日本に帰ってきた

時は流れ、2023年5月末になってしまった。

私は一度やるとなったらそこに精を出すが、すぐに飽きてしまう。というわけで、１月のアメリカ旅行からしばらくして2023年も半ばに入ってきてしまった。

日本に帰ってきたものの、特別書くような面白いことはおきず、毎日ぼんやりとテレビを見て過ごす親老夫婦の住む実家に帰ってきた。

実家に帰ってくる新鮮味というのはわずか数日しか続かず、カナダに１年くらい住んでいたことなんて「あれ？夢だったっけ？」と思えるくらいすぐに忘れさせてくれる。

勤め先は同じだが、給料だけは日本円に戻り、業務内容は変わらないのにカナダと比べかなり下がり、これが私の生きるモチベーションをかなり低くしている。

出かけに行こうも、お金がないよなぁ、無駄なもん買う余裕がないなぁ、とお金のなさがよぎり、なんとも面白くない。

この前も、友達と格別魅力のないハワイアンレストランへ行って、オムカレー1200円を食べてしまい大変後悔した。

この大してすごくもない食べ物に1200円も出すなんて、どうかしている。
毎日母の買った野菜、もしくはもやしをレンジで蒸して会社の昼めしに持っていってるというのに、一回の食事でこのなんとも貧乏くさい節約飯が台無しじゃないか。

どれもこれも私の給料が低すぎるせいだ。人はお金に余裕がないと卑屈になるし、何をしても、「でもお金ないしなぁ～」という声が横やりを入れてきて、つまらなくさせるのだ。

それはそうと、1200円のオムカレーって随分高くないか？日本は物価だけは安いところが長所だと思っていたのに。せめて750円くらいにして欲しい。