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CL愛知2022エクストラ完走 ターボエレキ

1.自己紹介

おーばーと申します。この度は、ご閲覧頂きありがとうございます。

普段は息子とポケモンカードで遊びながらYouTubeに動画をあげております。

プレイヤー歴としては1年8ヶ月です。昨年のCL愛知2021で間違ってエクストラに応募したのをきっかけにエクストラを始めました。

前回は、3-3とドロップしたため今回は完走を目標に調整や練習してきました。

このnoteでは、デッキレシピ、採用理由、当日のマッチングを記載していきます。

全編無料ですのでゆっくりしていってください(笑)


2.デッキ選択理由とコンセプト

今回は、カイリューVを主軸に選択させて頂きました。
主な理由として…

『スタン用で買ったカイリューVのSAが2枚あった』

が、挙げられます。

環境的にも猛威をふるっているカードですし、能力的にも申し分ありません。

では、どういったデッキにするか?という部分になりますが、メジャーなカイリューVのデッキタイプには、3神カイリューと呼ばれるデッキとアグロカイリューと呼ばれるデッキが存在します。

両者のデッキの明確な差は何か?と言われると、ぼやっとしてしまいますが…

個人的には…

・3神カイリュー

3神を2枚採用しているものを指すと考えてます。
戦略…オルタージェネシスGXを宣言し、その後、高打点とサイド+1を押し付けて勝つ。

・アグロカイリュー

3神の採用が1枚もしくは0枚の型。また、水エネルギー+メロン採用型もこちらに含まれると考えてます。
戦略…カイリューVで2-2とサイドを4枚とった後、カオスオーダーGXで残りのサイドをとりきって勝つ。

サブプランとして、3神カイリューにアゴアクジが入っていたり、アグロカイリューに3神が入っていたりします。(サンプルレシピはかなり大まかに作ってあります)

SNS等で情報を見ていると混同しているものを見かけますが、概ね上記の区分であっているかと思います。

さて、デッキ選択の話に戻りますが、2つのデッキタイプのうち純粋な戦闘力だけを考えるとアグロカイリューに軍配があがりますので、そちらを選択したいわけです。

ですが、アグロカイリューの基本的な構築ではカイリューVが3枚なのです。

前述しましたが…僕はSAを2枚しか持っていなかったのでこの択をとれなかったのです。(買えよ)

という背景があり、3神カイリューを選択しました。

3.環境考察

エクストラの環境というのはあるようでないし、ないようであるという感じです。(笑)

しかしながら、エクストラバトルの日の結果は無視できるものではありません。

今回のCLに向けて、環境上位もしくは多いであろうデッキを5種想定しました。

・カイリュー系統
・フュージョン
・黒馬
・アルセウス+α
・ターボダーク系統

3神カイリュー目線で有利不利をみると…

・カイリュー系統  五分
・フュージョン   不利
・黒馬       不利
・アルセウス+α     有利
・ターボダーク系統 五分

主観が含まれますが、おおよそこんな具合だと思います。

4.デッキ構築の方針

3神カイリューを作ると決めて、1番にやらなければいけない事がありました。

それは、アグロカイリューとの差別化です。

アグロカイリューは、3神カイリューから『思ったより3神使わないな』がきっかけで派生したデッキです。

油断すると3神いらなくね?になるのでかなり意識したものにする必要があったわけです。

3神とカイリューVは、シナジーがあるようでないと思ってます。

ダブルドラゴンエネルギーを共有できるだけなのです。

そこを踏まえた上で、環境に合わせて調整しCL完走したデッキを紹介していきます。

5.デッキレシピと採用理由

こちらが、今回使用したデッキになります。

通常の3神カイリューより雷タイプの色を強く出してます。

デッキコンセプトは、『ターボエレキ』。

エクストラには、高速で盤面に悪エネルギーをため、エネルギーの数を参照する技で戦っていく『ターボダーク』と言うデッキがあり、それを参考にし、かつ『ピカゼク』を意識し調整しております。

