【所感】 空亡の効果

四柱推命では空亡と呼ばれるものがあります。
算命学では天冲殺と呼ばれているものですが、いずれも亡とか殺とか…なんだか良くない雰囲気のするワードであります。

タイトルを効果、としましたが、
そういう表現はあまり聞かない感じです。
だからこそ効果について考えてみたいと思います!

空亡は、
天の助けが得られない、足元がぐらぐらする時期と言われます。
ただ事前に空亡を意識できていれば、
普段以上に慎重に丁寧に物事を進められる、
またその成果は自分自身で獲得したものと思えるのではと思います。
天の助けが得られない、ので棚ぼた的なことは期待はできませんが、もし幸運だと思えるような出来事があれば、普段以上に感謝ができ、謙虚な自分とも出会えるかもしれません。

棚ぼた的なことは期待できない…とは書きましたが、足元がぐらぐら…つまりどう転ぶか予想できない状況の中で、驚きの展開ということもあります。起きてみて幸か不幸かはじめて対面するような感じです。

一般的には「物事のスタートには向かない」とされますが、どうしてもというものに関しては覚悟の上のぞめば良いとも言われます。
いずれにしても「丁寧にのぞむことが求められる時期」と言えると思います。

そんな風に向き合えば、空亡明けにはごほうびがきっとあるはず。
物事に真摯に向き合い対応していくことで、新たな自分にしてくれるのが、「空亡の効果」と言えると思います。

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