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風也塾士規七規則

風也塾士規七則(ふうやじゅくしきしちそく) 

いやいや、それが何でどんな意味なのかを解説する立場にはない。それどころか、一生のうちにそれを少しでも体現できるようになったら実に立派なことであろうと。私にとってはそういうものである。

このnoteの中心的話題であるBottling the VINEYARDに関する私の収支勘定は専用の通帳で管理しているが、小口現金を持ち運ぶケースの中にも「風也塾士規七則」のメモ紙をそっと忍ばせている。

金融機関の窓口で現金の払出を待つ束の間に毎回そっと読み返している・・・別段それがどうなるものというようなことではない。我が身に落とし込むには相当な年月がかかるものと最初から長期戦を想定した構えでなのである。

本記事ではただただ書き写しておく。


立志(りっし)

道ヲ学ブニハ髙ク志ヲ立ツルヲ要ス、志ヲ立テテ、須ラク天下第一等ノ人物タランコトヲ心掛クベシ。

修身(しゅうしん)

身ヲ修ムルニハ敬ヲ主トス、敬ハ礼ヨリ生ジ、礼ハ誠ニ起リ、誠ハ己ニ克チテ独ヲ慎ムニ発ス。

齊家(せいか)

業ヲ励ミテ家を斉ヘ、父母ヲ安ンジ、弟妹ヲ掬育スルハ己ガ任タルベシ。

公民(こうみん)

慈悲ノ中ニ居ルヲ思ヒ弘量能ク収メ、四海和楽ノ心アレバ不足ナク不安ナシ、世務ハ人々相ヨリテ初メテ完カルベシ。

勤勉(きんべん)

篤ク先人ノ努力ヲ謝シ、勤労ヲ楽シミ、啻ニ時事ニ遅レザルノミナラズ、来者ノ為メニ加フル所アルヲ期スベシ。

工夫(くふう)

培埴シテ機緘ノ妙ヲ観、静思シテ而シテ無音ノ聲ヲ聴キ、国家興亡消長ノ偶然ナラザルヲ深ク察スベシ。

実践(じっせん)

道ヲ学ブハ行ハンガ為メ也、妄年を截チ、時風ニ秀デ、只管知行合一ニ力ムベシ、茫々タル宇宙此事只是レ尊シ。


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