低次元な質問
まさか「丸」とか「三角」とか答えさせるつもりだったのかな。なんとも低次元な質問だと思ったんだ。それは国語的に文字通りの意味でもあるんだけど、その“形”は2次元座標上に定義される図形なのか非ユークリッド幾何まで拡張した図形なのか、あるいは立体図形なのかミンコフスキー空間まで拡張した“モデル”なのか、ひねくれ者ならメンガーのスポンジのようなフラクタル図形を挙げそうだし、とりあえず俺の部屋にはヨハネス・ケプラーが17世紀に発見した星型正十二面体の照明がある。
正多面体はケプラーの発見までは5つしか知られていなかったんだけど、ケプラーの発見(星型正十二面体、星型正二十面体)に次いでやっと19世紀に2つ追加され、星型正多面体がこれ以上ないことも証明された歴史がある。
次からは「平面上に作図可能な図形のなかで好きなものは?」と質問するといいよ。幾何学は奥深いね。
CMのあと、さらに驚愕の展開が!!