見出し画像

推し活と人間関係


 ありがたいことに色々な会に誘われます。
 自分の趣味に関することや普段の生活の中にあるサークルとかも含めて、「一緒に〇〇しませんか?」というようなお誘いですね。
 僕は基本的にそこに「人間関係」が発生しそうなものは、全てお断りさせていただいています。
 いやいや、「人間関係」なんて、どこにでも発生するじゃないか、と思われる方もいるかも知れません。もう少し具体的な話をすると、目的には大いに関わりたいけど、人間と関わるのが嫌というめちゃくちゃ社会性が無い性格なんですね。
 この間、「ずぶ濡れSKE48 TeamKⅡ」の日高優月さんが人見知りについて「甘え」と言っていたところを読んで、地味に傷つきましてね。いや、確かにいい年したおじさんが、人見知りとかすんなよ、と思うんですが、めちゃくちゃ人間とコミュニケーションを取るのが苦手なんですよ。
 「栄、覚えていてくれ」とか「『かける人』の編集作業をする人」とか、何か一つ役割が自分に乗っていたら良いんですが、一人の人間としては、いまだにコミュニケーションは苦手です。だから、雑談力とかゼロですし、いつでも議論がしたいと思っています。
 まあ、僕の話はこれぐらいにして、「会」というのは、時として不要な要素を生み出します。
 たとえば、ある人が発言力を持ち過ぎてしまって、あの人の機嫌を損ねるとその会では楽しく活動できないとか。逆にほとんどの人が遠慮がちで会が終わってから陰口で盛り上がるとか。
 当人が一生懸命だからこそ、「参加しない人はファンじゃない」みたいな言い方になる方もいるかも知れません。僕はそういう人たちを頭ごなしに否定できません。自分の創ったものや書いたものを黙殺される度に同じ感情を抱くこともあるからです。
 さて、話を戻すと会というのは、何か達成したい目的があって出来るものだと思っています。「会」というのはあくまでその手段を実行していく集団であるはずです。そう、目標は同じはずなのに余計な要素が混じってしまう。だから、僕は「会」が凄く苦手です。特に議論を勝ち負けで話したがる人が出てきた日には最悪です。あと、知らないことは無条件で否定する人も苦手です。

 勿論、奇跡的に良い会もあると思いますが、人数が増えれば増えるほど、他の人に気を遣うように僕はなって、こっそり帰ったり、休んだりする言い訳だけが上手くなっていきます。

 そんな僕ですが、去年は色々な方と交流させていただきましてね。

ここから先は

945字

毎月届く内容 ① 紙の雑誌「かける人」が刊行されるまでのメイキング ② 筆者の栄、覚えていてくれの1週間の映画や読書から考えたことや感想 …

こんな大変なご時世なので、無理をなさらずに、何か発見や心を動かしたものがあった時、良ければサポートをお願いします。励みになります。