アラフィフが半年でTOEIC700点から900点に英語力を伸ばした方法

注:以前のテスト結果では、TOEIC700点くらいでした。英語をまじめにやったところ、半年で905点になりました。TOEICのスコアが目的ではなく、「英語で会話できる仕事できる、情報収集できる」のが目的でした。それも達成できたと実感しています。あくまでTOEICのスコアは実力の参考ということでお願いします。

■大人向けの方法論で英語を学ぶ
「第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法」
これ、効率いいです。半年間、これの通りにやってみました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B019WTGKTY
大人がどうやって英語を勉強すべきかというノウハウ本です。
子供は日常生活の中で言葉の勉強をしています。しかし、大人にとっては効率が悪い(とーーーっても時間がかかる)です。最近、私は英語の勉強方法として"第二言語習得論(SLA)"という本に従って勉強しました。最初の2ヶ月は「文法と発音」。2ヶ月目は「インプット」(音声が良い)。3ヶ月目は「アウトプット」(SNSで記事を書くなど)で、最後に「双方向コミュニケーション(ネイティブスピーカーとの英会話レッスンのようなもの)」です。SLAは大人のためのもの。私はこの本を参考にしながら英語を勉強しました。

SLAの通りに実施する場合の、私の個人的なおススメ一覧(実際にやってみました)。詳細は後述しています。

■文法フェーズ
Basic Grammar in Use がおススメ。3周くらいすると身に付きます。

■発音フェーズ
PRONTEST、それとGoogle翻訳がおススメ。

■インプットフェーズ
ニュースやラジオやNetflixやシャドーイングがおススメ。

■アウトプットフェーズ
SNSを英語で書いたり、ひとりごとがおススメ。

■双方向コミュニケーションフェーズ
オンライン英会話がおススメ。

■■詳細TIPS

■ながらで聴くを鍛える
追加の時間が不要なリモートワーカーのための英語勉強Tipsです。仕事や日常生活の中で、インターネットラジオやポッドキャストを英語で聞いてみましょう。まるで海外に住んでいるような気分になれますよ。思わず聞き入ってしまいます。私のお気に入りは、WNYC(NEW YORK PUBLIC RADIO)、PlayerFMのテック系ポッドキャスト、AFN(American Forces Network Pacific, 旧名FEN)です。WNYCはBBCのようなニュースチャンネルが多く、AFNは音楽の放送が多いです。

■ニュース番組を英語で見る
NHKのニュース(21時や19時など)には、副音声チャンネルがあるものもあります。日本の日常のニュースは、馴染みありますよね。日本のニュースを見ている人も多いですよね。音声を切り替えるだけです!しかも、日本語の短い字幕も同時に見ることができるので内容の理解に役立ちます。TOEIC700~900点の英語学習者におすすめです。
注:すべてのNHKニュースに副音声チャンネルがあるわけではありません。
また、ABCニュースやPBCニュースもNHK衛星チャンネルで見ることができます。これらはTOEIC750~950点の学習者向けです。
毎日録画して、英語で見てみましょう。なお、知らない単語を調べることは強くお勧めします。効率よくボキャブラリーを強化してくれます。

■日頃の仕事で無意識に英語を鍛える
使っているソフトの言語設定を変えてみてはどうでしょうか。SNS、OS、Officeアプリ、Netflix、Webサイト。毎日、追加の時間をかけずに無意識に英語を使うようになります。
それと、日本のNetflixで表示言語を英語に変えると、英語のコンテンツが増えるというもう一つの効果があります。
「Netflixの設定画面で設定言語を英語にすると英語字幕の作品の表示を増やすことができます。」
c.f. https://redappletranslation.com/netflix.html

■シャドーイング
シャドーイングは英語学習に様々な効果があります。単語の発音を理解したり、単語を覚えたり、スピーキングスピードを加速させることができます。シャドーイングの方法はいくつかあります。一つは、英語を聞いて瞬時に繰り返す(例えば、オーディオブックと物理的な本の両方を使う)という方法です。プロの翻訳者でさえ、毎日の儀式としてこの訓練をしています。最近はCOVID-19のせいでなかなか外出できないので、自宅でこの方法で鍛えてみてはいかがでしょうか?

