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散らかしてしまいました

おはようございます、
織田慶です。

突然ですが、あなたは
日常の中でアイデアを
求められることはありますか?

例えば、

・新規事業の企画を出す

・集客の新しい方法を提案する

・趣味のブログのネタを考える

など、想像力が
必要なことがあるでしょう。

しかし、いざ考え始めると、

「良いアイデアが出てこない・・・」

というのが現実ではないでしょうか?

そんな時は、様々な
対策が考えられますが、

実は手軽で意外な
方法が対策になります。

今回は
『創造性を上げる環境』
というテーマでのお話です。

ひらめきが欲しいときの
助けになるはずなので
ぜひ最後までご覧ください。

早速ですが、
創造性を上げる環境とは

ズバリ
“散らかっている環境”です。

「え?整理整頓された
 環境ではないの?」

と思ったかもしれません。

確かに私たちは、
子どもの頃からいつも

「机の上をきれいにしなさい」

「部屋はこまめに片付けて」

「身の回りの整理整頓を欠かさずに」

などと言われていました。

理由は

・生産性が上がるから

・気が散らなくなるから

・心がすっきりするから

と色々です。

しかし、創造性を
発揮する点においては、

きれいである必要は
ないと言われています。

というのも、
多くの天才といわれる人の仕事場が
散らかっていたとされているからです。

・相対性理論で有名な
 『アルベルト・アインシュタイン』

・美術界に革命を起こした
 『パブロ・ピカソ』

・iPhoneなどの革新的製品を生み出した
 『スティーブ・ジョブズ』

彼らの仕事場はすべて
乱雑だったという証言が残っています。

ただ、これだけだと

「天才の部屋が
 散らかっていたからといって、

 散らかった環境が創造性を高めるとも
 限らないのではないか」

と思われるでしょう。

確かに、このような考えは
長い間支持されています。

しかし、ミネソタ大学が実験を実施し
この因果関係を証明したのです。

実験では、
学生を2つのグループに分けました。

そして、

・一方はきれいな部屋
・もう一方は汚い部屋

で、それぞれ
“ピンポン玉の新しい使い方”
を考えるように指示を出しました。

すると、汚い部屋のグループのほうが
明らかに創造的で
興味深いアイデアを出したのです。

この結果は、明らかに
散らかった部屋で考えるほうが
創造的になれることを示しています。

ですから、私たちも
新しいアイデアが欲しい時は

散らかった環境で考えると
良いということです。

あなたが、普段から身の回りを
きちんと整理整頓をしているのなら、

アイデア出しの時だけ

・筆記具を机の上にバラバラに置いてみる
・資料をアチラコチラに分散させる
・本を無秩序に積み上げる

などをして
散らかしてみてください。

ただし、日常業務などは
散らかっていると
生産性が下がるとわかっています。

また、一般的に
汚い部屋は心身共に悪影響を
及ぼすとも言われています。

ですから、
創造性を高めることを言い訳にして
散乱した状態のままにせず、

机の上や部屋の中を散らかすのは
イマジネーションを高める時だけに
してください。

今日もお読みいただき、
ありがとうございました。

織田慶


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