わたしのバイト体験記

新入生の人がバイト何にしよう!って悩む時期だと思うので私のバイト体験記をここに残そうと思います

参考にしてくださいと言いたいところですが多分8割愚痴の吐きだまりになる気しかしないのでご了承ください。あととにかくなげーです。5章まであります。最後まで読んでも有益な情報がある保証は致しません!それでは行きましょう!

①塾講

私は教職をとって教員になるつもりなので、教育系をやろうと言うのは決めていました。最初は時給高いし中学受験でお世話になったのもありS〇PIXにするつもりで説明会まで行きましたが、結局辞退しました。というのも、塾講には個別と集団があり、基本は集団の方が時給が高いです。しかし、集団だと授業計画や予習に時間が取られため、時間外労働が発生します。SAP〇Xについては割とその辺が大変だとかその他にもブラックだという噂もちらほら耳にしたので、ほかの個別に行く事にしました。

そしてたどり着いたのが栄〇ゼミナールです。最寄りにあるのでそこで働きたい!と思って面接に行ったらそこは空きがなかったらしく、結局定期券範囲から少し外れたところに勤務することになりました。

ほかのアルバイトと塾講の違いは恐らく時間が固定されていることにあると思います。私は実家勢なので大学の授業が終わってさあバイト!となると割と遅い時間からしか働き始められません。大手の塾講は基本的に授業の時間は元々固定なので、例えば最寄りに戻って来られるのが6時半だとすると、授業の枠が6時~7時半と7時半~9時だとすると結局働き始められるのは7時半から、そこまで稼げないことになります。そういった塩梅で、私は結局固定の生徒を持つことは出来ず代打としてだったり、夏休みの夏期講習の担当になったりしていました。

個別の醍醐味はやっぱり生徒との交流や成長を感じることだとおもうのですが、固定の生徒を持たなかったことでそういうのもあまりなかったので正直やりがいが…と思って半年経った頃に辞めるという意思を表明したところ、5人くらいの大人に囲まれて辞めないように「おねがい」されたのでずるずるとその後半年間シフトを続けました。その後はと言うと、授業の時間に合わなければ事務仕事(その間の時給は低い)をやらされた事でかなり嫌になっていきました。極めつけは春期講習で担当した生徒があまりにも口が悪く、授業50分間ずっと死ねだのブスだの暴言を吐き続けられたため最終日に退職したいと言ったところ、あっさりと書類を渡されました。人がもうその頃には足りてたんでしょうね、1ミリも引き止められることも無かったので一切の未練を残さずにすっぱりと辞めました。

栄光ゼミ〇ールでの教訓は、辞めたいと言って全力で引き止められる=人が足りない=続けたらブラックに働かされる、ということです。これマジで大事


②ファミレス

先程の塾講はまだ、いい子の授業は楽しかったんです。ファミレスに関しては1ミリも楽しかった思い出がなかったことを先に宣言しておきます。ただの愚痴を書きます。丸ノ内線の方の最寄り駅の出た所の二階にある赤くて丸い看板の某店です。

私の勤務先のファミレスはホール(注文を受ける、料理を運ぶ、レジを打つ等接客中心の仕事担当)と厨房(ホールがとってきた注文を作る担当)に分かれており、は私は接客の方に興味があったのでホール担当でした。業務内容には皿洗いやドリンクバーの補充等も含まれていました。

やっぱりステーキハウスを名乗ってる某店なので、鉄板料理が多いんです。重い、重い、クソ重い!!なのに「大丈夫大丈夫!」とお盆に無理やり大量の料理を乗せられて落としそうになりながら運ぶのはかなり精神的にも肉体的にもしんどかったです。あと先述した皿洗いは、食洗機に突っ込む前に1度洗剤入りのお湯につけるのですがその洗剤のせいで手が毎回腫れるほど赤くなりました。…あれ口に入れるものを乗せるものにつけていいやつなんですかね?

同僚はほとんど外国人。同世代の友達が出来なかったのが、楽しくなかった原因の一つかなと思います。同じ大学だったり、同学年の女子がいればまだ良かったのかもしれません…… 逆に、同年代の女の子が1人もいないという事には何かしらの要因があるはずだったんです。それに早く気がつけばよかったと後悔しています。それでは行きましょう、茗荷谷ガスト、ここがクソシリーズ!(店舗名言っちゃったよ)

まず!厨房が臭かった。多分ガーリックとかチーズとかにおいの強めの食材が多くそれが混ざって悪臭になっていたのかもしれませんが、控え室に向かう際必ずその臭いゾーンを通らなくては行けなかったので毎回鼻の息を止めてました。床もなんかヌルヌルしててそこを自分の靴で通るのも嫌だな…と勤務前からテンションガン下げでしたね…

