V-Liver 専用ライブ配信サービス 「IRIAM」
これまで私のノートでは17Liveやeverylive、TikTok Liveなど、主にはリアルにライバーさんが顔出しをして配信するサービスを中心に紹介してきました。
ただ、ご存知の方も多いかもしれませんが最近V‐Liverが無茶苦茶流行ってきていますよね。VTuberの「さくらみこ」さんが東京都の観光大使に選ばれるなど、V業界のニュースも非常に増えてきました。最近はコスプレイヤーさんでも人気のVTuber/V-Liverのコスプレの画像投稿も増えてきています。
そこで私のノートでも、現在人気急上昇のV-Liver専用のライブ配信サービス「IRIAM」についても取り扱いを開始したいと思います。
IRIAMとは
IRIAMは株式会社IRIAMが運営するV-Liver専用のライブ配信サービスです。株式会社IRIAMはもともと株式会社ZIZAIの子会社でしたが、2021年7月にライブ配信最大手のPocochaを運営するDeNA社に買収され、現在はDeNA社の子会社としてIRIAMを運営しています。
V-Liveは市場としても伸びている領域なので各社のライブ配信サービスが対応を進めていますがIRIAMは完全にV-LIVEに特化して実写映像での配信などは行えないサービスになっています。
このIRIAM、すごい勢いで伸びています。先日行われたDeNA社の決算報告会でも売り上げもユーザ数も右肩上がりに伸びていることが報告されており、今もっとも熱い配信サービスと言ってよいと思います。ユーザ数が2年足らずで10倍になり、売上げも去年の2倍とか、とんでもないですよね。
IRIAMの特徴と長所
つづいてそんなIRIAMの特徴と良いところを紹介していきたいと思います。
①V-Liver専用!
これはIRIAMの前提となる特徴になります。17Liveやeveryliveなどの顔出し配信を前提とする配信サービスもV-LIVEを行うことはできるようになっている物が多くあります。
でもそういうプラットフォームでは顔出し配信をしているライバーさん達にどうしても埋もれがちです。
イベントなどもVLiverが参加できるイベントが少なかったりします。大きなイベントがリアルイベント/オフイベントが中心だったり。
でもIRIAMはVLiver専用。当然すべてのイベントがVLIVEを前提にしたものになっていますし、集まるリスナー達もVLiverの配信を見たい人達が集まっていることになります。
Vと顔出しのリアルの違いなどは今後別のノートでまとめていきたいと思います。
②絵一枚あれば配信を始められる!
これもIRIAMの大きな特徴になります。
VLiverを始めるにはそれなりに初期投資がどうしてもかかってきます。3Dであれば専用のモーションキャプチャの機材やパソコンが必要になりますし、Live2Dでもキャラデザインとモデリングなどの工賃で非常に大きな初期投資が必要になります。
でもIRIAMであればキャラクタの絵(立ち絵)が1枚あればすぐにライブ配信を始めることができます。
今ネット上にはイラストを請け負ってくれる絵師さんも多くいますし、イラストを描ける人は自分の絵でも行けます。
V-LIVEを非常に身近にする、気軽に始められるサービスになっています。
③データ通信量が少ない
通常の顔出し配信のサービスの場合、動画をネットワークを経由して転送するのでどうしてもデータ通信量が増えてパケット代なども増えていく傾向にあります。特に高画質なTikTokなどはかなりパケット消費します。
でもIRIAMの場合、最初に絵を送る以外は動作データだけを送ってリスナー側のスマホで映像を作るので非常に少ないデータ通信量で配信を行えます。環境にもよるかもしれませんが私の端末で計測したところではTikTokの10分の1以下でした。また遅延も少なく高画質・高音質なので、リスナー側にもストレスの少ないサービスになっています。
④時給とギフト還元の2重の報酬制度
IRIAMで配信するライバーも他の配信サービスと同様にリスナー達からのギフトによって報酬を得ることができます。この報酬はPocochaと同様に、2つの報酬が得られるようになっています。
ライバーランクに応じた配信の時給
リスナーからのギフトからの還元
ライバーランクなどは別のノートで今後解説しますが、この二つの組合せで報酬を得られるようになっています。このあたりの制度は稼ぎやすさとリスナーからの応援の得やすさで優れていると言われるPocochaと類似した仕組みになっており初心者でも報酬を得られるようになる敷居が低い配信サービスになっています。
IRIAMでライバーになるときの注意点
IRIAMで配信をするときの注意点はいくつかあります。
例えば報酬を得られるようにするには配信時間などのノルマがありますし、他にも絵の著作権などの法的注意や配信内容の制限事項など、注意事項があります。
TikTokやYoutubeのVLiverについては個人勢と事務所勢どっちがいいかという議論は永遠に終わらない紛争としてありますが(この辺は今後解説します)、IRIAMでVLiverを初めるなら事務所に入ることをおすすめします。
Vの経験があるのであれば、いいですがそうでない場合、絵師さんの紹介から始まり、人気が出てきたらLive2Dのモデラーさん達の協力も必要になってくるので、そういう支援ができるマネージャーや人脈を持っているライバー事務所の協力を得ることは必要不可欠です。
さらにVLiverを応援するリスナーは箱推しの傾向が強くでてきます。その点からもリスナーを集められる箱に所属することも重要です。
今後ライバー事務所さんもこのノートシリーズで紹介していこうと思いますが、私の知る有名事務所さんをいくつか列挙しておきます。今回は細かい説明はなく列挙だけ。いずれ各事務所の特徴なども紹介していきたいと思います。
・J-MEDIA(MELLOW)
<公式HP>
<公式Twitter>
・ライバー事務所DAG
<公式HP>
<公式Twitter>
・CrystalNova
<公式HP>
<公式Twitter>
・Razzプロダクション
<公式HP>
<公式Twitter>
・NovelLive
<公式HP>
<公式Twitter>
他にもたくさんありますが、きりがないのでこの辺で。
最後に
今回初めてVLiverの業界、そしてIRIAMについて紹介しました。
実は3カ月前まで私はまったくV-LIVEに興味ありませんでした。ただちょっとひょんなことからIRIAMやYoutubeのVtuber達の配信を見るようになり、実は最近結構2次元の住民になりつつあります。
リアル配信ももちろん魅力ありますがVはVでまた違った魅力、違った楽しみ方もあり、それを今後このノートで発信していこうと思いますので、もしよければ、お気に入り登録と下のスキボタンのを押して応援していただけると幸いです。
よろしくお願いします。