秘密にすることは、

真帆の気持ちにあまり共感ができないという方が
居たらぜひ読んでみてほしいです。

それとそれと、後半で瑞穂ちゃんについても
触れているのでそちらも読んでみてください…！

『不倫』
その事実は変わらないかもしれないけど
真帆が家族を愛していたという事実も変わらない。

真帆が悩みを関係ない人に話してしまったこと、
私は共感してしまいました。
普段、関わらない人だからこそ、
誰にも言えなかったことを言えたりする。

林に愚痴を溢してしまった。
愚痴を溢した相手ってその瞬間、
なぜだか妙に信用できたりするんだよね、、
この人は良い人だな〜って、弱ってるととくに。　

真帆は林の企みに気付くこともできず、
林を信用してしまっていたと思う。

これはhulu週刊追求プレミアムでの内容になりますが、
11年前、林の周りでは女性を連れ込んで酩酊状態にし、
合意なしに関係を持つことが頻繁に行われていたそうで、その手口は、空気清浄機に強い酒を入れ女性を酩酊させる悪質なものだったようです。

真帆は林に騙されていた。
もし、真帆が酩酊状態になっていなければ、
林の企みに気付き未然に防げたかもしれない。
そう思うと、私は真帆を一概に責めることはできない。

11年後 林が新居の担当になり、
篤斗と話す林を見て不安要素が生まれる。

誰にもバレないようにDNA鑑定をしてもらう為、
林をホテルに呼び出す。

この時、真帆と林が和やかに見えるのは、
検査を受けてほしいと伝える前だからだと思ってます。
事前に検査を受けてもらう旨を林に伝えていたら、
ホテルに来ることも拒否していたと思います。

真帆は、11年前のことをずっと凌介に話そうか
迷っていました。けど、それは自分が楽になりたいからで、大切な人を傷つけるだけなのではと悟っており、
死ぬ直前まで隠そうと決めていたと思います。

でも、真帆は河村の言葉でやっと決心がつく。
自分たち家族なら、簡単に壊れることはないと。

皮肉にも河村の言葉で過去と向き合う決心がつく。

『私たち家族はそんなに脆くない』

真帆のこの言葉があったからこそ、
凌介は悪意に屈せず、家族を守ることができた。
凌介と真帆ふたりで、子供たちを守ることが
できたと思っています。

真帆はずっと辛かっただろうな〜
真帆が家族を想う気持ちに嘘はないし、
家族を想ってるからこそ秘密にしてきた。

篤斗がかわいそう…と思う気持ちになる方も
いるかもしれないけれど…
篤斗は真帆から沢山の愛情をもらっていたと思います。
真帆が篤斗を愛していたという事実は篤斗の記憶にしっかり残り、例え篤斗が大人になって事情を詳しく
知っても真帆を恨むことはないと思います。

あくまでも私が感じたことなので正解は分かりません。
でも、そうであってほしいと願います。

そして、どうしても書き残しておきたい人物が居るのですが、それが二宮瑞穂ちゃんです。
瑞穂ちゃんのシーンは感動的で、共感してしまって。

瑞穂はずっと他人の悪意に殺されてしまった姉の
『復讐』が心の中にあったと思います。

けれど凌介と出会ったことで、
凌介の言葉で人生を懸けた覚悟が揺らぐ。

でも、ずっと憎しみを抱え続けるなんて絶対に辛い。
ずっとどこかで、お姉さんの仇を取りたいと思う反面
そんな自分が嫌になっていたとも思います…

そんな瑞穂に対して凌介は、
『彼女を否定することは、人の優しさを否定するのと同じことなんです』と瑞穂を全力で肯定してくれた。

瑞穂にとってその言葉は、
考えが大きく覆るような衝撃だったと思います。

ここのシーンが本当に感動的で、
最終話まで観た後にぜひもう一度観てほしいです。
瑞穂が今まで抱えていた感情を理解した上で
凌介の台詞を聞くと、、、。
ぜひ、見返してほしいシーンの一つです。

そりゃあ凌介に惹かれてしまうよ…
今まで抱えていたものがスッと消えて、
大切なことに気付かされた時の衝撃はすごい。
言葉の威力ってすごいな〜と思います。

でも、不倫は瑞穂が一番嫌っていたこと。
瑞穂にとって一番好きになってはいけない相手を
好きになってしまった。

好きな気持ちを素直に伝えたくても、
伝えれる相手と伝えれない相手が存在する。

鼓太郎に言われるまで、
瑞穂はその選択肢にも気付けなかった。

こういう時って
そんな無駄なことしても意味ないよ〜って誰かに言われても無駄とか無駄じゃないとかそんなことどうでも良くてただ幸せになってほしいんだよな〜

最終話のシーン。

こんなこと言われたら、想いが溢れそうになるけど
グッと堪えて、凌介の幸せを祈った。

すごくないですか…でもこれもリアルだよね…
きっとみんな、本当に好きな相手には困らせたくない、幸せで居てくれたらそれで良い！って思うはず！
リアルなんだよ〜だからこそすごく感動した(T_T)

秘密にすることは、相手を想うからかもしれない。

瑞穂ちゃんも凌介もそれぞれ幸せになってくれ〜！！！



こちらも長い文章読んでくれてありがとうございます。

また改めて見返すと違う見方もできたり、
それぞれの心情を理解した上でみると
グッとくるシーンが本当に多いです。

先に投稿したアフターストーリーもぜひ観てほしいので
合わせて何度も見返してほしいなあって思います…！！

では、またいつかnote投稿します(｀・∀・´)