日記2020+2/1/14
死ぬことが怖くないって言ってる中学からの友達がいる
男子特有の破天荒なノリが激しいところとかスポーツが好きな感じが似合ってて尊敬している
高一の時その子と一緒に現場仕事をして20万円くらいずつ貯めた
僕は貯金した
その子は全額ももいろクローバーZに使った
その子は医学部に行ったけどやっぱり死ぬことが怖くならなかった
ドライブの時にその子は思いっきりベタ踏みで加速して180キロくらいを一般道で出した
僕は泣きそうになってその子は笑っていた
その子は中学の頃に平気で悪いことをしてたけど運が良くて捕まってなかっただけだ
僕は何回か痛い目を見て反省した
反省というのはたとえば煙草をいったん辞めたりすることだ
車は速くて少し開いた窓の隙間からは聞いたことのない風の音がした
正直に言うと僕は死ぬことじゃなくて逮捕されることが怖かった
もう大人だろ俺たちは、って思った
その子はウイルス騒ぎが始まっても明るかった
とにかく金を稼いでアイドルに貢ぐしかないって言ってた
全然理解できないけどこれだけはその子に言わなくちゃなっていうのは「俺はお前と二人で死にたくはない」ってことだ
思い出した話
その子はとても賢くてとても馬鹿なやつだ
もう少し世間が落ち着いたら一緒に遊びに行こうと思う
死なないような遊びしかするつもりないけど
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