■ひとり時間に英語で考える、ひとりごとを言う
頭の中で英語の文章を言うことができます。重要なポイントは "英語で考える "ことです。日本語で考えてはいけません。
自分の町を歩いていて、道標を見つけたら、『道標に止まる』と自分の頭の中で言います。
英語学習者に、同じ方法を推奨している先生達もいるおススメの勉強法です。

■趣味や仕事で英語を使う
趣味だけでなく、ビジネスのためにも、意識的にWeb上で英語の記事を読んでみることをオススメします。英語で書かれたサイトはたくさんあります。もちろん、ポッドキャストについても同じことが言えます。

■オンライン英会話はフェーズによっては効果的
SLAの最後のフェーズはスピーキングとリスニングです。つまり、双方向のコミュニケーションです。会話を通して、英語力を固めていきます。自分でテーマを決めて会話をリードするのが大事だと思います。
参考までに、私は、skimatalkを使用しました。skimatalkを選んだ理由は以下の通りです。フィリピンの英会話スクールはリーズナブルだと聞いたことがあります。しかし、フィリピンで英語を学んだ日本人はフィリピンアクセントになってしまったと言っていました。その日本人からはネイティブから学ぶことを勧められました。
そのため、アメリカンアクセントの英語を勉強したい思っています。Skimatalkは自由にネイティブの先生を選ぶことができます。


■■便利なソフトやサイトや本たち

■Netflix
Netflixの「Language Learning with Netflix」って知っていますか?この機能は、言語学習をサポートしてくれます。例えば、英語音声と英語字幕、日本語字幕を同時に表示してNetflixを見ることができます。
さらに、画面右側には字幕の履歴が表示されます。辞書機能もあるので、単語をマウスでポイントして調べたりできます。
いまのところ、私は「QUEER EYE」が一番好きです。5人のゲイが毎回誰かを変身させるというドラマです。ただの変身ではなく、ゲストを助け、ゲストの人生を変化するようなこともしています。それぞれのゲストには、貧困、離婚などの背景があります。アメリカのリアルな問題だと思います。まず、5人のゲイがゲストの話に耳を傾け、彼らを助ける。どのメイクアップもドラマチックなのがいいですね。幸せな気分にさせてくれます。
Tips:CCとは「クローズドキャプション」の略。難聴者のためのもので、音声の内容と全く同じです。
注:音声や字幕の有無はタイトルによって異なります。
https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fchrome.google.com%2Fwebstore%2Fdetail%2Flanguage-learning-with-ne%2Fhoombieeljmmljlkjmnheibnpciblicm%3Fhl%3Dja%26fbclid%3DIwAR3deL36Jb3GR88w1au4MtMkdW-denUDdNhtoiy6q2NechC_EcyxsL8GmtY&h=AT18C0AqzdiBv-qRCdzq_QjubaqO6UDzYKHcO5gxpCKoWbvQGADAQtiMrkaakSQlfRB0eJZ88H12tI2eyl7o34KfmWG_QIOtZmCqgaD7WHc1IPysvRvuHQmUfCNN8TGDr0aU&__tn__=-UK-R&c[0]=AT07yqhPmvlWDvGg76n4ZQejvlj4KXi9izYnvmmV_82mU0U6pada8cPq7mHPrGJKj75RDx6V0KNnH58UvP5rd4K0kmUep9peE0H5mWblaUHXa-JnEL11gPGxh-JQfWNH6r9vvft10wnslT7S8rnn_1IaJw

■Basic Grammar in Use
"Basic Grammar in Use "は、英語学習者のための名著で、信頼のおける本です。"Basic Grammar "と書かれているように、初心者向けです。しかし、ビジネスパーソンでもこの本は役に立つと私は思います。ざっくり、TOEIC400~700点の人におすすめです。TOEIC400~600点台の方は日本語版の方が良いと思います( c.f https://englishleaf.jp/themes/grammar-in-use/4577/)。TOEIC500~700点台の人は、英語版の方が良いと思います(c.f. https://english-club.jp/blog/grammar-in-use/)。
英語の先生も私の意見(初心者には良い本だ)に賛同してくれていています。
前に紹介したSLAの本では、「文法」の段階でこの本が良いというおススメがありました。

■Kindleを使って、読みと話すを鍛える
英語の学習にもKindleが使えます。また、インターネット(アマゾンジャパン)を利用すれば、英語の本も簡単に手に入れることができます。もちろん、日本の本に比べると、読むのに時間がかかります。しかし、その効果は絶大です。内容だけでなく、英単語や英語での説明の仕方も学べます。
英語学習者にとっては、読み通すのが大変なので、薄い本から始めることをお勧めします。
何冊か試しましたが、私は「ONE PIECE」が一番好きです。日本の漫画で、ストーリーが面白いためです。

■Google翻訳
発音を確認する方法として、Google翻訳があります。まず、マイクのボタンを押します。次に、英語を声に出して読みます。Google翻訳があなたの英文を口述してくれます。Google翻訳の結果が意図した文章と違う場合は、あなたの発音が不自然だったかもしれません。私が発音に自信がない例はこんなのです:want vs. won't、walk vs. work、cold vs. cold
Google翻訳に発音してみましょう。

