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【無料公開版】帯を取るための穴馬券術講座Vol.10 『帯を呼び込むメンタル編①競馬・お金との付き合い方』

こんにちわ。自称・穴馬券プロのオビ太郎です。
の講座は、競馬で『帯を取る』 ことを目的としています。
そのために必要となる、競馬の捉え方・馬の選び方・馬券の買い方について、穴馬券で勝ってきた私のこれまでの経験、ノウハウを凝縮していきますので、ご参考にしていただけたら幸いです。


今回は少し前から予告をしていた新テーマ、「帯を呼び込むメンタル編』の初回です。
具体的な馬券術とは少しズレたテーマではありますので、ご興味がある方だけでOK。このシリーズは数量も限定せず、価格も通常の講座noteの約半額としています。
ちょっとオカルトチックでもあるけど、結構共感してくださる方も多かったりするんじゃないかな。


お金

みなさん好きですか?笑
うん、僕も嫌いじゃありません笑

皆さんが競馬をやるのも、競馬に熱くなるのも、根底はお金が絡んでいるからであることを否定できる人はそんなにいないんじゃないでしょうか。

でもですね。
競馬は日本で認められている数少ない公営「ギャンブル」であり、やっぱり楽しいから、儲けたいから、好きだからというだけで際限なくやっていると通常の生活に間違いなく支障をきたします。
これは株や投資、他のギャンブルもそうなんだけどね。


絶対に儲かる!絶対に帯がとれる!
今なら〇〇〇万円が〇万円!

こんな、冷静に考えてみたらアホ丸出しの謳い文句をアッサリ信じて高額をブチ込んでしまうのも、すべてはお金が持つ魔力。

競馬はスポーツと定義付けたり、イケメン俳優やUMAJYO推しでさわやかなお化粧をしてはいますが、競馬の本質はやっぱりギャンブル。
そして、胴元は売り上げが上がれば上がるほど儲かる、我々馬券購入者同士のお金の奪い合いというのが、競馬の本質であり揺るがない事実です。

では、そんな競馬と長く付き合い、そして帯をとっていくにはどんなメンタルを持っていればいいでしょうか?



1.ザ・ノンフィクション!オビ太郎の原体験「お金とは何か」
2.お金の稼ぎ方と、競馬の位置づけ
3.帯を呼び込む心構えの鉄則


今日はこんな感じでお話いたします。





1.ザ・ノンフィクション!オビ太郎の原体験「お金とは何か」

お金というものを一番最初に認識したのは、大学に入って一人暮らしをはじめた1年生の夏ぐらいでした。
東京の高円寺という場所にある、有名な墓地の裏(笑)で念願の一人暮らしをはじめたんですが、家賃5万3千円、1kでウサギ小屋のように狭かったけど自分の城を持てたことが誇らしく、大学生活を謳歌していました。

ただ、わずか月5万3千円の家賃。
これが当時の僕にとっては決定的に辛い金額で、大学にいきながら居酒屋のホール、家庭教師、日雇いの引っ越し、それから深夜の漫画喫茶なんかのバイトを常に掛け持ちしながらなんとか払っていましたが、風邪ひいたりした時は本当にやばくて、常に貧乏状態。

親に甘えるのだけは避けたかったので、なんとか大学にもいきながらバイト三昧の日々だったんですが、それをガラっと変えたのが競馬との出会いです。

漫画喫茶の深夜番、これがめっちゃ楽な仕事で漫画は読み放題だし、ほぼ客はこないし、まかないは勝手に作って食べ放題で最高だったんですが、
この店のオーナー、今思えば軽く反社会的勢力っぽい人ですが汗、この人にとても良くかわいがってもらい、ある日競馬に連れていってもらったんです。

オーナーが間違いないといった馬連8倍(当時は馬単すらなかった時代です)、ここにバイト代からドキドキしながら1万円を賭けて、ものの2分で8万円。
これで完全に僕の脳ミソはやられちゃいました汗

オーナーには他にも麻雀を仕込まれたり、少し悪いことも含めて本当にいろいろ教えてもらいました(青春の黒歴史です汗)

でね、バイトも続けてたけど楽に家賃稼げるならとギャンブルにハマって、案の定負けがこんで、オーナーに金をかりて雀荘いったりと、とても楽しくとても苦しい貧乏学生ライフを送るわけですが、、、笑

ある日、オーナーにバイト仲間と一緒に深夜に呼び出されたんですね。
当時乗っていた愛車の原付でいってみると、オーナーのお仲間がオーナーの家から色々ものを運び出しているのでそれを手伝えと。駄賃に3万円もくれると!

