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アフターストーリー

huluで配信中の週刊追求プレミアム
『河村の編集後記』前編と後編。

編集後記後編を観るまで本編を繰り返し観てたのも
あって視聴後、込み上げるものがあり、
気持ちをそのまま書き残したいと思いました。

考察ではなく、感想です。
文章を殆ど整理せずに伝えたいことをそのまま書くので
お見苦しい部分もあるかと思いますが、
ご容赦ください……。



編集後記に綴られていた一文がとても印象的でした。
私は相反する心に揺れていたのかもしれない。

なぜなら、濃淡はあっても誰もが
『相反する心』を持っていると思うからです。

建設的で気遣いもできて、
良い人のイメージが強い瑞穂でさえも、

『姉を不幸にした、当事者たちに復讐してやりたい』
                                      でも、
『凌介の味方で居たい、凌介に嘘を付くのが辛い』

真犯人となってしまった
河村と似たような感情を抱えていました。

また、菱田朋子も
『誰かのためになりたい』でも、
『私の為にも生きたい』
両方あっていったり来たりしている。

自己犠牲と自己愛

菱田は真帆のことが大好き。
でも真帆に嫉妬して固執してしまっていた。

河村・瑞穂・菱田は
それぞれ相反する感情の中で揺れ動いていた。

同じような感情を持っていたのに、
河村は一線を越え、瑞穂と菱田は一線を越えなかった。

アフターストーリーを観たことで、
本編にて対照的な運命が描かれていることにも気付き、
凄い…と思わず口にしていました。

現実で考えてみても、

人間関係は面倒だけど、1人では居たくない。
あの人のこと好きだけど、嫌いでもある。
見たいけど、見たくない。

人は矛盾する気持ちの中で心が揺れており、
これは誰であっても存在する両面感情なのです。

このドラマをとてもリアルに感じるのは、
社会的メッセージも強く、
登場人物の心情に共感してしまうからだと思います。


河村は一方の気持ちに大きく傾いてしまったことで、
一線を越えてしまったと思っています。
そして、それを止めれる人が側に居なかった。

しかも、河村の場合30年近くも同じ相手に対し、
ずっとその想いを抱えていたとなると、
河村の苦悩は計り知れないです、、、。

編集後記後編の面会のシーン、
河村は期待した表情で出て行き、
その場に凌介が居ないのを確認した後、
落ち込む表情をしていて、
その感情をもっと素直に表現しなよ〜(T-T)と思ったり、
もっとお互いがプライドを捨てて素直になっていたら、違う世界があったんじゃないかと思うと、
胸が痛くて苦しくなりました。


でも、罪は罪。ちゃんと償う必要があって。
でないと、なんでも許される世界になってしまう。
あの結末以外はもう考えられない。というくらい
納得していて、善と悪が対照的に示されとても綺麗な
結びだと思いました。


しかも驚いたのが13分という短さの映像に
心がどんどん動かされて、涙が止まらなくなったこと。
今はネットで調べれば何でも出てくる時代だけど、
映像で見ることを強くオススメします。
視聴後まず一番に思ったことは、
とにかくたくさんの人にこの映像を観てほしい。でした

もし良ければ、感動を共有したいので観てみて下さい‼︎



続けて、真帆が事件発生までの心情についてと、
瑞穂ちゃんに関するnoteを投稿するので、
そちらもぜひ見てみてください…!!

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