はじめまして。

いきなりですが、生まれ育った島根にUターンしました。

その話は後ほどするとして。
実は、SNSを通して自分のことを発信していくのが苦手なんです。
instagramやFacebookで一度も投稿したことがなかったくらい。
でも、記録することで振り返ることもできるし、初心を思い出して自分を鼓舞することもできるかもしれない。
そして、その時の感情を大切にするために備忘録としてここに記すことを決めました。
ゆる〜くゆる〜く更新できたらと思っています。


話を戻します。

私は社会人になり、東京の会社に就職し、このまま東京で暮らしていくものだと思っていました。
こんな田舎から早く出たいと思い、大学からキラキラする世界を求めて東京という大都会に上京してきました。
時間とお金に余裕があれば東京はそれはそれは楽しいところです。
最新のおしゃれな店は続々と出店するし、美味しいごはんやさんやカフェなんてたくさんありすぎて迷ってしまう。
気になるイベントやライブがあれば気軽に行けちゃう。
便利なところすぎるんですよね、東京って。

でも社会人になり、歳を重ね、都会に出てから地元・島根の良さに気づかされたんです。
仕事の関係で帰省は年に一回だったせいか、帰るたびに島根っていいところだなとしみじみ思いました。
そして、ちょっぴり東京の生活に窮屈さを感じたのか…
いや、日々更新されていく新しいものに対してのあまり欲がなくなったのかもしれません。

以前、小川糸さんがエッセイのなかで、
「東京は消費するための情報が溢れている。消費と幸せは直結しない」という言葉を述べられてて、どこに、何にこれから消費をするのかを立ち止まって考えていた時期だったので、とても共感しました。
そして、この頃から活動拠点=住むところを別の場所に移すのもありだなと思い始めました。

私ってこれからどういう人生にしたいんだろう。
自分の考えを整理すると2つの譲れない軸がありました。

■今の仕事のような人との関わり方とは違う『自分の価値を提供できる関わり方をする』
人と接することが好きだったので、そこの軸は変えるつもりはなかったです。
そこで、「好き」を仕事にすることがやりがいにつながる→やりがいとはなんぞや?と考えた時にこの答えに辿り着きました。自分の価値なんてまだまだわからないけれど、その答えを探してみたくなったのが正直なところです。

■四季を感じながら暮らす
小さい頃、つくしが道端に生えているとまた春がやってきたなぁと感じたり、金木犀の甘い香りで秋を感じたり、澄んだ空気を鼻いっぱいに吸って夜空をみる冬が好きだったな〜。
東京にいるとまず道に咲いている花なんて見ないし、空を見上げて、星空や月を眺めるなんて全然してなかった。
心に余裕もなかったのかもしれんません。
上京する前じゃ当たり前だった「普通」が懐かしくもあり、そろそろ取り戻したい。もっと自然の中で季節を楽しみながら暮らしたい、「暮らす」ということの優先順位をあげたていきたいと思うようになりました。
軸が明確になり、ふと思いました。

これって東京より島根の方が実現しやすいじゃん。


そして島根との関わり方を模索しているなか、ご縁とタイミングで島根県津和野町で働くことになり、島根へ戻ってきました。
前職とは全く違う職種に就くことになります。 

人生は一度きり。
令和という新しい時代を迎え、
どんな選択をとるかも自由。
何を選ぶかで人生が変わる。
心がワクワクすることを一生懸命やってみよう。

パワースポットで知られる八重垣神社にお参りへ行き、鏡の池で縁占いをしてきました。

和紙に「よき人にめぐまれる」という言葉が浮かんできた瞬間すぐに沈みました。
隣にいたおじさまにこんなにすぐに沈んだ人初めてだわ〜と言われました笑
きっといいご縁に出会える。
新しい世界に飛び込む私の背中を押してくれた出来事でした。