3万円、それがわずか一晩で。
当時の僕にはもうデカすぎるお金で、それだけで思考がとまってしまって自分が何をしてるのかよく理解しないままホイホイ笑顔で荷物を運び出してたんですよ。

そしたらね、明け方の5時くらいにそろそろ終わりかな?と思ってたら、、、なんか恐ろしげな雰囲気の方々がいつのまにか目の前にいて。

???状態の僕の目の前で、あの豪快でカッコイイとすら思っていたオーナーが情けなく土下座をさせられている光景をみたんです。



後から理解したんですが、僕とバイト仲間はオーナーの夜逃げの手伝いをさせられていたわけで。
その後、訳も分からずの状態のまま昼過ぎまで監禁されて、それはそれは怖い思いをしました汗
(オーナーは今も普通に元気で年に1.2回は一緒に麻雀やってます、大丈夫w)


で、その時にね、思ったんです。

なんでお金を借りていたというだけで、あのカッコ良かったオーナーがこんな情けない姿を俺たちの前で晒さなきゃならなかったんだろう?
お金ってそんなにすごいのか?なきゃダメなのか?
そもそもお金ってなんなの?

そこから、世の中を見る目が強烈に変わりました。
人はお金が理由で平気で人を傷つけるし、もっと言えば国家間の戦争だっていわゆる利権(=つまるところはお金)の奪い合いで平気で何百万人も殺しあったりしているわけです。

子供の数が今よりも滅茶苦茶多くて、小さいころからなるべくいい大学へ入れ、なるべく給料の良い会社に入れと親に言われながら受験戦争真っただ中で育った僕らは、結局はこの魔力であるお金を少しでも稼げるようになるために教育を受けていたのかと。

当時はパソコンもなかったし、ようやく携帯電話が出まわり始めたころ。
多様な価値観への理解は低く、とにかく少しでもいい大学、少しでもいい会社って教育するのが大多数の家庭で正しいとされていました。

こうしてお金の価値に気づいた僕は、そこから真面目に就職活動をして、なんとか一部上場のPCメーカーに入社。
これからはPCとネットの時代になると思ってたし、親も大喜びだし、浅はかな僕はこれで人生勝ったなと本気で思っていました笑







2.お金の稼ぎ方と、競馬の位置づけ

大手PCメーカーにパソコンすら持っていなかったのに入社(笑)
入社直後の研修中はそりゃ恥をかいたし大変だったけど、まあ慣れればなんとかなるわと仕事をガツガツ覚えてガンガンやってました。
それが「魔力」であるお金を手にする唯一の方法と思っていたから。

でもね、残業代が100%出る会社ではあったけど、数年働くと「自分が生涯で稼げるお金、持てるお金」の最大値がなんとなくわかってしまうんです。
多くのサラリーマンの目が死んでいる理由のひとつってコレが理由のような気もする。

今はだいぶ淘汰されたけど、俺達の上の世代でバブルでさんざん楽しんで、会社のPCで風俗サイトを平気でみちゃうような時代の変化に対応できないオヤジが、自分よりも遥かに給料をもらっているという現実。

これがどうしても嫌だったんだよね。
モヤモヤした気持ちを吹き飛ばすために僕がはじめたのが投資。
大手の特権で、何か関心があるセミナーを会社の負担で受けることができたから、新卒1年目から生意気にも株・投資を選択。
たしか新卒が800名くらいいる中で、このテーマを選んだのって俺のほかに3人ぐらいしかいなかったハズ(汗)
みんな会社のサッカーチームとか、資格取得とか、PC検定とかそっちいったからね。女の子はなぜかやたらヨガに行ってたな汗

で、競馬よりもキャリアは浅いものの、株は今でもやりこんでいます。
これに手を出していたおかげで近年の仮想通貨バブルにも美味しく乗ることができたワケだけど、、、ここから落とし穴が。

仕事にも慣れて余裕がでてきて、収入もある程度見込める。
友人たちの話をきくとどうやら給料もいいほうだし、株もある。
会社もそこそこ有名で、飲み会にいけばそれなりの扱いをされる。

