【Edge Rank 773】ひとにやさしく【奥野】

長い梅雨が明けたと思ったらあっという間に猛暑の連続。こいつはコロナ関係なく体調崩しますよね。どの病気の重症者が何人、死者が何人という話ではなく、とにかく身体をいたわりたいモノです。

PCR検査を受けてきた

詳細は別のnoteに書いてあります。

外出は飲みに行った夜だけ、という日に、結果的に感染者と濃厚接触していたということで、濃厚接触感染アプリ「COCOA」で通知が出たんです。で、PCR検査を受けて陰性でした、という流れでした。

その結果何が変わったかというと、やっぱり新型コロナウィルス感染症と、それに対する人間の感情に敏感になったということです。

ウィルスに対する楽観論・悲観論それぞれあります。人々がどう思うのもある程度自由だと思っていますが、COCOAのおかげで自分に感染している可能性が「見える化」すると、何かしら他者に対する申し訳なさが頭をもたげてくるんですね。

風邪やインフルエンザとは違う(あ、インフルエンザに罹患したことありません)申し訳なさがなにかというと、大きくわけで2つあったのかな、と。

・詳細が解明されていないウィルスなので症状や後遺症が読めない
・指定感染症であるため、仕事や生活において縛られるルールが増える

前者は感染症そのものの特性が明らかになっていないことに起因する申し訳なさ、後者はルール上の申し訳なさです。前者は研究が進めば解決というか折り合いがつきます。風邪やインフルエンザは根絶できていないけれど、後者はおそらく、前者次第でルールが変更されるでしょう。

この両面があるから、僕は新型コロナウィルス感染症については楽観側でも悲観側でもなく、バランスを取った落とし所の模索をし続けることが大切なんだろうなという風に考えています。

PCR検査を受ける前は、まあ言ってしまえばどこか他人事でした。一日の感染者数が東京で300人、400人だったからといって、1000万人を超える東京の人口の何パーセントだよ、という風に思っていたこともあります。

でも、自分が感染したかもしれないと認識し、検査で陰性が確認されるまでは上記2項目に関してぐるぐると考えが巡ったんです。
400人の感染者がそれぞれ濃厚接触した人が10人いたら、生活の心配をする人は4000人ってことなんですよね。
自分がうつされた側であれば「仕方ないよ」と言えますけれど、出来れば自分から誰かにうつしたくはない。

自分起因でだれかに感染させてしまったら。

これについて考えるようになったのが、PCR検査を受けたことによる最も大きな心の変化なのかなと思います。同じ思いをしている人は少なくないはず。そして残念ながら感染してしまった方に対しても、確信犯やリスク高い行為をあえて続けるような一部の人を除いて、決して責めるものではないという考えが固まりました。

共通テーマ「長くつかっているもの」

30年くらい、断続的に取り出しているものがあります。池波正太郎さんの小説「鬼平犯科帳」の文庫本と、隆慶一郎さんの小説「一夢庵風流記」「影武者徳川家康」の文庫本です。

すべて文庫もKindle版も購入しておりますが、家で読みたいときはついつい文庫を手に取ってしまうんですよね。30年前の本ですから活字は小さくて読みにくいのに。

理由を完全に言語化できているわけではありませんが、

・紙の手触り感が好き
・文字の内容が頭に入る気がする
・行間を読みやすい気がする

ってところでしょうか。そうした結果気に入った本を手に取ることで、α波が増えてくるんじゃないでしょうか。

何度も読んでいる小説だと、次にこの台詞が出てくる。この台詞が出て来たときに僕がこう感じる。というところまでわかるんですよね。だがそれがいい。その安心感がいい。先の分からないどきどきで胃もたれしたときに、こうした安心感がドキドキの胃酸をやわらげてくれるんです。

と思ってほかの長く使っているものを頭に浮かべてみたら、いつものアレという安心感があるんですよね。

長く使っているものって、愛着・安らぎが積み重なって、どんどん手放しづらくなりますね。

今月のテーマは「長く使っているもの」です。昔から使っているソフトウェアや道具でもよいですし、あるいは古くなってもまだまだ捨てるには忍びないものなど。家庭内の生存競争を生き抜いて、ずっと長く使い続けているものを教えてください!
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内容によってはEdge Rankで取り上げさせていただくこともあります。

後記

そろそろ奥野号もお開きです。この号の掲出日の前日、数年ぶりにスマートウォッチを買いました。とある事情で電話とLINEだけ着信通知が必要になりましてね。

スマホ本体のボリューム、普段はOFFにしたいんですよね。SNSやアプリで不意に聞かされる動画広告、割と耳につんざくSNSの通知音が苦手で、バイブレーターや画面上のバッヂですませたい派です。

そんな中で電話の着信を認識できる環境を作りたいとなると、腕の振動で感知できるのがベターかなと。ついでに歩数計や心拍数も計れる、Xiaomiのmi band 5(グローバル版)をAmazonで購入しました。

もうすぐ国内版が発売されるものですが、このグローバル版でも技適は通っていて安心です。数年前に買ったスマートウォッチは液晶も白黒だったのですが、なんだか進化したものです。長く使える物になるといいなあ。

次号は8月25日(火曜日)ヤギシタさん号です。つぎもお楽しみに!

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