あとは先輩がクs…あまり良くない印象の人でした。基本的にバイトは先輩バイトから仕事を教わるという所が多いですが、私の先輩はとりあえず怖かったです。最初は自分の仕事の出来なさで怒られているんだろうな、と思っていましたが冷静に見てみるとそうでもなかったです。「ちょっとボーっとしすぎ」とよく言われましたが、そもそも何をしたらいいかの判断が出来るようになるまで教えて貰っていないんですよね、それあなたの責任ですが?先輩の見えない所で仕事をしていても、呼び出されて真面目に仕事しろと言われたり…そして挙句の果てに「別に好きで怒ってるんじゃないからさあ」、この言葉が目上の人からでたらその日に辞表を出しましょう。

シフト上がって控え室に戻り誰にも見えないところで泣いて帰ることが多々あり、耐えられなくなって辞意を示したところまた引き止められました。「春休みだから学校に用はないから来たくない」と言っても「電車賃出すから」と頼み込まれ、またこちらの方にもズルズルと居座っていましたがコロナを期に「もうほかの店で採用貰ったので辞めます」と店長にLINEを送り、それ以来もう行っていません。ちなみにその連絡は未だ既読無視されてます。

もう今は私を鬱にしたあのクソ野郎は卒業して店には残っていないと思います。でも厨房の臭さもバイトの心の叫びを聞き取れない環境も改善していないのであればあのお店で二度と働きたいとは思いません。ものすご勢いのネガキャンではありますが、正直立地以外いい点がなかったので、やめておいた方が良いと思います!!!

ここでの教訓は、「しんどかったら早く辞めた方が良い」という事です。仕事ではないので、さっさと新しいもっと楽しい環境を探しましょう!学年上がる毎に採用はされにくくなってしまいます。早めにいい職場で身を固めたいところですね…


③試験監督

最初に言います。これ以上良いバイトはほぼ無いです。超絶楽で最高でした。

私は実際の監督業務ではなく会場本部のお手伝いをしていました。業務内容としましては、マークシートを数え、学校名等の記入漏れのチェックを行い、配布する問題と回答の数を数え、あとはボーっとしてるだけで7時~14時までの勤務1回で8000円が貰えます。ほとんどの時間がスマホをいじりつつ、おば様方の会話に時々相槌を打つだけの簡単なお仕事でした。しかも現金手渡し!!!最高!

髪色は黒指定だったのと朝がちょっと早いのはネックでしたが、それを差し引いてもあんなに楽に金を稼げる場所は中々ないですね!

今回の教訓は、楽に稼げる仕事は大体コネ!ということです。すみません、親の友人の紹介でやり始めた手伝いなのでご紹介が出来ないんです……美味しい話なんてそうそうないぞと言うのが今回のオチでした。あと、今はコロナでそもそも模試がやっていないので依頼が来ません。


④家庭教師

栄光ゼミ〇ールを辞め、でもやはり教育関係のバイトは何かしら続けたかったので家庭教師を始めることにしました。おすすめは手数料等が取られない掲示板で募集をかける事です。個人契約であれば現金手渡しも出来るので扶養がどうとかいう心配もありません!色んなところに登録しまくるとメールが来まくってうざかったので結局1つにしぼりました。家庭教師のASKと入れたら出てくるかと思います。

掲示板にはだいたい性別、年齢、大学名、出身高校名、指導可能科目、勤務可能地域等を記入し、それを見た生徒側(大体親御さんの事が多いです)からリクエストがメールで来て、その依頼を受けるか受けないかを選択すると言った感じでした。サイトにメアドは登録しますが、相手には公開されずサイト内のサーバーを通してメールが届くシステムなので個人情報の観点も心配が要らないというのが良かったです。

いくつか来るリクエストのうち自分が教えたい!という生徒を2人選んで面談をし、採用を頂いたので連絡先を交換して勤務スタートしました。2人のうち片方の生徒さんに関してはなんか……自然消滅……?連絡が来なくなったので今はもう行っていません。現在担当し続けているもう1人の生徒は高校一年生の文系の子で、高二まで数学と理科を教えて欲しいと言う契約で週一、1時間半の授業をしています。

これがもう楽しい楽しい。すごく楽しい。やはり専属で生徒を持つというのは責任も伴いますが、成長を感じるのがすごく楽しいです。しっかり話を聞き、分からないところは遠慮せずに理解出来るまで粘り強く質問をして来てくれる生徒なので、教えている側も教えがいがありますし教え方を教えて貰っている、という感じで自分もまた成長させてもらっています。

