"暮らしの安心サービス”実証実験@越知谷 令和3年10月2日の記録動画

10月2日土曜日
旧越知谷小学校図工室では、10時から15時までカフェ×出張美容+健康相談。
大畑区のふれあい喫茶ほっとでは、13時から15時までオッタニ文庫+カフェ。

健康相談のために図工室に詰めておられる看護師さんと、「ふれあい喫茶ほっと」からでも遠隔で相談できる。越知谷の飲食店「そば処ばくの家」「カフェ・サラマンダー」にも端末を持ち込んで健康相談が受けられる。
そんな仕立てで実証実験を試みてみました。
また、歳がいって、ふれあい喫茶ほっとに来にくくなったお年寄りのお家を訪ねて、おしゃべりと遠隔の健康相談も楽しんでいただくことにしていました。

午前11時過ぎに、カフェ・サラマンダーと図工室での健康相談を引き受けてくださった地元のナース・藤原恵美子さんの間で交信。そのあと、「ちえこちゃんが良いと思うで」との示唆を受けてお家に突撃。図工室の様子を見ながら遠隔で会話して、午後お出かけされる判断をされました。「誘われたけど行こうかどうしようか迷とった。けど、様子わかったし午後行ってみるわ」ということになりました。
午後13過ぎには、ふれあい喫茶ほっとにいる皆さんとのおしゃべりや図工室の健康相談を遠隔で楽しんでもらおうと、ほっとのスタッフ・谷川朱美さんのご案内であるお年寄りのお宅にタブレットを持って道具を持ってでかけました。会場の様子を見て、仲良しと手を振ってよろこんでおられるうちに、思いがけず「私行きたい」との意思表示をされました。それで、クルマに載せてほっとへお連れして、リアルにおしゃべりを楽しんでいただくことに。
様子が分かることで生まれる促し効果、今回の遠隔実証で得られた大きな気づきではないかと思っています。

今回の催しは、昨年12月13日に「お試し!越知谷大楽交」で遠隔診療の実証をした際にお世話になった、東京のビジネス・ジャパン様とユニアデックス様にタブレット3枚をお借りして実施しました。
両社は、遠隔診療などのサービス先進地であるフィンランドにあるvideoVisit社のシステムを日本に取り入れるべく事業展開を検討されています。
11月6日土曜日には、今回の実証を踏まえて、旧越知谷小学校音楽室で「きみまろ鑑賞会」を実施しながら、図工室で「カフェ×健康相談」を実施予定です。お隣の部屋に集まっているお年寄りに遠隔健康相談を体感してもらって、反応をみたりご意見をいただこうと考えています。今回お世話になったふれあい喫茶ほっとでは、オッタニ文庫が開かれているので、そこを訪れるお年寄りなどにも遠隔健康相談を楽しんでもらおうかと考えています。

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