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「ほぼ日」って、読んでます?_09/15_

【答え】連載インタビューを幾つか読みました。2011年の西條先生から。読んだインタビューへのリンクを貼付ける試み。最近、【今日のダーリン】を読み始めたので、以下に今日の分のコピペから。(バックナンバー無し)


(2015/09/18 金)

・「がっかり」というのは、ものすごいものだ。

 軽く「がっかりしたな」とか言っていることも多いけど、

 世の中の勝ち負けの攻防は、ほとんどが

 「がっかり」をめぐって繰り広げられている。

 

 昨日は、パリーグでホークスが優勝したけれど、

 セリーグは、1位から4位まで順位が変わる可能性がある。

 どのチームも、もちろん上位を、

 さらに言えば優勝をねらっているのだけれど、

 じぶんたち以外のチームが「がっかり」することを

 強く望んでいるとも言える。

 そして、なにがあっても、

 じぶんたちは「がっかり」しないようにしている。

 ひとつの試合のなかでも、

 敵が「がっかり」してくれたらもうしめたものだ。

 ヒットよりも、四死球のほうが「がっかり」しやすい。

 さらには、失策がでたりするともっと「がっかり」する。

 一方のチームがふつうに力を発揮しているとき、

 相手側のチームに「がっかり」が見えたら、

 勝敗の行方は決まりかける。

 むろん、いったん「がっかり」しても、

 むくっと頭をもたげてそれを吹き飛ばしたら、

 またいい勝負ははじまる。

 

 「がっかり」とは、この先によいことが見えない状態だ。

 先が暗いばかりのときには、強い力は出せない。

 それは、強い力を精一杯出しても、

 結局は「よくない結果」になると感じているからだ。

 だからこそ、敵と味方で争っているような場合、

 相手が「がっかり」してくれるような駆け引きもする。

 敵や、観衆に向けて「でかい口をたたく」のも、

 それをほんの少しでも本気にしてくれたら

 相手を「がっかり」させやすくできると考えるからだ。

 戦いのなかで、味方やら応援の数を大きく見せるのも、

 敵のこころを「がっかり」の方に向けさせるやり口だ。

 勝ち負けのあるところでは「がっかり」はダメだ。

 「とにかくがっかりしない」というだけで、それは力だ。

 「がっかり」しないためには、なにが必要なのか。

 正面から「がっかり」したという経験が必要だと思う。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。 

若いときの「がっかり」は買ってでもしろ、とも言えそう。

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(2015/09/20 日)

・わざわざ「ワルぶる」ことはないのだけれど、

 「いいことしてる」みたいにするのは、

 いちばんやっちゃいけないことだと思って、

 できるだけ気をつけている。

 

 「いいことしてるときには、

 わるいことをしていると思うくらいが、ちょうどいい」

 というのは、吉本隆明さんの教えてくれたことで、

 経験を重ねるほどに、身にしみてわかるようになった。

 「いいことをしてる」と思っている人は、

 どうしても、他の人たちが、

 「いいことをしてない」ものに見えやすい。

 「どうして、いいことをしないのか」と、

 そういう人たちを責めるようになりやすい。

 

 また、「いいことをしてる」つもりなのに、

 人びとがそれにつきあってくれないと、

 そういう人たちのことを、

 遅れた人たちだとか、バカな人たちであるとも

 思ってしまうことにもなりやすい。

 「いいことをしてる」人が、認められないのは、

 「わるい世の中」であると決めつけてしまいやすい。

 世の中は、どんどん悪くなるばかりだと思い、

 そんな悪い流れを変えるという「いいこと」のためには、

 多少の嘘も方便であるという考えにもなりやすい。

 

 昨日、渋谷公会堂でやった「いぬねこなかまフェス」が、

 とても気持ちよかったのは、

 中心になっている友森玲子代表の考えもあって、

 動物愛護のテーマを、

 「いいことをしてる」というふうにとらえないで、

 「好きだからやってる」「たのしい」という

 「わたしが勝手にやってる」こととしてやってたからだ。

 犬や猫がやってほしいのは、「いいこと」じゃない。

 いっしょに、たのしく生きられることだけだ。

 手伝っていて、ぼくは思う。

 「ああ、いいことせずにすんで、よかった」とかね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。

さて、翌日の今日は、目黒にさんまを焼きに行くっぺし。

土曜日、日曜日と祝日の「ほぼ日」は9時に更新しています。

昨日の「今日のダーリン」を読み逃した方はこちら。

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【発見コンテンツ】 吉本隆明 

「にほんのこども」 最後に対談ビデオのおまけ!

http://www.1101.com/nihonnokodomo/2008-05-09.html

ギネスブックに載ったCDコンテンツもある。

http://www.1101.com/store/yoshimoto/index.html

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☆ ほぼ日刊イトイ新聞 連載インタビュー 2011年6月

- 西條剛央さんの、すんごいアイディア。

http://www.1101.com/funbaro/


☆ ほぼ日刊イトイ新聞 連載インタビュー  2010年9月

池谷裕二

-ほぼ日刊イトイ新聞-脳の気持ちになって考えてみてください ...

http://www.1101.com/ikegaya2010/2010-09-27.html

http://www.1101.com/ikegaya2010/2010-09-29.html

さんまさんの言うには、「男は、、、」

女でも、こどもでも、「同じ」かもしれないよ!


☆ ほぼ日刊イトイ新聞 連載インタビュー 2015年8月

石川善樹 予防科学研究者

-【目標を達成しやすくするヒント】

http://www.1101.com/y_ishikawa/2015-08-24.html

石川
そうなんです。
あと「不安」も疲れます。
だから実は「幸せ」という感情は
感情としては
「希望」よりも「怒り」に近いんですね。
怒りで「くそっ」となるときって
あるじゃないですか。
そういうときも、ロジック機能がオフになるから、
疲れないんです。

「今日1日でどうなりたいの?」
と聞くほうがいいかもしれないんです。

 


【参考リンク集】

http://www.1101.com/home.html

ほぼ日刊イトイ新聞 - 目次                       糸井重里が主宰するウェブサイト。1998年6月6日創刊以来、一日も休まず更新しています。糸井重里の日替わりエッセイ「今日のダーリン」/有名無名を問わずたくさんのゲストが登場するコンテンツ/50万部を売り上げる「ほぼ日手帳」などのグッズも発売中。

ほぼ日手帳 - Wikipedia

The Huffington Post | 執筆者: HuffPost Newsroom         「ほぼ日」、数年内に上場 糸井重里さんが目指す「柔らかいIPO」とは 「ほぼ日刊イトイ新聞」は1998年に創刊のウェブサイト。多くのインターネットメディアが広告収入に頼るビジネスモデルを選ぶ中、読者との交流を育み、独自のコミュニティを形成。それを元に「ほぼ日手帳」などオリジナルグッズや、連載を書籍化して販売し、広告でなく物販を中心にビジネスを展開している。時事通信によれば年間売上高は30億円を超えるという。

。。。。。。

(以下、当局コメント インタビュー等から) 

糸井重里 コピーライター 66歳

☆西條剛央と糸井重里 東日本大震災時に。以来、FBページ「いいチームをつくりましょう」にて恊働歩調

☆加藤貞顕と糸井重里 65歳の「糸井さんは、僕らにとって、スター」




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