大雑把に表現すると『3神カイリュー』ではなく『急に250点だしてくるピカゼク』として見てもらえればと思います。

それでは、採用理由について述べていきます。

●ポケモン

・3神 2枚
アルティメットレイから入る試合もあり、盤面形成の起点なのでサイド落ちも考慮し、2枚。
試合中は、1体しか使わないのでもう1枚はコストにして切ることが多い。
稀に、オルタージェネシスGXを宣言する場合もあるが、かなり状況や相手を選ぶので注意。

・アゴアクジ 1枚
カイリューデッキの裏エースとも言えるカード。
高耐久と打点180を備えているため、前にでて殴る事もできる。
さらには、カオスオーダーGXで相手のプランを無視して勝つ事もできる。
相手によっては、カイリューVを押し付けていくので、サブプランとして採用。
あくまで『3神カイリュー』なので1枚。

・カイリューV 2枚
このデッキのメインアタッカー。
後攻1ターン目から250点+αを叩き出す脅威の火力がある。
また、50点ではあるが貫通効果もあるのでジュナイパーで完全に詰まない点も優秀。
上述した通りSAが2枚しかなかったため、2枚。
3枚あった方がミラーマッチで打ち負けない可能性がある。

・ライチュウV
サブアタッカーその1。
場の雷エネルギーをトラッシュした枚数×60点を出せるため、3神のエネルギー加速と相性がいい。枚数カウントのため、ダブルドラゴンエネルギーは『1枚』となってしまうが、アルティメットレイの返しに最低でも300点だせる。
カイリューが苦手とするVMAXを吹き飛ばせるため採用。
VMAX系統は、受けまわせない青天井が苦手なので、ライチュウVをだすと嫌な顔をしたり、プランを変えてきたりする。

・パルスワンV 1枚
サブアタッカーその2。
場の雷エネルギーを参照して打点があがるため、3神のエネルギー加速と相性がいい。こちらは数なので、ダブルドラゴンエネルギーは『2個』カウントされる。
青天井火力が出せ、比較的軽めに動けるのが使いやすい。
非エク系を倒す時に、活躍する。

・パルスワンVMAX
このデッキの一番の特異点。
『にがにが花粉』やVMAX対策、パルスワンVの役割を強く持たせられるように採用。
230点技と青天井技を持っているので使いやすいうえ、耐久があがることで殴る回数をふやせる。
使わない対面では、コストで切る。その場合、相手がかなり驚くので注意。

・クロバットV 2枚
テンプレ構築だと1枚採用が多い。
グズマ&ハラを使うと、結局手札が減ってしまうので使い勝手がいい。
ドローサポートが少ない構築なので、手札を『増やす』に重きをおいての2枚採用。

・カプ・テテフGX 1枚
序盤の組み立てや終盤のとどめに繋がるカード。
『がまんのかべ』を無視できるのも強い。
正直、2枚採用も全然ありだったが、初動は別のカードに役割を持たせたので、中盤、終盤に1度使えればいいという事で1枚採用。

・デデンネGX 1枚
最強のリフレッシュ札といっても過言ではない。
テンプレ構築では2枚採用が多いが、切りたくないカードを巻き込んでしまう事が多かったので1枠クロバットVへ変更。
しかし、絶対に6枚引けるカードなのでここぞという時には本当に頼りになる。

・ゼラオラGX 1枚
『じんらいゾーン』によって雷エネルギーがついてるポケモンに、かるいしを付与できる。
グズマを使いやすくなることや別の道具を貼れる択が増えるので、いるかいないかで戦略の幅はかなり違う。
また、HP190に160点とアタッカーとしても使えるので優秀なカード。
とはいえ、かるいしとの併用なので1枚。

・カプ・コケコ◇ 1枚
サイド落ち確認をここからするくらい重要なカード。序盤、中盤、終盤といつでも強い。
基本的に、初動で使ってしまいがちだが、中盤までとっておけると後続育成や不意のカオスオーダーGXを決めやすくなる。

・ウソッキー 1枚
特性によって、相手のベンチを4つに絞ることができる。
これが決め手で勝てるわけではないが、フュージョンや黒馬、ターボダーク系統のパワーを抑える可能性がある札なので採用。
不意にくるムゲンダイナやアマージョにも刺さるのでメタ枠として採用。

