えたり、一気に現実感に戻すアイテムは無いものかと色々試してはみたものの、結局はそこそこで終わってしまいました。
こういうお題での思考整理が出来るようになりたいですね。

世代対抗戦

続いての企画。各世代にゲストを振り分けた4チームに分かれて、代表者1人選抜し拍手審査。1人だけ勝ち残りで負けたチームは次の回答者を選出。最後まで生き残ったチームの勝利。とざっくりそんな感じでした。
私は3期生Bチームに。メンバーが強すぎてこれは圧勝やろ!と思っていたのですが、当たり前のように他も強すぎるので、一進一退の名勝負の連続でした。
こちらもあえて1人だけ名前を上げさせてもらうと、「選手みんなが泡まみれでやっている野球大会『バブルBC』の名シーン」というお題に対する、6年2組の2組ちゃんさんの「まだ石鹸が広まってないチェコ代表が勝ち上がって奇跡と呼ばれる」という回答がとんでもなく面白かったです。これもすごい角度から殴られた感じでした。
私も中盤頃に出番が回って来て、隣にエイトさんが座って「よりにもよってか〜」となりながら答えてました。

○車に轢かれた○○「××」
・車に轢かれたタイヤ「これは新感覚」
・車に轢かれた女子アナ「速報が入りました」
・車に轢かれたコンビニ「せめて突っ込まんかい」
→穴埋めお題はそこまで苦手ではないのですが、こちらもかなり自由度が高いので難儀しました。しかし、世代戦は制限時間も短いので、とにかく流れを作ろう!と思って1答目を出しました。結果拍手笑いをいただけてヨッシャ!と思いました。
「車に轢かれたを面白くするには?」ということで、「まず轢かれそうにないもの」ってなんだろう?→タイヤだ!と思考出来たのが良かったです。
ただ、その後はかねかわさんに完全に流れを取られてしまい、拍手票いただけたものの敗退してしまいました……。かねかわさんの「車に轢かれたと思ってる人『イテテ…』」は凄かったです。私は○○の部分は固有名詞しか入らないものと思い込んでいたので、自分の視野の狭さに気付かされました。吊られて「車に轢かれたくてしょうがない人『そうだ!首都高に行こう!』」とか出しそうになりましたが、流石に怒られるかなと思ってやめました。

その後はゲストの方々にリカバリーしていただき、Bチームは1位を取ることができました!本当にありがとうございます。最後の虎猫さんvs蛇口捻流さんの「おもんな相撲」お題は、お互いハチャメチャに殴り合ってて、動画に残して欲しいくらいの名勝負でした。ずっと手を叩いて笑ってた気がします。

終わった後はかねかわさんにご挨拶に行ったのですが「最初の回答でヤバいと思った」と言っていただいて嬉しかったです。他にも初めてお会いした爽さんや、3期でご一緒はしたけどご挨拶できていなかった方々にも面白かったとお声がけいただき、恐縮しっぱなしでした。

30秒大喜利

その名の通り各自で考えたお題がどんどん回され、それに30秒で答える(1問目は1人1答、2問目は1人2答まで)企画でした。
初めてこのような企画をやったのですが、まあ難しい。普段ネット大喜利では30秒くらいでとりあえず何でも良いから1答して、その後じっくり考えて修正していくのですが、今回はそのじっくり考える余裕がない分、自分の引き出しを素早く開けて目に付いたものを取る感覚でした。
結果としては、いくつか点数をいただけたので一先ず安心といった感じです。中には本当にそれ30秒で思い付いたの?みたいな回答もあって、改めてとんでもない人がいるもんだと思いました。
今回は私が出したお題と、ベストアンサーに選ばさせていただいた回答を紹介します。どなたがどの回答をされたかを失念してしまったので、お名前は記載しておりません。(申し訳ありません…)

1問目:クローゼットを開けたら知らない人がいた人「○○○」
1位:どっちが「外側」ですか?
→そこ疑いだしちゃうのかよ、と、何で冷静に分析始めるんだよ、となって面白かったです。
2位:Bad Communication…
→シンプルに笑ってしまいました。コミュニケーションにカウントしないでほしい。

2問目:「花言葉」のように「お菓子言葉」を考えてください (例)チョコレート「愛」
1位:ワッフル「鼻につく」
→めちゃくちゃ笑いました。主観なのにちょっと分かってしまう。
2位:ボンタンアメ「後悔」
→これも変な共感があって好きな回答でした。確かに子供が好きなキャンディと思って舐めると絶対に後悔する。

詠み人知らず

こちらも初めてやらせていただきました。お題に対して1人1文字ずつ書いて(クソ)回答を完成させるという企画です。
本当にあっという間に酷い回答になってて、ずっと笑いっぱなしでした。皆さんが普段だったらするわけない回答を堂々と読んでて面白かったです。
余談ですが、このとき隣にnacaoさんと蛇口捻流さんがいらっしゃって、特に蛇口さんは純粋なファン(ボケルバで2回ご一緒したのに1回も話せなかった)だったので別の意味でも緊張してました。
そんなこんなで私の最終的な回答がこちら。