形式としては学校の授業の予習を一緒に行い、授業が終わったら問題集を見直す、という感じです。予習を行うことで学校の授業の飲み込みを良くして短い勉強時間で効率よく理解が進むようにし、問題を見直すことで定着をはかる、という方法をとっています。これは私が受験期にお世話になった数学のマンツーマンの塾の先生のやり方を踏襲させてもらっています。

これは自慢なのですが、私が家庭教師を担当させて貰ってから彼女の学年内成績は70位から1桁台まで上がりました。ひゃっほう

分からないところは次の授業までとって置かずLINEで質問をしてもらったり、テスト前に授業を増やしてテスト週間中は授業をお休みにしたり、個人契約だからこそ融通の効く形で教えられているというのが良い結果を生んでいるという感じがしています。

学年内の順位が上がるにつれ、時給が上がったり授業時間に出てくるお菓子がチョコからケーキにグレードアップしたりとひしひしと期待を感じます。それに応えて行けるよう、精進して参ります(震え)

やはり私は教師をめざしている理由でもあるのですが、教えるというのが何よりも楽しいんだと思います。経験が自分の糧になり、楽しく、お金も稼げるという最高の職場ですが、これだけでは少し収入的には足りていないので現在もうひとつバイトを掛け持ちしています。最終章、ドトールのお話です。


⑤コーヒーショップ店員

現在いちばん多い頻度で働いているのがドトールです。憧れのカフェ店員!その実情はそんなに甘いものではありませんでした…

まず仕事内容はフード、ドリンク、キャッシャーという三種類がありそれら全てができるようになる必要があります。一日の中でもドリンク担当の時間帯やフード担当の時間などポジションがかわっていきます。

ドリンクは飲み物を作る系の仕事です。氷に出来上がったコーヒーを注ぐだけの簡単なものから、2つの液体を混ぜて温めたものにさらにクリームやらソースやらをトッピングしたり…などめんどいものまで数多く、いかに効率よく量産出来るかスピード勝負の内容です。やり方が似てるけど若干違う紛らわしいものも多く、怒られやすいのはここのポジションです。南無。フードはひたすら食べ物を作りつつ、後の時間のために仕込みを同時並行で行うハードワークです。普通に大変。基本的に値段の高いものほど具材も手順も多く、大量に頼まれると殺意が湧きます。頼まれすぎて仕込みが追い付かなくなると、仕込む前のそのままの素材を顔面に投げつけたくなります。キャッシャーは注文を聞き、お会計をする人です。元々ガ〇トで経験済みだったので1番慣れててやりやすいポジションです。お客さんと会話するのがいちばん多いので喉と表情筋が辛くなるのと、クレームを聞くのは大体ここの人なので、しんどい時は1番しんどい仕事です。あれ、どのポジションも辛くね?

そしてキラキラコーヒーショップ店員の嘆きを聞いて頂きたいのです。

まず朝が早い。カフェなので、通勤前に腹ごしらえを!というお客様の為に当店は7時半から営業を行っております。なのでオープンシフトは6時半出勤です、つまり5時起きです。人が足りないので、9時からシフト希望を出したとしてもヨロシク!というクッソ腹立つ顔文字とともに無慈悲に6時半からシフトに入れられます。朝苦手なのよ

忙しい。お昼頃~おやつの3時にかけて店内かなり賑わって来る上に出前館対応店舗なので、レジ前に行列ができてる時に「出前館です!」の通知音が来ると出前館用タブレットを2つ折りにメキョッしたくなります。しかも出前って大体3~4人前が一気に入るのですっごい大変(語彙力)。

でも、同年代のアルバイトがいる初めての職場ですごく優しい人たちに囲まれながら働けているからこそちゃんと続いているのかな、と思います。オーナーは割と厳しめで仕事が出来なかった日は無視されたりお客さんの前で説教されたり、「好きで怒ってるわけじゃない」と〇ストのクズ野郎と同じセリフをのたまったりもしますが、オーナーとシフトが被りさえしなければ忙しくも楽しく働けています。あと残り2年間はここに籍を置き社会を学んでいきたいと思っています。


以上5章に渡ってのバイト体験談、果たしてここまで読んでくれている人はいるのか?という分量を書いた気もしますが何かしらの参考になれば幸いです。飲食は覚悟が必要、塾講は時間制約があり、辛かったら無理せず自分に楽しい職場を探してみてね!たかがバイトです、金稼ぎの手段でしかないと言う割り切りも必要かと思います。


いつか茗荷谷の〇ストに制服と名札を返しに行こうという意思を固めつつ、今回は終わりにさせて頂きます。ご高覧賜りましたこと、感謝申し上げます。

でこぽn



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