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G1ヘッドライン解読 朝日FS

衝撃を届けろ、歴代を超越する大器が躍り出る。

「大器」が使用され、「タイキ」がいてこれは!と思っている方が多いと思いますが、僕はタイキヴァンクールは罠だと思ってます^^;
ただ、「大器」が重要なワードであるのは間違いないと思います。
いつもの作業をしていきましょう!

■ワードチェック

・「衝撃」+「届けろ」
「衝撃」はスプリント戦や古馬マイル戦で使用されるワードです。
また、ジャパンカップでも「世界に衝撃」といった形で使われます。
「届ける」とのセットは過去にありません。
「夢に届く」などの表現と違い、「衝撃」を届ける相手は「ファン」ということでしょう。使い方は珍しく近年はあまり見られませんが、ここはあまり深い意味はないと思います。
ただ、「届く」使用は「差し・追い込みが届く」パターンを意識しましょう。今年は宝塚記念で使用され、イクイノックスは後方から見事に捉えていますね。過去「届く」使用で逃げ切り勝ちはないはずです。

・「歴代」+「超越」
「歴代を超越しろ」
というフレーズは使用されていません。
歴代に対して「繋ぐ」「継ぐ」という表現はよく使用されます。
芝マイルのレースで近いニュアンスでは以下が該当します。

2022 NHKマイル
「未来を変えろ、異次元の才能が歴代を凌駕する。」
⑱ダノンスコーピオン(川田・4人気)

2020 マイルCS歴代を越えろ、速さと強さの象徴となれ。」
④グランアレグリア(ルメ・1人気)

・「大器」
「大器」が使用されたのは過去1回です。

2017 朝日FS 「大器の片鱗、次代を創造。」
①ダノンプレミアム(川田・1人気)

「躍り出る」
過去に使用されたのは以下のヘッドラインのみです。
2016 朝日FS「輝く無限の可能性、やがて伝説を創る世代が躍りだす。」
⑰サトノアレス(四位・6人気)

■まとめ

「大器」というワードは2017年の同レースで初めて使われたワードでした。
やはりこの「大器」が最大のヒントと考えます。
その他のワードからも「ダノン」が出ており、騎手で繋がりが見えるのはただ1頭ですね。

◉ダノンマッキンリー(ルメール)

ここは間違いなくヘッドラインが示す1頭でしょう。
唯一同レースで使用されていた「躍る」のサトノアレスからの連想でサトミノキラリを押さえ。
シンプルに「大器=タイキ」であった時の保険にタイキヴァンクールも拾っておきたい。


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