こんな恵まれた状態で何が不満なんだといいたくなるけど、人間というのは本当に欲が深く、またどんどん刺激を求めてしまうバカな生き物なんです。

このあたりから、競馬でガッツリ勝てるようにと今のスタイルを確立するまでの没頭がはじまり、ついに当時「IPAT」と呼ばれていた携帯での馬券投票に手を出してしまったわけです。

もうこうなると、、、本業の仕事とかどうでもよくなっちゃうんだよね。
当時は今と違ってデイトレーダーみたいな感じだったから、朝から15:00までは株の値動きを気にして、その上で地方競馬の予想して。
もうまともな仕事なんてできるわけない。
でも、なんかもう世の中を舐めちゃうというか、目の前の仕事に一生懸命になれなくなっちゃってました。(今自分で書いててもすげーイヤなガキだな汗)

で、そんなときにまたもや価値観を変える出来事がふたつ。

1つは、会社の経理担当だった女性が、約4,000万円を横領して懲戒解雇、その上刑事事件に。
この女性、なんと俺が新卒の時は人事で研修担当だったんだよ汗
すげー綺麗でしっかりしてる女性だなって思ってたからかなりショックで汗

何が理由かわからないけど、噂によると株の運用に失敗した、というか先物取引ですごい損失をだしたらしいって聞いたけど・・・
強烈なかん口令と情報統制がされたから真相はいまだにわからない。



もうひとつ。
昔からの知り合いがFXで大損失を出して現在も行方不明。

学生の頃からの知り合いで、会社も超一流の商社に入ったやつ。
ちょっと派手で見栄っ張りだけど、根はいい奴でたまに地元の集まりなんかでは気前よくみんなに奢ってくれたりしていたんだ。

その友達がね、俺なんかに頭を下げて頼むから金を貸してくれと。
5万でも3万でもいいと。

もうなんて言っていいかわからず、とりあえずその時出せる額を下ろして渡したけど、それに何度も頭を下げて御礼をいう友達をみてて本当に胸が苦しかったのを覚えてる。
当時、奥さんも小さい子供もいたのに、、、
今は法律上は離婚となっていて、一応親から失踪願いが出ているらしいけど、もう5年くらい誰も彼の行方をしらない。

この2つの出来事があってから、あらためて自分の中で
「お金を稼ぐとはどういうことか」と、「一番好きな趣味の競馬」
についてしっかり考えなおしました。


①給料を貰うだけではなく、社会に参画する意味もある日々の仕事の大切さを忘れないように。

②株はあくまで将来の為の資産投資、デイトレはやめて長期保有に切替。
競馬はもうPATはすべて解約。あくまで自分が馬券を買いにいける時のみ楽しむこととして、あとはお金をかけずに予想をするだけ。

③自分の中の優先順位付けをハッキリと。
勝つという目的はかわらないけど、趣味である競馬の優先順位はあくまで仕事や、大切な人間よりも下に位置付ける。
そして、、、趣味なんだから『楽しむ気持ち』を絶対に忘れないこと。


これが僕が行きついた答えでした。
趣味って楽しいから趣味だもんね。競馬が楽しくなくなっちゃうぐらい、それこそ漫画のカイジ並みの大勝負とか、皆さんに嘘や捏造で嘘をついて何か商売をするぐらいならスッパリと競馬を辞めます。




3.帯を呼び込む心構えの鉄則

いよいよ最後はこれ。
自分の中であくまで「趣味」と位置付けた競馬。
でも、大切なお金がかかっている以上、絶対に勝ちにはこだわりたい。

、、、ここからは完全にオカルトの世界ですが、僕がこれまで帯を多数とってきた経験から、その時のメンタル・心構えの鉄則を共有して今日の講座は終わります。

鉄則1.気晴らしで大きく賭けた馬券はほぼ100%当たらない
鉄則2.家族のことが気になっている時の馬券は200%当たらない。
鉄則3.馬券を買う朝に見た夢はもしかするとご先祖様からのラッキーチャンス
鉄則4.的中したら喜び、外れたら悔しさ、感情を共有できる環境での馬券購入が望ましい(一人で馬券を握りしめないw)
鉄則5.冠婚葬祭、これより競馬を優先したら1億%負ける
鉄則6.まったく当たらない流れを変えるのは1枚のあたり馬券。複勝を何枚かだけ買うレースを作って払い戻しをまず受けろ。
鉄則7.一緒にいる仲間の的中を素直に喜べない日は絶対負ける、そこからの奇跡はおきない。


こんな感じです。
皆様の馬券検討の参考になれば幸いです。

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