没入感から考える ホラーの面白さ
ホラーの面白さとはなんなのだろう?
恐怖を感じる事そのものが面白いのか?グロ表現を見ることが面白いのか?
僕が考えるホラーの面白さの根幹は
「没入感」と「非日常感」である。
僕は生粋のゲーム好きで、いわゆるバイオハザード世代である。3歳のときから、親がプレイをするバイオハザードの画面を見つめ、5歳ぐらいの時にはすでにコントローラーを握っていた。
それ以来ゲームとは長いお付き合いさせてもらってきた。それと付随する形でお化け屋敷にもどハマりし、小学生時から富士急ハイランドの戦慄迷宮に1日3回入場するほどの熱狂ぶりだった。
この仕事を始めてふと考える。
なぜ僕はホラーが好きなんだろう?
ホラーの面白さとは何か?
エンタメの本質とは?
僕は学生時代 色々とやっかいな目にあっていた。イジメにあったこともあるし、上手く周りと馴染めない事も度々。とにかく日常が退屈だった。そんな退屈な日々を忘れさせてくれたのが、ゲームとお化け屋敷だった。
日常を忘れさせてくれる。
これが1つのキーワードだろう。
僕だけではなく、多くの人が日常の退屈さや大変さを忘れるためにエンタメを消費する。そして没入するのだ。
世界観にのめり込んで、没入すればするほど忘れられる。
ホラーはとっても没入しやすいジャンルだ。
なぜなら日常に隣合う世界であり、時たま現実に起こりうるのでは?と勘違いするほどに。
例えば、ピーターラビットの話を信じ込み深く没入するのは難しい。
でも、殺人が起きた家で何か不思議な体験をする。というのは想像しやすいし、もしかしたら起こりうるかもしれない。
起こりうる=想像しやすい=没入しやすい
没入しやすいという事は、日常を忘れやすい。つまりは非日常感へと繋がるのである。
ここまでの乱文をまとめると、
ホラーは没入しやすいジャンルである。
そのため日常を忘れ、非日常感を味わう事が出来る。
=
満足感
ホラー通じて恐怖する事は、大きな意味ではディズニーランドに行くのと変わりないのだ。
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