1問目:アホアホ強盗「○○○」

なんでや

2問目:こんな卒業式は嫌だ

いい加減にしろォ

どっちも最後で無理矢理お題に戻そうとしてました。なんなんだよォ。

会終了!打ち上げへ

企画は一通り終わりとなり、9時と遅い時間にはなりましたが行ける方で打ち上げをしようという流れになりました。私はお酒はそこまでですが飲み会が大好きなので参加。
しかし、9時からは大喜利茶屋にて「文殊」(3人1組のチーム戦)があり、私はランゲル・ハンスさん、おおちゃん@ジャン鶴さんと「白い侍」というチームでエントリーしておりました。
打ち上げには行きたい、でもチームに迷惑をかけるわけには…と悩んだ結果、移動中+着いてお酒を飲みながらもお題に答えるという最悪の片手間になってしまいました。この場を借りて、メンバーのお二方と一緒の席だった電子レンジさん、かな芝さん、ジョンともさん、日直さん、エイトさんにお詫び申し上げます。
さて、そんなイかれた行動をしながら挑んだ文殊ですが…

優勝しました。今日が私のピークですか?
とにかくメンバーが良すぎました。途中結果もずっと1位だったし。おおちゃんさんもランゲルハンスさんも普通に1位取ってるし。ヤバ。
私も第1問目で36票、偏差値95というとんでもない票をいただいてしまい、決勝こそ振るわなかったものの個人成績4位といういくらなんでも最高すぎる結果になりました。
余談ですが、隣で日直さんも文殊に挑んでいたのですが、途中「やった!上位取りましたよ…なんだおだンゴさんも上位か…」というシーンがあって面白かったです。マウント狙ってた?
日直さんはどの会(もちろん今回の会でも)もずっと面白いうえに、強い大喜利プレーヤーの方からも褒められているイメージがあったので、そんな人と肩を並べられているのは凄いことだと思いました。また組み手も挑みたいですね。負けないぞ!

閑話休題。

全員とのお話は叶いませんでしたが、先ほど名前を挙げさせていただいた方+後半で蛇口さん、虎猫さんとお話させていただきました。
強い大喜利プレーヤーの話、こんにちパンクールの話、お題に対する向き合い方の話……非常に面白かったし、勉強にもなりました。
特に後半、虎猫さんから直接「面白かった」と言っていただけたのが何より嬉しかったです。憧れの方の1人に褒めていただけるのなんて一生に1度あるかどうかですからね。しがみツイートも拝見して飛び上がってしまいました。本当にありがとうございました。

帰りの電車では、龍司さんともお話しさせていただきました。その中で、きりまるさんから「ネットで面白い人」と教えてもらった、というようなお話があり大変驚きました。最近はありがたいことに「茶屋にいる人ですよね?」とお声がけいただく機会もそこそこにあるのですが、まさか上位プレーヤーの方にそのようにおっしゃっていただけてるとは思いもよらず。
また、「ネットの人の大喜利っぽくて良い」ともおっしゃっていただき嬉しかったです。
私はフィジカル回答は試した結果どうにも上手くいかず、絵回答も瞬発力が必要な生大喜利ではあまり出せない不器用な人間なので、とにかく「お題に沿う」「イメージや共感が湧きやすい回答をする」「簡潔に伝える」というネット大喜利の基本を突き詰めよう!と頑張っている最中なので、そのように評価いただけたことは自信に繋がりました。

帰宅後は少しTwitterを見てニヤニヤしながら就寝。私の最高の1日は、こうして幕を閉じました。

最後に

まずは主催の龍司さん、運営のジョンソンともゆきさん、ギャルさん、シャープくんさん、きりまるさん、そして何より虎猫さん、本当にありがとうございました。
冒頭から申し上げた通りずっと笑いっぱなしで、場の雰囲気もとても温かくのびのびと大喜利を楽しむことができました。
今回ご一緒させていただいた皆さん、本当にありがとうございました。お世辞とか一切なく、全員面白かったです。また生大喜利ご一緒する機会があったらよろしくお願いします!対戦のときは手加減してください!!マジで!!
そして、このNoteを見てくださった方で、もしこちらの会に興味がある方がいらっしゃれば、ぜひ参加してみてください。きっと、生大喜利の道の最高の一歩目になると思います。

そして4期生として、先輩を敬ってもらおうと思います。嘘です。

兎にも角にも、この会を通じて、一緒に大喜利を楽しめる、ある種の仲間がこんなにいるんだと改めて感じました。そんな人たちに囲まれて交流を深めたことで、自分の大喜利というものを見つめ直し、また新しい一歩を踏み出せそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!