●グッズ

・クイックボール 4枚
このデッキのほぼすべてに触れられるため脳死で4枚採用。

・ハイパーボール 1枚
パルスワンVMAXに触りたいために投入。
2枚にして運用した事もあったがハンドコストがつらい場面もあったので1枚にした、5枚目のクイックボールでもある。

・タッグコール 4枚
圧倒的な初動札、これ1枚あれば最低限オルタージェネシスGXまでは言える。
カードパワーとしても1枚が2枚に増えるため、ハンドコストを捻出する際にも使用できる。

・バトルサーチャー 3枚
バトコンを採用しているわけではないので、4枚は多く2枚では少ないので3枚採用。

・ピーピーマックス 3枚
3神ルートでは、アルティメットレイ後、当たり札が少なくなり終盤では使用しなくなるのと、カイリューVルートを進んだ場合は、後続育成に必要なための3枚を採用。

・かるいし 2枚
じんらいゾーンもあるのでテンプレの2枚。

・闘魂のまわし 1枚
採用しているポケモンにほとんど貼ることができるため、使い勝手やバリューはかなり高い。
コンセプトから言えば、2枚採用するべき札ではあるが、道具によるメタを取り込みたかったので1枚採用。

・こだわりハチマキ 1枚
GXに対して+30できるので、カイリューVが280とタッグチームラインに届く。ミラーマッチを意識して採用。
大会中、ハチマキカイリューでタッグチームを累計3体落とした。

・こだわりベルト 1枚
基本的にVに対してはカイリューVでワンパンができる。VMAXには、ベルト+オルタージェネシスでも届かないとなるので、かなり悩んだ。
だが、ライチュウVの要求値をさげたり、アルセウスVSTARをワンパンできたりするので思いきって採用。

・フィールドブロアー 1枚
ダストダスケアで、2枚入れたかったが枠があけれず1枚に。
2枚あると雑に使ったり不意をついたりできるので枠があれば2枚がオススメ。

・パソコン通信 ACE SPEC 1枚
様々な要求を満たしやすいので、パソコン通信を選択。

●サポート

・グズマ 2枚
デッキコンセプト的に裏をとっていく場面が多いため現物を2枚。山に1枚トラッシュに1枚を心がけたい。

・グズマ&ハラ 2枚
初動を含め複数回使用するためサイド落ちもケアして2枚。
ここにアクセスできれば、雪道やラボを割れるのでかなり重宝する。

・博士の研究 1枚
2枚入れたかったが、グズマやグズマ&ハラを使用する事が多いため最低限。

・N 1枚
ハンド干渉札及びドローソースとしてテンプレ採用。

・キバナ 1枚
倒された後に、1ターンでカイリューVやアゴアクジを起動させて奇襲する事ができる。ライチュウVやパルスワンVの打点もあげられる。

・ポケモンレンジャー 1枚
シャドーミスト対策やミラーマッチ用に採用。
さすがに、シャドーミストを連発されると何も出来なくなってしまうため仕方なく採用。
今大会では、オルタージェネシスGXを打ち消すのに使用。

●スタジアム

・嵐の山脈 2枚
第3のボール。メインアタッカーはこれでベンチにだせるのでボールをシステムに回す事ができる。
グズマ&ハラから繋がる初動札なのでサイド落ちケアで2枚。

・パラレルシティ 1枚
最近は、スタジアム合戦になりつつあるため3枚目のスタジアムを採用した。
相手に向けてベンチを圧迫するもよし、自分に向けて負け筋を消すもよし。扱いが難しいが強いスタジアム。

●エネルギー

・ダブルドラゴンエネルギー 4枚
脳死で4枚採用、サイド落ちやトラッシュされることを考慮すると減らしてはいけない。

・基本雷エネルギー 8枚
これ以上少なくするとピーピーマックスの当たりやデッキコンセプトに無理が生じる。

6.使い方

先行時は、出来るだけ展開してエネを確実に貼っておくこと。黒馬から、シャドーミストやホラーハウスGXを後攻で宣言されるのでなるべく展開を急ぐ事。

後攻時は、タッグコール→3神、グズハラ→嵐の山脈、ダブドラ、かるいし→カプ・コケコ◇と繋がることで、オルタージェネシスGX、アルティメットレイ、ドラゴンゲイルに到達する事ができる。

