【Edge Rank 962】生き残るモノたち【奥野】
最近、春と秋が短いなあって思います。ちょうど良い気温で何かができた記憶があんまりなくって、寒い日が続いたと思ったら暑くなり、暑さが続いていると思ったら一気に冷え込むような印象があります。
もう5月。まあ春ではなく初夏ですけれども、気持ち良い日々が続いたら良いなあ。その間に楽しいことしたい。
生き残るモノたち
この1ヶ月ほど、やたらモノを「整理」しています。きっかけは机とベッドの位置を入れ替えたいと思ったことで、机に向かったときにベッドやテレビが目に入らないようにすることで作業の集中力を上げたかったのです。そのついでにモノをまあまあの量、処分して、少し快適な空間にしたくなりました。
主にモノを捨てているのですが、どうも長年ため込んできたものがあって、昔を懐かしみながら少しずつ処分しています。
とりわけ寂しかったのは学生時代から購入してたまっていたCDと本でした。段ボールで10箱以上は出て行ってしまいました。今はストリーミングでも聴ける時代なので、持ち物を減らすため泣く泣くサヨナラ。
CDはほとんど売却しましたが、本は本棚一つ分くらいは残っています。捨てきれませんでした。中でも前号でも少し書いた隆慶一郎さん、彼の小説は捨てられませんでした。単行本・文庫本・文庫本(新刊)と残っている同一作品もあります。どんだけ好きなんだか。
途中から初版本を買い続けることになった寄生獣のコミックスも処分できませんでした。「人間らしさとは何か」を当時としては斬新に描いた素晴らしい作品で、寄生獣前と寄生獣後で登場する漫画のジャンルが違ってきているかも!と思える作品のため、どうにも手放せなかったんですよね。
30年~40年前に買って、今も処分できずに生き残っているものというのは、愛着を超えた何かが残っているものですね。僕の本の場合だと、小説にせよ漫画にせよビジネス書にせよ、読んで強烈な印象が残っているもの、今でも大切にしている感覚や考え方の基になった本は捨てられませんでした。
買い取ってもらったのはブックマニアさん。
とにかくハコヅメして送れば、買い取り金額を指定した口座に振り込んでくれる、という所。価格交渉をするのではなくて、配送したら終わり、にしたかったのでぴったりのお店でした。
モノの整理は少しずつ進めてはいるのですが、どうにもこうにも次から次へ不要物が出てくるのが困りものです。ミニマリストになりたいとは思いませんが、身の回りをもっとすっきりさせたいです。
三日三月三年(みっかみつきさんねん)
今月の共通テーマーは「五月病」です。
僕が新卒だった1990年代、よく三日三月三年ということを言っていた記憶があります。何か新しい環境になったときに悩んだり疑問を持ったりすることが三日、三ヶ月、三年のタイミングで訪れ、それを乗り越えるとそれなりに過ごせるようになる、みたいに把握していました。
入社三日目は不安の塊だし、三ヶ月後は新入社員研修が終わって現場に投入されるタイミング。三年後は後輩もでき、仕事もある程度責任を任されるようなころで、それぞれ悩みだったり不安だったりの気持ちが出ているころですよね。
僕は最初の会社に約10年、2番目の会社にも約10年いました。どうやって乗り越えたのかな、と思い返してみると、目の前の仕事に没頭していたような記憶しかありません。余裕のなさが変な悩みを打ち消していたのかもしれませんね。
まあその結果、会社員を20年やるまで、自分が会社員に向いていないことに気づきませんでしたけれど(笑)何が良いのかは良くわからないなあ。
編集後記
暖かくなってきて、バイクで出かけたい欲が高まってきました。ヘルメットも買い換えたし、バイクに乗りながら動画を録るためのGoProも買ったので、これを使って外出を楽しみたいなあ、と思ってはいます。まだ実践できていないのが困ったものですが、近々出張にいけるはずの手はずも整えたので、そうしたときについでに楽しんでこよう!と思っております。
ではまた!次はゆうせいさんの予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?