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大杉栄 日本脱出記 パリの便所 三

きくよむ文学 ラジオ
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大杉栄 ( おおすぎ さかえ )
1885年〈明治18年〉1月17日 - 1923年〈大正12年〉9月16日

『日本脱出記』
https://note.com/ocaml/m/m2ff805f404ef

時は 2024 年からさかのぼること 102 年まえの1922年11月20日ー

無政府主義者大杉サンのもとに、横文字で宛先が書かれた四角い封筒がとどく・・・常に数メートル離れたところから生活を監視されていることが日常になっている、大正時代のアナキスト大杉サンの、ちょっと行ってみたい海外旅行とは?

金無し、
旅券なし、
家の周りには行動監視する尾行者がいるという中で、日本を脱出する計画を実行する大杉サン。

国家権力に読まれちゃまずい伏せ字だらけのズッコケ覚悟の大杉サンの日本脱出の旅行記『日本脱出記』は、1923年、つまり、大杉サンが日本で殺される年に書かれている。

関東大震災 1923年(大正12年)9月1日
大杉栄の殺害 1923年(大正12年)9月16日
→ 甘粕事件 ( あまかすじけん )
https://note.com/ocaml/n/n979ad6844ac7

当時の東京の「貧民窟( ひんみんくつ )」「木賃宿( きちんやど )」については、

幸徳秋水の「東京の木賃宿」
https://lab.ndl.go.jp/dl/book/1279464?page=58
https://ja.theanarchistlibrary.org/library/koutoku-shuusui-toukyou-no-kichinyado

それ以前
「最暗黒の東京」松原岩五郎 (乾坤一布衣) 著 Published. 1893. 民友社
https://lab.ndl.go.jp/dl/book/763838?page=10

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