私のことが好きなら──

俺はもずおさんの“ワケの分からない感じかた”をオカズに、あれこれ思弁を巡らせるのが好きなんだけど、「私のことが好きなら──」という条件節のあとに何を思うかは、その人物の本質を特徴付ける視座や価値観が形を変えて言語化されているように思った。
https://note.mu/mozou/n/n570f1824e373

そして、設問以上に衝撃を受けたのは、もずおさんの答えだった。

「私のことが好きなら、その事実だけでもっと幸せそうに生きることができるはずだ」

これさ、美しい言葉だと思ったんだ。
自分に対する何かを相手に一切求めていない、という点で。
ところがよくよく考えてみると、極端に温度が低い言葉である可能性にも気がつく。
だれかを好きになること自体に幸せを感じられるひとには2種類しかいないからだ。
天使みたいなひとか、あるいは。

ついでに俺も考えてみたよ。
「俺のことが好きなら──」

俺からも好かれてくれ、だ。

#私のことが好きなら


CMのあと、さらに驚愕の展開が!!