■DeepL & Grammarly
DeepLは有名な翻訳サイト(アプリ)です。Grammarlyも有名な文法修正サイトです。この組み合わせは単体で使うよりも強いです。
英語で文章を書く必要がある時は、日本語で文章を書いて、DeepL で英訳して、その後、Grammarlyでより良い文章が出るかどうかを確認できます。
英語学習では、英語で文章を書いてみて、DeepL(English into Japanese)で自分の文章の意味を確認します。DeepL の結果が思い通りにならなかった場合は、日本語の文章を変更して英訳します。すると、DeepLが、より良い英語表現を教えてくれます。この後、英文をGrammarlyでチェックして文法の問題点を修正することをお勧めします。
注意:DeepL、Grammarlyともにアプリケーション版があります。何度も使うのであれば、アプリケーション版の方が良いと思います。
P.S. もちろん、この記事も同じ方法で書かれています。
日本語が少し不器用なのはご了承ください。

■Grammarly
私はプレミアムプランに加入しました。最初は「すごい。英語の文法を直してくれる」と聞き、無料プランで使い始めました。無料プランでも十分、私のつたない英語を直してくれました。しばらく使っていたら、「有償プランなら、もっとブラッシュアップできるよ」とリコメンドが(笑)。たしかにニュアンスまで直してくれます。

■Otter
https://otter.ai/jp
英語の音声を聞いて文章化してくれるアプリです。認識率高いです。リプレイすると音声と文章をセットで確認できます。
英語のセミナーを記録して、あとで理解したり、英語の会議についていけない人に良さそうです。
例によって、仕事で使っていいかどうかは自己責任で。
それと、Otterは英会話に磨きをかけるのに最適なツールです。ミーティングや英会話レッスンの時に使えば、後から議論を振り返ることができます。自分のスピーキングがどんな感じだったのかを知ることができます。恥ずかしい...と感じることもありますが、効果はあります。何よりも、Otterを使うと、自分の文の中の発音の間違いを見つけてくれます。
私はOtterを使って、"r "と "l"、"s "と "th "をきちんと使っていなかったことに気づきました。
もちろん、会社が許可している場合にはOtterはビジネスミーティングの際にも使えるツールです。私が知るビジネスマンの中には、ビジネスミーティングでOtterを使っている人もいます。

■PRONTEST
SLAによると、最初のフェーズで発音を鍛えます。科学的な発音法があるのを知っていますか?ウェブ上にあるアプリで、自分の発音を判定してアドバイスしてくれるものがあります。その名も "PRONTEST"。英語は日本語に比べて母音が多いです。私たち日本人はそれらを簡単に話したり聞いたりすることができません。子音もそうです。
このアプリにはいくつかの機能があります。一つは発音の仕方の説明で、もう一つは自分の音を判定する機能です。ただ判定するだけではなく、舌を後ろに動かす、唇を広く開くなど、発音を修正する方法を教えてくれます。
PRONTESTにはフリートライアルがあります。基本的なトレーニングをするにはこれで十分です。

■Mouse Dictionary(Chromeのプラグイン):
英語のサイトを読むとき、長いページでたくさんの単語を調べるのは面倒ですよね。クロームブラウザの拡張機能で提供されている軽快な辞書サービスがあります。ウェブページ上で拡張機能を有効にして、調べたい単語の上にマウスをドラッグするだけで、あっという間に(1/60秒)単語の説明が表示されます。辞書はローカルコンピュータにダウンロードされるので、翻訳するために必要な通信がありません。ストレスフリーな辞書ですよ!

■個人的なおススメ辞書:英辞郎 pro
単語をクリックして発音を聞く機能がついていて、各単語の発音を聞くことができます。また、英辞郎 PROでは、タグを使って自分の語彙リストをカスタマイズできます。例えば、タグには "覚えておく必要がある "や "もっと練習する必要がある "といった内容を入れることができます。そうやって、覚えておきたい単語のリストを作成することができます。
英辞郎は、モバイルアプリにリンクしたウェブサイトを持っています。当然、両者はお互いにデータを共有しています。そして、英辞郎にはフォーマルな英語と口語の英語があります。サンプル文がたくさんあるので、実際の文章でどのように単語を使えばいいのかがわかるようになっています。
過去、英語力の高い上司から「仕事で使うなら英辞郎 proを使った方がいいよ」と勧められました。https://eow.alc.co.jp/ を見て、英辞郎 proで英単語を調べてみましょう。
参考:英辞郎 proは年間3000円かかります。

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