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はじまった、二拠点生活。

ども、おちゃ子です。
母を見送って
自分の住まいと実家の二拠点生活になった。

父が88歳にして一人暮らしになったから。

家のことは全部母がしていた。

「お茶」といえば出てくる。
料理にも文句言いたい放題。

お湯も沸かせない人が
一人暮らし。
 
母が入院した頃から
父は何かしないと・・・
と思ったのか、
お米は炊けるようになった。

米を洗ってから
ザルにあげて3時間置くんだ。
と、自信満々に話す。

おかずは総菜の
あれが美味しいと説明してくる。

わずかな時間の母へ
優しい言葉をかけるようになった父を見て
心の底から思うこと。

どうして今なの?
今ごろ遅いよ。

そんないらだちもあったな。

ただ、母もやりすぎたにちがいない。

白と黒の絵の具が
ぐちゃぐちゃになったような感情が湧いてくる。
 
父の世話に二拠点生活が
始まったのではない、
母を身近に感じたくて
帰ってるんだ。


 

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