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アスファルトの支配者 パーク24(4666) 決算&財務諸表を分析 2023年12月

パーク24の株は買うべき?

パーク24の業績や財務状況を知りたいけど、自分で調べるのは大変。。

そんな悩みを抱える個人投資家のため、最新のパーク24の決算内容や財務諸表を解説します。

この記事を読めば、パーク24の現在の業績や財務状況を把握することができます。

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パーク24とは?

パーク24は、日本の大手駐車場事業者です。主に都市部で駐車場の運営を行っており、特にタイムズ駐車場というブランドで知られています。

また、レンタカーサービスやカーシェアリングサービスも提供しています。

パーク24の強みは、高いブランド認知度と都市部における密集した駐車場ネットワークです。これにより、多くの顧客にサービスを提供することが可能になっています。

最新の決算

パーク24は、2023年12月14日に2023年第4四半期決算を発表しています。

2023年10月期の連結経常利益は前期比63.1%増の276億円に拡大しました。

2024年10月期は、前期比12%増の310億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しです。

また、今期の年間配当は5円で、5期ぶりに配当を復活させる方針です。

売上高の推移

2021年から2023年にかけて、パーク24の売上高は全体的に増加傾向にあります。特に2021年第4四半期から2023年第4四半期にかけては、一貫して売上高が上昇しています。

2021年は第2四半期に売上が若干減少しましたが、その後回復し、成長を続けています。

また、季節的な傾向としてパーク24の第2四半期は他の四半期に比べて売上が低下する傾向が見られますが、その後回復し、第4四半期に向けて売上が増加する傾向があります。

売上高 前年同期比での成長率

2022年と2023年を通じて、パーク24は一貫して前年同期比での売上成長を達成しています。

特に2022年第3四半期の20.9%の成長率は注目に値します。

2023年に入ると、成長率は依然として高いものの、前年に比べてやや落ち着いた傾向が見られます。

営業利益とは?

営業利益は、企業が本業で稼いだ利益です。

営業利益は売上高から、販売した商品の原価である売上原価と、販売のためのコストである販管費を除くと求めることができます。

営業利益の推移

2021年初頭に営業利益がマイナスとなっていたパーク24ですが、2021年第4四半期以降は順調に営業利益を伸ばしています。

2022年と2023年には、特に第3四半期と第4四半期に高い利益を達成しており、業績の安定と成長が見られます。

営業利益 前年同期比での成長率

2022年は全体的に営業利益が大幅に成長しました。これは2021年の一部の四半期で営業利益がマイナスとなったことからの業績の回復が主な要因です。

2023年には成長率の変動が大きく、特に第2四半期の大幅な成長と第4四半期の減少が目立ちます。

営業利益率

営業利益率は、売上高に占める営業利益の割合を示したものです。

この割合が高いほど、企業の本業の稼ぐ力が強いと判断できます。

2022年第2四半期の1.37%という低い営業利益率を除けば、パーク24は比較的高い営業利益率を維持しています。

2022年後半から2023年にかけての営業利益率は、一貫して8%以上の水準を維持しており、業績の安定性が見て取れます。

営業キャッシュフローとは?

営業キャッシュフローは、企業が営業活動でどれだけの現金を生み出しているかを示しています。

この指標は、単に売上高などの会計上の利益を上げているだけでなく、その利益が現金として実際に会社の手元に流れ込んでいるかを反映しています。

営業キャッシュフロー

それでは、パーク24の営業キャッシュフローに関するデータを見てみましょう。

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興味がある方は、ご覧ください。

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