このデッキには戦い方が2種類あり
・3神メイン…VMAXには基本的こちらから入って盤面をしっかりつくっていくルート。デッキ全体のアタッカーを使うイメージ。

・カイリューVメイン…VやタッグチームをカイリューVのドラゴンゲイルで制圧していくルート。カイリューVとアゴアクジのみを使っていくイメージ。

このような戦略で動きます。高速戦闘も中期戦もこなせるように仕上げてあります。

7.当日のマッチング

CL愛知2022オープンリーグで戦ったデッキと流れを簡単に紹介します。サイド数とか細かい部分は忘れてます。(笑)

1戦目:悪アルセウス

勝ち4ー0投了
じゃんけんに負けるも後攻をとれ、カイリューVでデデンネGX、アルセウスVととったところで投了を頂きました。


2戦目:アグロカイリュー?

負け5ー6
じゃんけんに負け、先行。
後1でアゴアクジに3エネついてグズマでクロバットVとられる。(相残4)
先2キバナからのこだハチカイリューVでアゴアクジをとる(自残3)
後2でカイリューVが起動しカイリューVとられる(相残2)
先3再びキバナでまわしカイリューVを育てカイリューVをとる(自残1)
後3グズハラからダブドラとこだわりベルト持ってこられカイリューVで、カイリューVとられ負け

全力の打ち合いで楽しかった。

3戦目:3神カイリュー

勝ち6ー2?
またしてもじゃんけんに負け先行。
後1オルジェネされる。
先2レンジャーうってオルジェネで返す(ここで先後入れ替わる)
先3アルティメットレイでデデンネGXとる。
後3レンジャーうたれ、アルティメットレイを受ける。
先4こだハチドラゴンゲイルで3神とって勝ち。

4戦目:エーフィ黒馬

負け0ー6
お馴染みのじゃんけんに負け、先行。
先2アルティメットレイをうって返す。
後2裏にエーフィVおかれ、絶望してるところをシャドーミストでカイリューV準備出来なくなったところをエーフィVMAXと黒馬にワンパンされ続けて負け。

ミラー対策用のエーフィVMAXが刺さり負け。天敵中の天敵だった。

5戦目:黒馬バドレックス

勝ち6ー0
ついに、じゃんけんに勝利し後攻。
相手の初動が良くなかったため、黒馬V→オロヨノ→ゲンミミととって勝ち。

6戦目:ゲンミミラフレシア

勝ち6ー0?
なんとじゃんけんに連勝し、後攻。
アルセウスV→ゲンミミととったところで、N+ゴーストブリーチを立てられナゾノクサがベンチにおかれた。
『にがにが花粉』はまずいと思い、返しにパルスワンVをだし、まわしひきさくで60点をデデンネGXにあてる。
ラフレシアが『イライラ花粉』に進化し、殴られずに番が帰ってくる。
その後、120点のったデデンネGXがベンチに下がったところをグズマで勝ち。

7戦目:ゾロアークウルトラネクロズマ

負け4ー6
安定のじゃんけん負けからの先行。
3神から入って盤面をつくって行くもウルネクにエネをはがされ、まともに殴れない番が2回ほど出来てしまった。
返ってくれば、カオスオーダーGXで勝ちだったが、お相手がグズマ持ってないわけもなく手負い3神とられて負け。

以上が、当日のマッチング及びハイライトになります。

8.まとめ

昨年に引き続き2回目のCLでした。昨年、間違えてエクストラに応募当選して3ー3でドロップしたのでリベンジしたいと思い1年続けて来ました。

自主大会を開催したり、YouTubeでエクストラを扱いはじめたりと本格的にエクストラに参入し知識や経験を詰めてきました。

完走という1つの結果を出せたのは、本当に嬉しく思っております。

しかし、まだまだ足りないものですね(笑)
来年のCL愛知を目指して1年間またエクストラをやっていこうと思います。

これからも自主大会やYouTubeでエクストラ取り扱っていきますので、興味のある方は是非とも!

最後に、相談や練習を手伝っていただいたみなさんありがとうございました!

また、長文駄文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは、失礼致します。

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